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言語聴覚士と視能訓練士の違い|仕事内容・資格の位置づけを整理

言語聴覚士と視能訓練士は、どちらも医師の指示のもとで働く医療系の国家資格で、専門的なリハビリ・訓練を担う点が共通します。しかし、扱う領域はまったく異なります。言語聴覚士が「ことば・きこえ・飲み込み」を、視能訓練士が「目・見る力」を担当します。この記事では、両者の違いを整理します。

ペンパス編集部|言語聴覚士と視能訓練士を混同しがちな人・リハビリ系の国家資格を検討している人

言語聴覚士と視能訓練士の違い早わかり比較表

項目言語聴覚士(ST)視能訓練士(ORT)
資格の種類国家資格国家資格
専門領域言語・聴覚・発声・嚥下(飲み込み)視機能の検査・視能矯正
主な対象失語症・難聴・言語発達・嚥下障害の人など斜視・弱視・視力低下のある人など
主な勤務先病院・リハビリ施設・福祉施設など眼科・病院・健診機関など

※ 業務範囲は法令で定められています。最新情報は厚生労働省等の公式情報でご確認ください。

言語聴覚士とは|ことば・きこえ・飲み込みの専門職

言語聴覚士(ST)は、話す・聞く・飲み込むといった機能に困難がある人を支える国家資格です。失語症や構音障害、難聴、子どもの言語発達の遅れ、脳卒中後などの嚥下(飲み込み)障害など、幅広い対象に対して検査・訓練・支援を行います。「コミュニケーションと食べることのリハビリ」を担う専門職です。

視能訓練士とは|目と見る力の専門職

視能訓練士(ORT)は、目の検査と視能矯正を担う国家資格です。視力・視野などの視機能検査を行うほか、斜視や弱視のある人(特に子ども)に対する訓練(視能矯正)を担当します。眼科での検査や、健診での視機能チェックなどで活躍する「目のスペシャリスト」です。

共通点と違いの整理

両者はどちらも、医師の指示のもとで働く国家資格で、専門的な検査・訓練を担う点が共通します。違いは対象領域です。言語聴覚士は「ことば・きこえ・嚥下」、視能訓練士は「目・視機能」と、担当する感覚・機能がはっきり分かれます。どちらも、その領域に特化した唯一無二の専門職です。

どちらを目指すべきか

話す・聞く・食べるといった、人が生きるうえで欠かせない機能を支えたいなら言語聴覚士です。一方、目や見る力にかかわり、眼科領域で検査や視能矯正の専門性を発揮したいなら視能訓練士が向いています。「ことばと飲み込み」か「目と視機能」か、が選び方の分かれ目です。

よくある質問

言語聴覚士と視能訓練士の一番の違いは何ですか?
担当する領域です。言語聴覚士はことば・きこえ・飲み込み(嚥下)を、視能訓練士は目・視機能を専門にします。
どちらも医師の指示が必要ですか?
どちらも医師の指示のもとで検査や訓練を行う国家資格です。
子どもに関わる仕事はどちらですか?
どちらも子どもに関わります。言語聴覚士は言語発達の支援などで、視能訓練士は弱視・斜視の視能矯正などで、子どもと関わる場面があります。
嚥下(飲み込み)のリハビリはどちらの担当ですか?
嚥下障害への対応は言語聴覚士の重要な役割の一つです。視能訓練士は嚥下には関わりません。

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