第二種と第一種電気工事士はどちらを取るべきか
第二種と第一種は上下関係にある資格です。したがって「どちらか」ではなく「どこまで進むか」を考えるのが正しい問いになります。どっちが自分に合うのか、難易度・仕事・年収の3点で確かめてください。
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第二種と第一種は上下関係にある資格です。したがって「どちらか」ではなく「どこまで進むか」を考えるのが正しい問いになります。どっちが自分に合うのか、難易度・仕事・年収の3点で確かめてください。
早わかり比較表
| 項目 | 第二種電気工事士 | 第一種電気工事士 |
|---|---|---|
| 扱える範囲 | 一般用電気工作物(住宅・小規模店舗など) | 自家用電気工作物(工場・ビルなど)も対象 |
| 受験資格 | なし(誰でも受験可) | なし(ただし免状交付に実務経験が必要) |
| 難易度 | 入門。学科+技能 | 第二種の上位。範囲が広く技能も高度 |
| 主な勤務先 | 電気工事会社・ビル管理・住宅設備 | 電気工事会社・工場・大型施設 |
| 向いている人 | まず電気の仕事に入りたい | 大規模設備まで扱いたい |
※受験資格・免状交付の要件は改定されることがあります。必ず電気技術者試験センター等の公式情報でご確認ください。
難易度で比べる
第二種は電気系資格の入門にあたります。学科試験と技能試験があり、学科は50〜150時間程度、技能は工具と練習用材料を使った反復で対応できます。受験資格がなく、誰でも挑戦できます。
第一種は扱う範囲が広がるぶん、学科の内容が深くなります。高圧受電設備や電気理論の比重が増し、技能試験でもより複雑な作業が求められます。第二種の知識が土台になるため、順に進むのが標準です。
仕事内容で比べる
第二種は、一般用電気工作物、つまり住宅や小規模店舗の屋内配線、コンセント、照明、分電盤といった工事が対象です。
第一種はこれに加えて、最大電力500キロワット未満の自家用電気工作物を扱えます。工場、ビル、大型店舗の受変電設備や幹線工事が対象に入るため、担当できる現場の規模が大きく変わります。
なお、第一種は試験に合格しただけでは免状が交付されません。所定の実務経験(おおむね3年以上)が必要です。この点は計画に織り込んでおく必要があります。
年収で比べる
第一種のほうが扱える範囲が広く、企業にとっての価値も高くなります。資格手当も第一種のほうが高く設定される傾向にあります。
ただし、第二種でも住宅設備やビル管理の分野では十分に評価されます。まず第二種で就職し、実務経験を積みながら第一種を目指すという流れが、収入面でも現実的です。
どちらを取るべきか
順序は明確で、まず第二種です。受験資格がなく、電気の基礎から技能まで体系的に身につきます。未経験からこの分野に入る人にとって、実質的な入場券になります。
第一種は、第二種を取得して実務に就いた後の目標です。免状交付に実務経験が必要である以上、この順序を飛ばす意味はほとんどありません。
よくある質問
いきなり第一種を受けられますか?
第二種だけでも仕事はありますか?
技能試験は独学で対応できますか?
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