分野別問題(解説つき)

あん摩マッサージ指圧師国家試験|分野別 問題インデックス

最終更新:2026年8月11日

あん摩マッサージ指圧師国家試験は9分野から出題されます。分野別に代表問題を掲載しています。全1000問をまとめて解くならトレーナーへ進んでください。

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解剖学全150問中 8問を掲載

問1
人体の骨の数は成人でおよそ何個か。
  • 1106個
  • 2306個
  • 3256個
  • ✔206個
  • 5156個
解説:成人の骨格は約206個の骨で構成される。新生児期はより多くの軟骨性の部分があり、成長とともに癒合して減少する。
問2
心臓を構成する層のうち、最も内側にあるのはどれか。
  • 1漿膜
  • ✔心内膜
  • 3線維膜
  • 4心筋層
  • 5心外膜
解説:心臓壁は外側から心外膜・心筋層・心内膜の3層からなり、心内膜は心腔内面を覆う。
問3
上腕二頭筋の起始として正しいのはどれか。
  • 1上腕骨大結節
  • ✔肩甲骨関節上結節・烏口突起
  • 3橈骨粗面
  • 4尺骨鈎状突起
  • 5肩峰
解説:上腕二頭筋は長頭が肩甲骨関節上結節、短頭が烏口突起から起こり、橈骨粗面に停止する。
問4
横隔膜を支配する神経はどれか。
  • ✔横隔神経
  • 2副神経
  • 3舌下神経
  • 4迷走神経
  • 5肋間神経
解説:横隔膜は頸神経叢由来の横隔神経(C3〜C5)に支配される。
問5
大腿四頭筋に含まれないのはどれか。
  • ✔大腿二頭筋
  • 2外側広筋
  • 3中間広筋
  • 4内側広筋
  • 5大腿直筋
解説:大腿四頭筋は大腿直筋・外側広筋・内側広筋・中間広筋の4筋。大腿二頭筋はハムストリングスに属する。
問6
脳神経のうち、顔面の表情筋を支配するのはどれか。
  • 1舌咽神経
  • 2副神経
  • 3迷走神経
  • 4三叉神経
  • ✔顔面神経
解説:顔面神経(第Ⅶ脳神経)は表情筋の運動を支配する。三叉神経は主に咀嚼筋の運動と顔面の感覚を支配する。
問7
肩関節を構成する骨として正しいのはどれか。
  • 1肩甲骨と鎖骨
  • 2上腕骨と尺骨
  • 3上腕骨と橈骨
  • 4鎖骨と胸骨
  • ✔上腕骨と肩甲骨
解説:肩関節(肩甲上腕関節)は上腕骨頭と肩甲骨関節窩からなる球関節である。
問8
坐骨神経が骨盤外に出る際に通過するのはどれか。
  • 1閉鎖孔
  • 2大腿三角
  • ✔大坐骨孔
  • 4鼠径管
  • 5小坐骨孔
解説:坐骨神経は梨状筋下孔を通って大坐骨孔から骨盤外に出て、下肢後面を走行する。

生理学全150問中 8問を掲載

問1
ヘモグロビンの主な働きはどれか。
  • 1浸透圧維持
  • 2血液凝固
  • ✔酸素運搬
  • 4ホルモン運搬
  • 5免疫反応
解説:赤血球中のヘモグロビンは肺で酸素と結合し、全身の組織へ運搬する。
問2
心臓の刺激伝導系で電気的興奮が最初に発生するのはどれか。
  • 1ヒス束
  • ✔洞房結節
  • 3心室筋
  • 4房室結節
  • 5プルキンエ線維
解説:洞房結節(右心房内)は固有の自動能により最初に興奮し、心臓のペースメーカーとして働く。
問3
副交感神経の興奮によって起こる反応はどれか。
  • ✔消化管運動亢進
  • 2気管支拡張
  • 3瞳孔散大
  • 4発汗増加
  • 5心拍数増加
解説:副交感神経は「休息と消化」に働き、消化管運動・分泌を促進する。他の選択肢は交感神経優位で起こる反応である。
問4
インスリンを分泌する組織はどれか。
  • 1下垂体前葉
  • 2副腎皮質
  • ✔膵臓ランゲルハンス島B細胞
  • 4甲状腺
  • 5副甲状腺
解説:インスリンは膵臓ランゲルハンス島のB細胞(β細胞)から分泌され、血糖値を低下させる。
問5
安静時の呼吸運動における主動筋はどれか。
  • ✔横隔膜
  • 2腹直筋
  • 3僧帽筋
  • 4大胸筋
  • 5広背筋
解説:安静呼吸の主動筋は横隔膜と外肋間筋であり、特に横隔膜の役割が大きい。
問6
体温調節中枢が存在するのはどれか。
  • 1大脳皮質
  • ✔視床下部
  • 3中脳
  • 4小脳
  • 5延髄
解説:視床下部には体温調節中枢があり、発汗・血管運動・震えなどを統合的に調節する。
問7
動脈血の正常なpHの範囲はどれか。
  • 17.0〜7.2
  • ✔7.35〜7.45
  • 36.8〜7.0
  • 47.5〜7.7
  • 57.8〜8.0
解説:動脈血のpHは通常7.35〜7.45という狭い範囲に維持されている。
問8
筋収縮のエネルギー源として直接利用されるのはどれか。
  • 1アミノ酸
  • 2脂肪酸
  • 3グリコーゲン
  • 4グルコース
  • ✔ATP
解説:筋収縮はATPの加水分解によって得られるエネルギーを直接利用し、ミオシン頭部の運動を引き起こす。

病理学全80問中 8問を掲載

問1
炎症の4主徴に含まれないのはどれか。
  • 1発熱
  • 2発赤
  • 3疼痛
  • 4腫脹
  • ✔麻痺
解説:炎症の4主徴は発赤・腫脹・発熱・疼痛である(機能障害を加え5主徴とすることもある)。麻痺は主徴に含まれない。
問2
良性腫瘍の特徴として正しいのはどれか。
  • 1被膜を持たないことが多い
  • 2転移しやすい
  • ✔増殖が緩やかである
  • 4細胞異型が強い
  • 5周囲組織に浸潤する
解説:良性腫瘍は増殖が緩徐で被膜を有することが多く、浸潤・転移を起こしにくい。
問3
結核結節などにみられる、チーズ様外観を呈する壊死はどれか。
  • 1壊疽
  • 2融解壊死
  • 3脂肪壊死
  • 4凝固壊死
  • ✔乾酪壊死
解説:乾酪壊死は結核などにみられる特徴的な壊死形態で、チーズ様の外観を呈する。
問4
血栓などが血流によって運ばれ、他部位の血管を閉塞する病態はどれか。
  • ✔塞栓症
  • 2血栓症
  • 3虚血
  • 4うっ血
  • 5出血
解説:塞栓症は血栓などの遊離物が血流に乗って移動し、末梢血管を閉塞する病態である。
問5
即時型(Ⅰ型)アレルギー反応に主に関与する抗体はどれか。
  • ✔IgE
  • 2IgM
  • 3IgD
  • 4IgA
  • 5IgG
解説:Ⅰ型アレルギー(即時型)は肥満細胞上のIgEを介したヒスタミン放出などが主体である。
問6
動脈硬化の危険因子として適切でないのはどれか。
  • ✔十分な運動習慣
  • 2脂質異常症
  • 3高血圧
  • 4糖尿病
  • 5喫煙
解説:運動習慣は動脈硬化の予防因子であり危険因子ではない。他の4つは代表的な危険因子である。
問7
発熱の機序に関与する物質はどれか。
  • 1フィブリノーゲン
  • ✔プロスタグランジン
  • 3アルブミン
  • 4ヘモグロビン
  • 5インスリン
解説:発熱物質(パイロジェン)は視床下部でのプロスタグランジンE2産生を介し、体温調節点を上昇させる。
問8
組織の萎縮の原因とならないのはどれか。
  • 1神経支配の消失
  • 2栄養障害
  • 3加齢
  • 4廃用
  • ✔過剰な運動負荷
解説:過剰な運動負荷は通常、組織の肥大を招く。廃用・除神経・栄養障害・加齢は萎縮の原因となる。

衛生学・公衆衛生学全70問中 8問を掲載

問1
WHO憲章による健康の定義に含まれないのはどれか。
  • ✔経済的に豊かな状態
  • 2単に疾病がないことではない
  • 3精神的に良好な状態
  • 4身体的に良好な状態
  • 5社会的に良好な状態
解説:WHO憲章は健康を身体的・精神的・社会的に完全に良好な状態と定義しており、経済的な豊かさは要件としていない。
問2
予防接種のように疾病の発生そのものを予防する取り組みはどれに分類されるか。
  • ✔一次予防
  • 2分類の対象外
  • 3二次予防
  • 4四次予防
  • 5三次予防
解説:一次予防は疾病発生前の予防(予防接種・生活習慣改善等)を指す。二次予防は早期発見・早期治療、三次予防はリハビリ・再発防止にあたる。
問3
感染症法において結核が分類されるのはどれか。
  • 1三類感染症
  • 2一類感染症
  • 3五類感染症
  • 4四類感染症
  • ✔二類感染症
解説:結核は感染症法上、二類感染症に分類されている。
問4
平均寿命の算出に用いられる指標はどれか。
  • ✔0歳の平均余命
  • 2致命率
  • 3有病率
  • 4死亡率
  • 5罹患率
解説:平均寿命は0歳児が今後生きると期待される平均年数、すなわち0歳の平均余命として算出される。
問5
労働安全衛生法に基づき事業者に義務付けられているのはどれか。
  • 1従業員の給与決定
  • 2商品の販売
  • 3労働組合の設立
  • ✔定期健康診断の実施
  • 5株主総会の開催
解説:労働安全衛生法により、事業者は労働者に対する定期健康診断の実施等が義務付けられている。
問6
感染症成立の三大要因の組み合わせとして正しいのはどれか。
  • 1感染源・気候・栄養状態
  • ✔感染源・感染経路・宿主の感受性
  • 3感染源・季節・治療法
  • 4感染経路・季節・免疫力
  • 5宿主の感受性・気温・湿度
解説:感染症の成立には感染源・感染経路・宿主の感受性の3要因が関わるとされる。
問7
日本の上水道の消毒に一般的に用いられるのはどれか。
  • ✔塩素
  • 2エタノール
  • 3紫外線のみ
  • 4加熱のみ
  • 5ホルマリン
解説:日本の上水道では塩素消毒が広く用いられ、水道法により残留塩素の管理が定められている。
問8
「健康日本21」の目的として適切なのはどれか。
  • 1医療費の即時削減のみを目的とする
  • 2労働時間の短縮のみ
  • ✔生活習慣病の予防等を通じた健康寿命の延伸
  • 4感染症の撲滅のみを目的とする
  • 5高齢者医療の廃止
解説:健康日本21は生活習慣病予防などを通じ、健康寿命の延伸と健康格差の縮小を目指す国民健康づくり運動である。

関係法規全120問中 8問を掲載

問1
あん摩マッサージ指圧師の免許を与えるのはどれか。
  • 1医師会長
  • 2市町村長
  • 3保健所長
  • 4都道府県知事
  • ✔厚生労働大臣
解説:あん摩マッサージ指圧師の免許は、厚生労働大臣が付与する国家資格である。
問2
あん摩マッサージ指圧師免許の欠格事由となり得るのはどれか。
  • 1独身であること
  • 2視覚障害があること
  • ✔心身の障害により業務を適正に行うことができない者
  • 4未成年であること
  • 5外国籍であること
解説:心身の障害により業務を適正に行うことができない者等は、免許の欠格事由となり得る。
問3
あん摩マッサージ指圧師が施術所を開設した場合の届出について正しいのはどれか。
  • 1資格更新の手続きで代替できる
  • 2届出は任意である
  • 3届出は開設後1年以内でよい
  • 4医師の指示があれば届出は不要
  • ✔開設後10日以内に都道府県知事等へ届出が必要
解説:施術所を開設した場合、開設後10日以内に都道府県知事等への届出が義務付けられている。
問4
あん摩マッサージ指圧師に認められていない行為はどれか。
  • 1疲労回復目的の施術
  • 2保健の目的での施術
  • ✔診断書の交付
  • 4リラクゼーション目的の施術
  • 5血行促進を目的とした施術
解説:診断書の交付は医師の業務であり、あん摩マッサージ指圧師には認められていない。
問5
あん摩マッサージ指圧師に認められていない行為はどれか。(医薬品に関するもの)
  • 1施術録の記載
  • ✔薬剤の処方
  • 3血行促進を目的とした施術
  • 4手指・用具の消毒
  • 5保健の目的での施術
解説:薬剤の処方は医師の専権事項であり、あん摩マッサージ指圧師には認められていない。
問6
あん摩マッサージ指圧師の業務範囲について正しいのはどれか。
  • 1手術を行える
  • 2診断を行い治療方針を決定できる
  • ✔あん摩・マッサージ・指圧の施術を業とする
  • 4薬の調剤を行える
  • 5はり・きゅうも無条件に行える
解説:あん摩マッサージ指圧師はあん摩・マッサージ・指圧を業として行うことが認められた資格である。
問7
あん摩マッサージ指圧師免許の取消し又は業務停止の事由となり得るのはどれか。
  • ✔罰金以上の刑に処せられたとき
  • 2施術料金の改定
  • 3結婚
  • 4開業場所の変更
  • 5転居
解説:罰金以上の刑に処せられた場合等は、免許の取消し又は業務停止の事由となり得る。
問8
あん摩マッサージ指圧師名簿の登録事務を行うのはどれか。
  • 1市町村
  • ✔厚生労働省
  • 3保健所
  • 4都道府県
  • 5医師会
解説:あん摩マッサージ指圧師名簿の登録は厚生労働省(指定登録機関)が行う。

東洋医学概論全100問中 8問を掲載

問1
陰陽説において「陽」に分類されるのはどれか。
  • 1下降
  • ✔動
  • 3寒
  • 4静
  • 5内
解説:陰陽説では動的・上昇・温・外・明などが「陽」に分類され、静的・下降・寒・内・暗は「陰」に分類される。
問2
五行説で「木」に対応する五臓はどれか。
  • 1心
  • ✔肝
  • 3腎
  • 4肺
  • 5脾
解説:五行説では木-肝、火-心、土-脾、金-肺、水-腎が対応するとされる。
問3
気・血・津液のうち、脈中を流れ全身を栄養するのはどれか。
  • 1神
  • ✔血
  • 3津液
  • 4精
  • 5気
解説:血は脈中を流れ、全身の組織を栄養する基本物質とされる。
問4
五行相生の関係で、肝(木)が生じるのはどれか。
  • ✔心(火)
  • 2肝自身
  • 3肺(金)
  • 4脾(土)
  • 5腎(水)
解説:相生関係は木生火・火生土・土生金・金生水・水生木であり、肝(木)は心(火)を生む。
問5
東洋医学における「脾」の主な機能はどれか。
  • 1蔵精を主る
  • 2疏泄を主る
  • 3気を主る
  • 4血を貯蔵する
  • ✔運化(消化吸収)を主る
解説:脾は運化を主り、飲食物から水穀の精微を作り出し全身に運ぶ機能を担うとされる。
問6
「腎」が主るとされる働きはどれか。
  • 1宣発粛降
  • 2運化
  • 3疏泄
  • ✔蔵精・発育・生殖
  • 5統血
解説:腎は精を蔵し、成長・発育・生殖・水液代謝などに深く関わるとされる。
問7
四診法に含まれないのはどれか。
  • 1切診
  • 2問診
  • 3聞診
  • 4望診
  • ✔触診のみを重視する診断法
解説:四診は望診・聞診・問診・切診の4つであり、いずれか一つの診察法に限定されるものではない。
問8
気の作用のうち、体を温め体温を維持する作用はどれか。
  • ✔温煦作用
  • 2推動作用
  • 3防御作用
  • 4固摂作用
  • 5気化作用
解説:気の温煦作用は体を温め体温を維持する働きを指す。

経絡経穴概論全120問中 8問を掲載

問1
正経十二経脈の数はどれか。
  • ✔12本
  • 210本
  • 320本
  • 48本
  • 514本
解説:正経十二経脈は手足の陰陽三経(手三陰・手三陽・足三陰・足三陽)からなる12本の経脈である。
問2
奇経八脈に含まれないのはどれか。
  • 1衝脈
  • 2督脈
  • ✔手陽明大腸経
  • 4帯脈
  • 5任脈
解説:手陽明大腸経は正経十二経脈の一つであり、奇経八脈には含まれない。
問3
手の陽明大腸経が終わる部位はどれか。
  • ✔鼻翼外方(迎香)
  • 2口角
  • 3耳前
  • 4手指先端
  • 5目頭
解説:手陽明大腸経は迎香穴(鼻翼外方)で終わり、足陽明胃経に連絡する。
問4
経穴「合谷」が属する経脈はどれか。
  • 1足陽明胃経
  • 2足太陰脾経
  • ✔手陽明大腸経
  • 4手少陰心経
  • 5手太陰肺経
解説:合谷は手陽明大腸経に属する要穴で、第1・第2中手骨間に位置する。
問5
経穴「足三里」が属する経脈はどれか。
  • 1足少陽胆経
  • 2足太陰脾経
  • ✔足陽明胃経
  • 4足太陽膀胱経
  • 5足厥陰肝経
解説:足三里は足陽明胃経に属する代表的な要穴で、犢鼻の下3寸に位置する。
問6
経穴の位置を測る際の同身寸(指寸法)について正しいのはどれか。
  • 1施術者の指の幅を基準とする
  • ✔患者本人の指の幅を基準とする
  • 3定規による絶対値を用いる
  • 4標準的な成人男性の指を基準とする
  • 5体重に基づいて計算する
解説:同身寸(骨度法・指寸法)は患者本人の身体を基準に長さを測る方法で、指の幅なども患者本人のものを用いる。
問7
経穴「百会」の位置として正しいのはどれか。
  • ✔頭頂部正中線上
  • 2眉間
  • 3耳介前方
  • 4鼻根部
  • 5後頭部下端
解説:百会は督脈に属し、頭頂部の正中線上、両耳尖を結ぶ線との交点付近に位置する。
問8
郄穴の特徴について正しいのはどれか。
  • 1四肢末端にのみ存在する
  • 2慢性疾患のみに用いる
  • 3十二経すべてには存在しない
  • 4背部にのみ存在する
  • ✔急性症状や痛みに反応しやすいとされる
解説:郄穴は経気が深く集まる部位とされ、急性症状や痛みの治療によく用いられる。

あん摩マッサージ指圧理論全100問中 8問を掲載

問1
あん摩の基本手技に含まれないのはどれか。
  • 1揉捏法
  • 2叩打法
  • ✔罨法
  • 4軽擦法
  • 5圧迫法
解説:罨法(温罨法・冷罨法)は物理療法に分類され、あん摩の基本手技(軽擦・揉捏・圧迫・叩打・振戦等)には含まれない。
問2
指圧の基本原則として正しいのはどれか。
  • 1皮膚を強くこする
  • 2関節を強引に動かす
  • 3常に高速で連続的に叩く
  • 4強い力で瞬間的に押す
  • ✔垂直に持続的な圧を加える
解説:指圧は母指や手掌などを用いて身体に垂直に持続的な圧を加えることを基本原則とする。
問3
マッサージの軽擦法の主な目的はどれか。
  • 1骨の変形矯正
  • 2神経の切断
  • 3関節可動域の拡大
  • 4筋の深部を強く揉みほぐす
  • ✔リンパ・静脈還流の促進
解説:軽擦法は求心性(末梢から中枢)に行うことが多く、血液・リンパの還流促進に有効とされる。
問4
あん摩マッサージ指圧の施術で特に注意を要する状態はどれか。
  • 1一般的な不眠
  • ✔急性炎症・出血傾向のある部位
  • 3単純な肩こり
  • 4慢性的な疲労
  • 5軽度の運動不足
解説:急性炎症、出血傾向、悪性腫瘍局所、感染症急性期などは禁忌または施術に特に注意を要する状態である。
問5
揉捏法の主な作用はどれか。
  • 1発熱の直接的抑制
  • 2皮膚表面の摩擦のみ
  • ✔筋の緊張緩和と血行促進
  • 4神経伝達の遮断
  • 5骨折部の固定
解説:揉捏法は筋肉をつかんで揉むことにより、筋緊張の緩和や血行促進をはかる手技である。
問6
圧迫法を行う際の一般的な圧の方向はどれか。
  • ✔体表に対して垂直
  • 2ランダムな方向
  • 3体表に対して水平
  • 4体表に対して斜め45度
  • 5常に遠心性方向のみ
解説:圧迫法(指圧を含む)は体表に対して垂直に圧を加えることが基本とされる。
問7
叩打法に分類される手技はどれか。
  • 1母指圧迫
  • 2曲手法(強擦法)
  • ✔切打法
  • 4さすり法
  • 5振せん法
解説:叩打法にはタッピング法・切打法・殴打法などがあり、リズミカルに叩く手技の総称である。
問8
あん摩マッサージ指圧の全身的な生理作用として期待されるのはどれか。
  • 1免疫抗体の直接産生
  • 2視力の回復
  • 3骨密度の急激な増加
  • ✔血液循環の促進
  • 5骨折の治癒促進
解説:あん摩マッサージ指圧には血液・リンパ循環の促進、筋緊張の緩和、自律神経調整などの作用が期待される。

リハビリテーション医学・臨床医学各論全110問中 8問を掲載

問1
関節可動域(ROM)の測定に用いる器具はどれか。
  • 1聴診器
  • 2パルスオキシメーター
  • 3体温計
  • 4血圧計
  • ✔ゴニオメーター(角度計)
解説:関節可動域は角度計(ゴニオメーター)を用いて測定する。
問2
徒手筋力テスト(MMT)で、重力に抗してfull ROM動かせるが強い抵抗には耐えられない場合の段階はどれか。
  • ✔段階4
  • 2段階3
  • 3段階1
  • 4段階2
  • 5段階5
解説:MMTは0〜5の6段階評価で、段階4は重力・若干の抵抗に抗して動かせるが強い抵抗には耐えられない状態を指す。
問3
脳卒中後の片麻痺で慢性期によくみられる筋緊張異常はどれか。
  • 1筋緊張は常に正常である
  • 2完全な感覚脱失が必発する
  • ✔痙縮
  • 4筋力は常に健側より強くなる
  • 5弛緩性麻痺が生涯持続する
解説:脳卒中後は急性期の弛緩性麻痺を経て、多くの症例で慢性期に痙縮(筋緊張亢進)がみられるようになる。
問4
高齢者の廃用症候群の予防に有効なのはどれか。
  • 1活動制限の徹底
  • 2水分摂取の制限
  • 3長期臥床の徹底
  • ✔早期離床・早期リハビリテーション
  • 5日光を避けること
解説:廃用症候群の予防には、可能な限り早期からの離床・運動が重要とされる。
問5
糖尿病の三大合併症に含まれないのはどれか。
  • 1糖尿病性網膜症
  • 2糖尿病性腎症
  • 3糖尿病性神経障害
  • ✔甲状腺機能亢進症
  • 5上記全て含まれる
解説:糖尿病の三大合併症は網膜症・腎症・神経障害であり、甲状腺機能亢進症は含まれない。
問6
高血圧の生活指導として適切でないのはどれか。
  • 1減塩
  • 2適度な運動
  • 3禁煙
  • 4適正体重の維持
  • ✔過度の飲酒継続
解説:高血圧の管理には減塩・運動・禁煙・体重管理が推奨され、過度の飲酒は血圧上昇因子となる。
問7
五十肩(肩関節周囲炎)の特徴として正しいのはどれか。
  • 1必ず外傷を伴う
  • 2感染症の一種である
  • ✔中高年に好発し肩の疼痛と可動域制限を呈する
  • 4小児に好発する
  • 5常に手術が第一選択となる
解説:五十肩は中高年に好発する肩関節周囲の疼痛・可動域制限を主症状とする病態である。
問8
腰部脊柱管狭窄症の特徴的な症状はどれか。
  • 1発疹
  • 2発熱
  • 3安静時の激しい頭痛
  • ✔間欠性跛行
  • 5視力障害
解説:腰部脊柱管狭窄症では歩行により下肢のしびれ・痛みが増悪し、休むと軽快する間欠性跛行が特徴的である。