資格試験の直前1週間の過ごし方|最後に点を伸ばす総仕上げ
直前1週間の使い方で、得点は数点から十数点変わります。この時期は新しい知識を入れる期間ではなく、すでに持っているものを確実に出せる状態に整える期間です。
・残り7日の日別プラン
・この時期にやってはいけないこと
・前日にやるべきこと
・当日の朝と試験直前
直前1週間の基本方針
不安から新しい問題集に手を出す人がいますが、逆効果です。見たことのない問題が解けないという経験は、自信を削るだけで得点には結びつきません。
【1】すでに間違えた問題を回す
最も得点が伸びるのは、一度間違えた問題を確実にできるようにすることです。新規の知識より、取りこぼしの回収のほうが効率が高くなります。
残り7日の日別プラン
具体的な配分の一例です。生活のリズムに合わせて調整してください。
間違えた問題の一覧を全部回します。1周目で解けなかった問題を中心に、解けるようになるまで繰り返します。
2回目の通し演習。1回目より時間配分が改善しているかを確認します。ここで大きく崩れる場合は、当日の捨て問の基準を厳しく設定し直します。
暗記事項の総ざらい。数値、基準値、用語など、直前に詰め込める項目に絞ります。30分程度で全体を通せる分量に圧縮しておくのが理想です。
新しいことはやりません。すでに覚えたものを確認するだけにとどめ、早めに就寝します。
この時期にやってはいけないこと
得点を下げる行動を挙げておきます。
手をつけていない分野を今から始めても、本番までに使える水準にはなりません。その時間を得点源の精度向上に使ってください。
解けない問題に時間を使うと、自信が削られます。この時期に必要なのは、解ける問題を確実に解ける状態にすることです。
睡眠不足は判断力を下げます。詰め込んだ知識より、失われる判断力のほうが損失として大きくなります。
SNSで他の受験者の状況を見ると、不安が増すだけです。この時期は情報を遮断してください。
前日にやるべきこと
試験前日は、学習より準備に時間を使ってください。
受験票、身分証明書、筆記用具、時計。試験によって持ち込み可能なものが異なるため、受験案内を再確認します。前日に揃えておけば、当日の朝に慌てません。
所要時間、乗り換え、最寄り駅からの徒歩ルート。当日の朝に調べるのでは遅すぎます。余裕を持った到着時刻を決めておいてください。
起床時刻、食事、出発時刻を決めます。試験開始の3時間前には起きておくと、頭が働く状態で本番に臨めます。
暗記事項の一覧を1回だけ通します。それ以上はやらず、早めに寝てください。前日の学習で得られる点数より、睡眠で維持できる判断力のほうが価値があります。
当日の朝と試験直前
当日の過ごし方にも、押さえるべき点があります。
普段どおりのものを食べてください。験担ぎで普段と違うものを食べて体調を崩すのは、避けたい事態です。
開始の30分前には着いておきます。席に座って落ち着く時間があるかどうかで、最初の数問の出来が変わります。
新しいことは見ません。暗記事項の一覧か、間違えた問題のメモを眺める程度にとどめます。
問題数と制限時間を確認し、1問あたりの持ち時間を計算してください。この一手間で、以降の判断がすべて速くなります。
本番でのミスを防ぐ
実力があっても、当日の判断で落とすことがあります。防げるミスを挙げます。
難しい問題に粘って後半を失うのが、最も多い失点パターンです。事前に決めた捨て問の基準に従い、迷わず飛ばしてください。
見直しの時間を最低5分確保します。1問ずれていた場合の損失は、難問1問より圧倒的に大きくなります。
「正しいもの」を選ぶのか「誤っているもの」を選ぶのか。焦っているときほど起きるミスです。設問の末尾に印をつける習慣をつけておくと防げます。
手応えが悪くても、途中で投げないでください。体感と実際の得点は、しばしば大きくずれます。
よくある質問
前日に何時間勉強すべきですか?
直前に模試を受けるべきですか?
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※ 試験日程・受験料・合格率などの数値は変動します。受験前に試験実施団体の最新情報を必ずご確認ください。