問題まとめ(Bメソッド)

2級土木施工管理技士|問題まとめ

最終更新:2026年8月11日

2級土木施工管理技士の頻出テーマを1ページにまとめました。上から順に解けます。

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土工

問1
土量の変化率に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • 1変化率Lは、締め固めた土量を地山の土量で除して求める。
  • 2変化率Cは、ほぐした土量を地山の土量で除して求める。
  • 3変化率Lは、一般に1より小さい値となる。
  • ✔変化率Cは、一般に1より小さい値となる。
  • 5土量計算では、変化率は土質にかかわらず一定である。
解説:L=ほぐした土量/地山土量(一般に1より大)、C=締固め後土量/地山土量(一般に1より小)。変化率は土質により異なる。
問2
盛土の締固めに関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ✔締固め度は、室内試験の最大乾燥密度に対する現場の乾燥密度の比で表す。
  • 2含水比は、締固めの効果に影響しない。
  • 3一層の締固め後の仕上り厚さは、材料によらず一定にする。
  • 4締固めは、含水比が高いほど効果が大きい。
  • 5最適含水比では、乾燥密度が最小になる。
解説:締固め度=現場乾燥密度/室内最大乾燥密度×100(%)。最適含水比で乾燥密度が最大となり、含水比は締固め効果に大きく影響する。
問3
軟弱地盤対策工法に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ✔サンドドレーン工法は、透水性の高い砂柱を設けて排水距離を短縮し、圧密を促進する。
  • 2表層排水工法は、地盤深部の水を強制的に排水する工法である。
  • 3置換工法は、軟弱層をそのまま残して上部を締め固める工法である。
  • 4サンドマット工法は、盛土内部に砂の層を設けて盛土の重量を増す工法である。
  • 5緩速載荷工法は、短期間で急速に盛土を仕上げる工法である。
解説:サンドドレーンは鉛直砂柱により排水距離を短縮し圧密を早める。置換は軟弱層を除去・置換、緩速載荷は時間をかけて載荷する工法。
問4
建設機械の用途に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • 1バックホウは、機械の位置より高い所の掘削に最も適する。
  • ✔クラムシェルは、深い掘削や基礎掘削に適する。
  • 3ブルドーザは、長距離の運搬に最も適する。
  • 4スクレーパは、締固めに用いる。
  • 5タイヤローラは、掘削に用いる。
解説:バックホウは機械位置より低い所の掘削向き。クラムシェルは深い立坑・基礎掘削に適する。スクレーパは掘削・運搬、タイヤローラは締固め用。
問5
土の原位置試験に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ✔標準貫入試験は、地盤のN値や相対密度を求める試験である。
  • 2平板載荷試験は、土の粒度分布を求める試験である。
  • 3砂置換法は、土の含水比のみを求める試験である。
  • 4CBR試験は、土の透水係数を求める試験である。
  • 5一軸圧縮試験は、地盤の支持力係数を直接求める試験である。
解説:平板載荷→地盤反力係数・支持力、砂置換→現場密度、CBR→路床・路盤の支持力比を求める。
問6
盛土の施工に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • 1敷均しは、厚いほど締固め効果が高い。
  • ✔盛土材料は、締固め後のせん断強さが大きく、圧縮性が小さいものがよい。
  • 3含水比の高い粘性土は、そのまま盛土に用いるのが最も適する。
  • 4盛土の締固めは、降雨時に行うと効果的である。
  • 5敷均し・締固めは、施工含水比を無視して行う。
解説:良い盛土材料は、せん断強さが大きく圧縮性・透水性が小さく施工性が良いもの。敷均しは薄く、降雨時の締固めは避ける。
問7
のり面保護工のうち、植生を用いない工法はどれか。
  • 1種子散布工
  • 2張芝工
  • 3植生マット工
  • ✔コンクリート吹付け工
  • 5筋芝工
解説:コンクリート吹付け工は構造物によるのり面保護工。他は植生工(植物の根で表層を保護)。
問8
掘削・積込み・運搬・敷均しを1台で行える建設機械はどれか。
  • 1バックホウ
  • ✔スクレーパ
  • 3タイヤローラ
  • 4モータグレーダ
  • 5タンパ
解説:スクレーパは掘削・積込・運搬・敷均しを一連で行える。中〜長距離の土工に適する。

コンクリート工

問1
フレッシュコンクリートに関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • 1スランプが大きいほど、コンクリートは硬い。
  • ✔ブリーディングとは、練混ぜ水の一部が表面に上昇する現象である。
  • 3ワーカビリティーは、硬化後の強度を表す性質である。
  • 4材料分離は、スランプが小さいほど生じやすい。
  • 5レイタンスは、コンクリートの強度を高める良質な層である。
解説:スランプが大きい=軟らかい。ワーカビリティーは打込みやすさ。レイタンスはブリーディングに伴い表面に生じる脆弱層で除去が必要。
問2
コンクリートの配合に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • 1水セメント比が大きいほど、圧縮強度は大きくなる。
  • ✔水セメント比が小さいほど、耐久性・水密性は向上する。
  • 3単位水量は多いほど、乾燥収縮が小さくなる。
  • 4空気量が増すほど、圧縮強度は増加する。
  • 5細骨材率は、大きいほど単位水量を減らせる。
解説:水セメント比が小さいほど強度・耐久性・水密性が向上(ただし施工性は低下)。単位水量が多いと乾燥収縮増大、空気量増で強度は低下。
問3
コンクリートの打込みに関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • 1打込みは、目的の位置から遠くまで横流しして行う。
  • ✔打重ねは、下層と上層が一体となるよう許容時間内に行う。
  • 3型枠内での自由落下高さは、高いほどよい。
  • 4打込み中に生じたブリーディング水は、そのまま打ち込む。
  • 52層以上の場合、上層と下層を別々に締め固めればよい。
解説:横流しは材料分離の原因となり不可。自由落下高さは低く抑える。ブリーディング水は取り除く。締固めは上層の振動機を下層に挿入し一体化させる。
問4
内部振動機(棒状バイブレータ)による締固めに関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • 1挿入間隔は1m程度とする。
  • ✔下層コンクリートに10cm程度挿入する。
  • 3引抜きは、素早く行う。
  • 4横移動を目的として使用する。
  • 51箇所の加振時間は30秒以上を標準とする。
解説:挿入間隔は50cm以下、下層に10cm程度挿入、加振時間は5〜15秒程度、引抜きは徐々に(穴を残さない)。横移動目的では使わない。
問5
コンクリートの養生に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • 1養生期間中は、乾燥させて硬化を促進する。
  • ✔湿潤養生は、セメントの水和反応を十分に進めるために行う。
  • 3気温が低いほど、養生期間は短くてよい。
  • 4直射日光や風は、初期養生に有利である。
  • 5早強ポルトランドセメントは、普通セメントより長い養生を要する。
解説:硬化には水分が必要なため湿潤養生を行う。低温ほど水和が遅く養生期間は長くなる。早強は普通より短期間でよい。
問6
コンクリートの混和材料に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ✔AE剤は、微細な空気を連行しワーカビリティーと凍害抵抗性を向上させる。
  • 2減水剤は、単位水量を増やす目的で使用する。
  • 3フライアッシュは、水和熱を増大させる。
  • 4高炉スラグ微粉末は、初期強度を著しく高める。
  • 5膨張材は、乾燥収縮を増大させる。
解説:減水剤は所要のワーカビリティーを保ちつつ単位水量を減らす。フライアッシュ・高炉スラグは水和熱を低減、膨張材は収縮ひび割れの低減に用いる。
問7
鉄筋の加工・組立てに関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • 1かぶりとは、鉄筋の中心から表面までの距離である。
  • ✔かぶりは、鉄筋の腐食防止や耐火の観点から確保する。
  • 3鉄筋は、原則として熱間で曲げ加工する。
  • 4継手は、最大曲げモーメントの生じる断面に集中させる。
  • 5組立て後の鉄筋は、油や浮きさびが付着していてよい。
解説:かぶりは「鉄筋表面」からコンクリート表面までの最短距離。原則は常温(冷間)加工、継手は応力の小さい位置に分散、付着物は除去する。
問8
コンクリートの打継目に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • 1打継目は、できるだけせん断力の大きい位置に設ける。
  • ✔水平打継目では、レイタンスを除去し健全な面を露出させる。
  • 3打継面は、乾燥させてから新コンクリートを打ち込む。
  • 4鉛直打継目は、旧コンクリートと縁を切って施工する。
  • 5打継目の位置は、構造上重要な位置を選ぶ。
解説:打継目はせん断力の小さい位置に設ける。レイタンス等を除去し、打継面は湿潤状態にして一体化を図る。

基礎工

問1
既製杭の施工に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • 1打撃工法は、無騒音・無振動で施工できる。
  • ✔中掘り工法は、杭の中空部にオーガを通して掘削しながら沈設する。
  • 3プレボーリング工法は、打撃により杭を打ち込む工法である。
  • 4バイブロハンマ工法は、杭頭を静かに押し込む工法である。
  • 5圧入工法は、大きな騒音・振動を伴う。
解説:打撃工法は騒音・振動が大きい。プレボーリングはあらかじめ掘削した孔に杭を建て込む。圧入は静的で低騒音・低振動。
問2
場所打ちコンクリート杭に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ✔オールケーシング工法は、ケーシングチューブで孔壁を保護しながら掘削する。
  • 2アースドリル工法は、ハンマグラブで掘削する。
  • 3リバースサーキュレーション工法は、孔内に泥水を使わない。
  • 4深礎工法は、機械掘削のみで人力を伴わない。
  • 5場所打ち杭は、既製杭に比べ騒音・振動が大きい。
解説:アースドリルは回転バケットで掘削、リバースは孔内水(泥水)で孔壁を保護、深礎は人力掘削を伴う。場所打ちは一般に低騒音・低振動。
問3
土留め工に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • 1親杭横矢板工法は、遮水性が高く地下水位の高い地盤に適する。
  • ✔鋼矢板工法は、遮水性があり地下水位の高い地盤に適する。
  • 3ヒービングは、砂質地盤で生じる現象である。
  • 4ボイリングは、粘性土地盤で生じやすい。
  • 5切ばりは、土留め壁を外側から支える部材である。
解説:親杭横矢板は遮水性が低い。ヒービングは軟弱粘性土で底面が隆起、ボイリングは砂質土で地下水により砂が噴き上がる現象。切ばりは内側から支持する。
問4
ケーソン基礎に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • 1オープンケーソンは、圧気により地下水を排除して掘削する工法である。
  • ✔ニューマチックケーソンは、作業室に圧縮空気を送り、地下水の浸入を防いで掘削する。
  • 3ケーソンは、軟弱地盤の浅い基礎に限り用いる。
  • 4ケーソンの沈設中は、周面摩擦を大きくして沈めやすくする。
  • 5ニューマチックケーソンは、深さの制限がなく大深度でも自由に施工できる。
解説:圧気を使うのはニューマチック(潜函)。周面摩擦は小さくして沈設する。ニューマチックは高気圧障害の観点から施工深度に制限がある。
問5
直接基礎に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • 1直接基礎は、支持層が深い地盤に適する。
  • ✔基礎底面は、支持地盤に密着させ滑動抵抗を確保する。
  • 3基礎地盤が岩盤の場合、平滑に仕上げて摩擦を小さくする。
  • 4支持力は、基礎の根入れ深さに関係しない。
  • 5直接基礎は、杭基礎より常に支持力が大きい。
解説:直接基礎は支持層が浅い場合に用いる。岩盤は不陸を残す等して滑動抵抗を確保。根入れが深いほど支持力は一般に増す。
問6
既製杭の施工に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • 1杭は、支持層に到達しなくても所定本数打てばよい。
  • 2群杭の支持力は、常に杭1本の支持力の単純合計となる。
  • 3杭の鉛直性は、施工管理上考慮しなくてよい。
  • ✔打込み杭工法では、打止め管理(貫入量等)により支持力を確認する。
  • 5杭頭は、設計位置とずれてもよい。
解説:打撃工法では1打あたりの貫入量やリバウンド等で打止め・支持力を管理する。支持層到達・鉛直性・杭心位置の確保も重要。
問7
土留め支保工に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • 1切ばりは、鉛直方向に土留め壁を支える。
  • 2火打ちばりは、土留め壁を外側へ押し出す部材である。
  • 3支保工の点検は、設置後は不要である。
  • 4中間杭は、腹起しを支える部材である。
  • ✔腹起しは、土留め壁が受ける土圧を切ばりに伝える部材である。
解説:腹起しは壁面の土圧を受けて切ばりに伝達。切ばりは水平方向に支え、中間杭は切ばりの座屈防止・支持のために設ける。
問8
河川内の仮締切り工に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ✔鋼矢板を用いた二重締切りは、水深の大きい場所にも適用できる。
  • 2締切り内の湧水・雨水は、排水しないのがよい。
  • 3締切り工は、出水期を選んで施工するのがよい。
  • 4土のう締切りは、大水深・急流部に最も適する。
  • 5締切り高さは、計画水位を考慮しなくてよい。
解説:二重(自立式)鋼矢板締切りは水深の大きい箇所に適する。締切り内は排水し、施工は原則として非出水期に計画水位を考慮して行う。

専門土木

問1
河川堤防に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ✔堤防の拡築(腹付け)は、原則として堤内地側(裏のり)に行う。
  • 2堤防に用いる土は、透水性の大きい砂質土が最も適する。
  • 3堤防の施工では、締固めを行わずに敷き均す。
  • 4引堤は、堤防を川表側へ移動させる工事である。
  • 5川表とは、堤防の堤内地側をいう。
解説:腹付けは堤内地側(裏)が原則。堤体材料は透水性が小さい方がよい。引堤は堤防を堤内地側へ後退させる。川表=川側、川裏=堤内地側。
問2
河川護岸に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ✔高水護岸は、複断面河川で高水時に堤防の表のりを保護する。
  • 2根固工は、護岸ののり肩を保護する。
  • 3護岸ののり覆工は、基礎工の下部に設ける。
  • 4低水護岸は、洪水時のみ水に浸かる部分を保護する。
  • 5天端工は、河床の洗掘を防止する。
解説:根固工はのり先・河床の洗掘防止。のり覆工は基礎工の上に設ける。低水護岸は低水路を維持し常時流水部を保護する。
問3
アスファルト舗装に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • 1プライムコートは、基層と表層の付着をよくするために散布する。
  • ✔タックコートは、アスファルト混合物層相互の接着のために散布する。
  • 3路床は、舗装の最上部の層である。
  • 4締固めは、温度が低い順に初転圧・二次転圧・仕上げ転圧を行う。
  • 5交通開放は、舗装表面温度が高いうちに行う。
解説:プライムコートは路盤と上層の接着・路盤面安定のために散布。締固めは高温側から低温側へ進む。交通開放は表面が十分冷えてから行う。
問4
アスファルト混合物の締固め作業の順序として適当なものはどれか。
  • ✔敷均し→継目転圧→初転圧→二次転圧→仕上げ転圧
  • 2敷均し→初転圧→継目転圧→仕上げ転圧→二次転圧
  • 3敷均し→二次転圧→初転圧→継目転圧→仕上げ転圧
  • 4敷均し→仕上げ転圧→二次転圧→初転圧→継目転圧
  • 5敷均し→初転圧→二次転圧→仕上げ転圧→継目転圧
解説:継目転圧・初転圧(ロードローラ)→二次転圧(タイヤローラ等)→仕上げ転圧の順で行う。
問5
コンクリート舗装に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • 1コンクリート舗装は、アスファルト舗装に比べたわみ性が大きい。
  • ✔目地は、温度変化による膨張・収縮やひび割れに対応するために設ける。
  • 3養生は不要である。
  • 4コンクリート版は、路床の上に直接設ける。
  • 5交通開放は、打設直後に可能である。
解説:コンクリート舗装は剛性(版)舗装でたわみ性は小さい。目地により膨張・収縮・ひび割れに対応。所要強度発現まで養生を行い交通開放する。
問6
コンクリートダムに関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ✔RCD工法は、超硬練りコンクリートを振動ローラで締め固める。
  • 2ダムの基礎処理には、盛土工が用いられる。
  • 3コンソリデーショングラウチングは、止水を主目的とする。
  • 4ダムコンクリートは、水和熱を大きくするよう配合する。
  • 5転流工は、完成後の放流設備である。
解説:基礎処理はグラウチング。カーテングラウチングが止水目的、コンソリデーションは基礎岩盤の一体化・補強。水和熱は低減する。転流工は施工中の流水処理設備。
問7
山岳トンネルのNATMに関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • 1吹付けコンクリートは、地山の緩みを促進する。
  • ✔ロックボルトは、地山を締め付け一体化させ、地山の支持力を保持させる。
  • 3支保工は、掘削後できるだけ時間をおいて施工する。
  • 4発破掘削は、機械掘削に比べ硬岩に不向きである。
  • 5覆工コンクリートは、掘削と同時に打設する。
解説:吹付けは地山の緩みを抑える。支保は掘削後速やかに設置。硬岩は発破掘削が有利。覆工は支保後の内空変位が収束してから打設する。
問8
鋼構造物の防食に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ✔塗装は、鋼材を大気から遮断して腐食を防ぐ。
  • 2溶融亜鉛めっきは、鋼材の腐食を促進する。
  • 3耐候性鋼材は、塗装しないと数年で腐食貫通する。
  • 4電気防食は、鋼材を陽極にして防食する。
  • 5ボルト接合部は、防食の必要がない。
解説:溶融亜鉛めっきは犠牲防食で腐食を抑える。耐候性鋼は緻密なさび層で腐食進行を抑制。電気防食は鋼材を陰極にする。接合部も防食が必要。

法規

問1
労働基準法上、原則として正しいものはどれか。
  • 1使用者は、労働者に休憩時間を与えなくてよい。
  • ✔労働時間は、原則1日8時間、1週40時間を超えてはならない。
  • 3使用者は、少なくとも毎月1回の休日を与えればよい。
  • 4賃金は、原則として現物で支払う。
  • 5満18歳未満でも、深夜業をさせることができる。
解説:休日は原則毎週1回(または4週4日)。賃金は通貨払いが原則。年少者(満18歳未満)は原則として深夜業禁止。
問2
労働基準法上、年少者について正しいものはどれか。
  • ✔満18歳に満たない者を、原則として午後10時から午前5時までの深夜に使用してはならない。
  • 2満16歳以上であれば、坑内労働に制限はない。
  • 3年少者には、危険有害業務を自由に行わせてよい。
  • 4満15歳未満の児童は、原則として労働者として使用できる。
  • 5年少者の年齢を証明する書面は、事業場に備え付ける必要がない。
解説:満18歳未満は坑内労働・危険有害業務が原則禁止。児童(一定年齢未満)の使用は原則禁止。年齢を証明する戸籍証明書等の備付けが必要。
問3
労働安全衛生法上、作業主任者を選任すべき作業として正しいものはどれか。
  • ✔掘削面の高さが2m以上となる地山の掘削作業
  • 2高さ4mの足場の組立て等の作業
  • 3高さ4mのコンクリート造の工作物の解体作業
  • 4軽微な仮設物の設置作業
  • 5一般的な資材の運搬作業
解説:地山の掘削作業主任者は掘削面の高さ2m以上で選任。足場の組立て等・コンクリート造工作物の解体等は高さ5m以上で作業主任者の選任が必要。
問4
建設業法上、正しいものはどれか。
  • 1主任技術者は、請負代金の管理のみを行う。
  • ✔主任技術者は、施工計画の作成・工程管理・品質管理等の技術上の管理をつかさどる。
  • 3元請の特定建設業者は、下請金額にかかわらず監理技術者を置かなくてよい。
  • 4主任技術者は、現場に配置しなくてよい。
  • 5建設業の許可は、一度受ければ更新は不要である。
解説:主任技術者・監理技術者は技術上の管理を担う。一定額以上の下請契約を締結する特定建設業者は監理技術者を置く。建設業許可は5年ごとの更新が必要。
問5
道路法上、道路の占用について正しいものはどれか。
  • ✔道路に工作物を設け継続して道路を使用する場合、道路管理者の許可が必要である。
  • 2道路の占用に、許可は不要である。
  • 3占用許可は、警察署長が与える。
  • 4道路占用者は、占用料を支払う義務がない。
  • 5道路を掘削する場合は、届出のみでよい。
解説:道路占用(電柱・地下埋設物・足場等の継続使用)は道路管理者の許可が必要。原則として占用料が課される。交通規制に関する許可は警察署長(別制度)。
問6
河川法上、正しいものはどれか。
  • ✔河川区域内で工作物を新築する場合、河川管理者の許可が必要である。
  • 2河川区域内の土地の掘削は、許可不要である。
  • 3河川区域内で竹木を植栽するのに、許可は不要である。
  • 4河川区域内での土地の占用は、自由である。
  • 5準用河川は、国土交通大臣が管理する。
解説:河川区域内での工作物の新築・改築、土地の掘削・盛土、土地の占用等は河川管理者の許可が必要。準用河川は市町村長が管理する。
問7
建築基準法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • 1建築物には、これに附属する門や塀は含まれない。
  • ✔建築とは、建築物を新築・増築・改築・移転することをいう。
  • 3主要構造部には、間仕切壁や間柱が含まれる。
  • 4特殊建築物には、一戸建て住宅が含まれる。
  • 5建ぺい率とは、延べ面積の敷地面積に対する割合である。
解説:門・塀も建築物に含まれる。主要構造部に間仕切壁・間柱等は含まれない。延べ面積/敷地面積は容積率。建ぺい率は建築面積/敷地面積。
問8
火薬類取締法上、正しいものはどれか。
  • 1火薬類を運搬する場合、運搬に関する届出は一切不要である。
  • ✔火薬類の取扱いには、火薬類取扱保安責任者などの資格や保安体制が必要な場合がある。
  • 3消費されなかった火薬類は、その場に放置してよい。
  • 4火工所では、火薬と火気を同一場所で扱ってよい。
  • 5火薬庫内では、通常の履物のまま自由に出入りしてよい。
解説:一定の運搬には都道府県公安委員会への届出等が必要。残火薬は所定の方法で管理・返納。火気厳禁で、火薬庫内では鉄びょう付き履物等を避けるなどの措置が必要。

施工管理法

問1
施工計画の立案に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • 1施工計画は、過去の経験のみに基づいて決定すればよい。
  • ✔施工計画は、契約条件・現場条件を十分に調査して立案する。
  • 3施工計画は、一つの案のみを検討すればよい。
  • 4施工計画の検討は、現場担当者個人のみで行う。
  • 5発注者の求める品質は、施工計画で考慮しなくてよい。
解説:施工計画は契約・現場条件の事前調査を踏まえ、複数案を比較検討し、組織的に立案する。要求品質の確保が前提。
問2
各種工程表に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • 1バーチャート(横線式)は、各作業の相互関係が明確に把握できる。
  • ✔ネットワーク式工程表は、作業の相互関係とクリティカルパスを明確にできる。
  • 3出来高累計曲線は、作業ごとの所要日数を表す。
  • 4ガントチャートは、各作業の完了時点を暦日で表す。
  • 5座標式工程表は、一般の建築工事に最も適する。
解説:バーチャートは作成が容易だが相互関係は不明確。ガントチャートは達成率(%)を表す。座標式(斜線式)はトンネル・道路など線状工事に適する。
問3
ネットワーク工程表におけるクリティカルパスに関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • 1所要日数が最も短い経路である。
  • ✔全体の工期を決定する、最も日数を要する経路である。
  • 3クリティカルパス上の作業には、余裕(フロート)が多い。
  • 4クリティカルパスは、常に1本しか存在しない。
  • 5クリティカルパス上の作業が遅れても、工期に影響しない。
解説:クリティカルパスは開始から終了までの最長経路で工期を支配する。経路上の作業は余裕(フロート)が0で、遅れると全体工期に直結する。複数存在することもある。
問4
工程管理曲線(バナナ曲線)に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • 1出来高が上方許容限界曲線を上回るときは、工程が遅れている。
  • ✔実施工程曲線が、許容限界内に入るよう管理する。
  • 3予定工程曲線は、直線で表す。
  • 4下方許容限界を下回っても、対策は不要である。
  • 5工程管理曲線は、原価管理には全く使えない。
解説:実施工程曲線が上下の許容限界(バナナ形)内に収まるよう管理する。予定は一般にS字曲線。上限超過は進みすぎ、下限割れは遅れで対策が必要。
問5
足場に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ✔高さ2m以上の作業場所の作業床は、幅40cm以上とし、床材間のすき間は3cm以下とする。
  • 2作業床には、手すり等の墜落防止設備は不要である。
  • 3足場の材料は、著しい損傷・腐食のあるものでもよい。
  • 4足場の組立て後の点検は、不要である。
  • 5つり足場では、作業床にすき間を大きく設ける。
解説:高さ2m以上の作業床は幅40cm以上・床材間すき間3cm以下等が求められる。手すり等の墜落防止設備を設け、損傷材は使用せず、組立て後・悪天候後は点検する。
問6
明り掘削の作業に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ✔地山の崩壊のおそれがあるときは、点検者を配置し必要な措置を講じる。
  • 2掘削面の高さにかかわらず、点検は不要である。
  • 3運搬機械等の運行経路は、労働者に周知しなくてよい。
  • 4掘削は、常に垂直に掘り下げるのが安全である。
  • 5地山の掘削では、こう配基準を守る必要はない。
解説:明り掘削では、点検者による地山の点検、運行経路・誘導者の配置、地山に応じた掘削面のこう配・土止め等の崩壊防止措置が必要。
問7
型枠支保工に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • 1コンクリートの打込み中は、型枠支保工の点検を行わない。
  • ✔支柱の脚部は、滑動・沈下を防止する措置を講じる。
  • 3支柱の継手は、いかなる方法でもよい。
  • 4型枠支保工の組立図は、作成しなくてよい。
  • 5支柱は、地盤の状態にかかわらず直接地盤上に立ててよい。
解説:打込み中も異常の有無を監視・点検する。支柱脚部は敷板等で滑動・沈下を防ぎ、継手は突合せ・差込み等の確実な方法とし、組立図に基づき施工する。
問8
ヒストグラムに関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • 1データの時間的な変化・推移を把握するのに用いる。
  • ✔データのばらつきの状態や規格値との関係を把握できる。
  • 3二つの特性の相関を調べるのに用いる。
  • 4不良項目を大きい順に並べ、重点を絞るのに用いる。
  • 5作業の手順を表すのに用いる。
解説:ヒストグラムは分布(ばらつき・中心・規格との関係)を見る。時間推移は折れ線・管理図、相関は散布図、重点管理はパレート図。