問1植栽工事における「水極め」の説明として正しいものはどれか。
- ✔植え穴に水を注ぎながら土を締め、根と土を密着させる方法
- 2肥料を与える作業
- 3剪定の一手法
- 4支柱を立てる作業
解説:水極めは、植え穴に苗木等を据え付けた後、水を注ぎながら土を流し込んで締め固め、根と土を密着させる植付け方法である。
問2植栽工事における「土極め」の説明として正しいものはどれか。
- ✔水を用いず土を突き固めて根を固定する植付け方法
- 2水のみで植え付ける方法
- 3剪定作業の名称
- 4肥料の種類の名称
解説:土極めは、水を用いずに土を層状に入れながら突き固め、根鉢を固定していく植付け方法である。
問3移植後の樹木にかん水(灌水)を行う主な目的はどれか。
- ✔根の活着を促し乾燥による枯死を防ぐ
- 2土壌のpHを下げる
- 3害虫を駆除する
- 4剪定作業を省略する
解説:移植直後の樹木は根の吸水能力が低下しているため、かん水により土壌水分を保持し、乾燥による枯死を防ぎ活着を促す必要がある。
問4剪定の目的として適切でないものはどれか。
- 1樹形を整え日照・通風を確保する
- 2病害虫の被害を受けた枝を除去する
- ✔樹木の根を全て切断する
- 4花芽の着生を促進する
解説:剪定は樹形の整正、日照・通風の確保、病害虫被害枝の除去、花芽の着生促進などを目的とするが、根を全て切断することは剪定の目的ではなく樹木を枯死させる恐れがある。
問5芝生の目土(めつち)を行う主な目的はどれか。
- ✔芝の生育を促し地表面の凹凸を整える
- 2芝を枯死させる
- 3石材を固定する
- 4配管の勾配を決める
解説:目土は、芝生の表面に薄く土を散布する作業で、地表面の凹凸を整えるとともに芝の萌芽・生育を促進する効果がある。
問6法面(のりめん)の緑化工事における「筋芝工」の説明として正しいものはどれか。
- ✔法面に筋状に芝を張り緑化する工法
- 2法面をコンクリートで全面被覆する工法
- 3法面を垂直に切り立たせる工法
- 4法面に水をためる工法
解説:筋芝工は、法面に一定間隔で筋状(帯状)に芝を張り付け、時間の経過とともに周囲に芝が広がることで緑化を図る工法である。
問7土工事における「切土」の説明として正しいものはどれか。
- ✔地盤を掘削し土を取り除く工事
- 2土を盛り上げる工事
- 3地盤を凍結させる工事
- 4コンクリートを打設する工事
解説:切土は、既存の地盤を計画された高さまで掘削し、土を取り除く土工事である。
問8擁壁工事における「裏込め材」の目的として適切なものはどれか。
- ✔擁壁背面の排水を促し土圧の増加を抑制する
- 2擁壁の色を変える
- 3擁壁の高さを増す
- 4植栽の肥料として用いる
解説:裏込め材(砕石等)は擁壁背面に設置し、背面の水を排水しやすくすることで水圧の増加による土圧上昇を抑制し、擁壁の安定性を確保する。
問9園路の路盤材として一般に用いられる材料はどれか。
解説:園路の路盤には、締固めやすく支持力を確保できる砕石が一般的に使用される。
問10透水性舗装の主な目的はどれか。
- ✔雨水を地中に浸透させ排水負荷を軽減する
- 2雨水を完全に遮断する
- 3地表面の温度を上げる
- 4耐荷重性能を無くす
解説:透水性舗装は、舗装表面から雨水を地中に浸透させることで、下水道等への排水負荷軽減やヒートアイランド対策等の効果が期待される。
問11植栽工事における「支柱」の一形式である「八ツ掛支柱」の特徴として適切なものはどれか。
- ✔複数本の支柱を交差させて樹木を支持する形式
- 2支柱を1本のみ垂直に立てる形式
- 3地中に埋設し見えなくする形式
- 4水のみで固定する形式
解説:八ツ掛支柱は、複数本の丸太等を交差させて組み合わせ、樹木を安定的に支持する伝統的な支柱形式の一つである。
問12公園施設のあずまや等の木造工事における防腐対策として適切なものはどれか。
- ✔防腐処理された木材の使用や防腐塗料の塗布
- 2木材に一切の処理を施さないこと
- 3常に水に浸しておくこと
- 4塗装を禁止すること
解説:屋外に設置される木造施設は腐朽しやすいため、防腐処理された木材の使用や防腐塗料の塗布などの対策が講じられる。
問13移植工事における「根巻き」の説明として正しいものはどれか。
- ✔掘り取った根鉢が崩れないよう縄やこも等で巻き固定すること
- 2根に肥料を巻きつけること
- 3根を完全に切除すること
- 4根に着色すること
解説:根巻きは、掘り取った樹木の根鉢が輸送や植付けの過程で崩れないよう、縄やこも、麻布等で巻いて固定する作業である。
問14公園における遊具設置工事で、転落時の衝撃を緩和するために遊具周囲に施す舗装を何というか。
- ✔安全(クッション)舗装
- 2アスファルト舗装のみ
- 3土間コンクリート舗装
- 4石張り舗装のみ
解説:遊具の周囲には、利用者が転落した際の衝撃を緩和するためゴムチップ舗装や砂場など、いわゆる安全(クッション)舗装が施されることが一般的である。
問15植栽基盤整備における「耕うん」の目的として適切なものはどれか。
- ✔土壌を耕して膨軟にし通気性・透水性を改善する
- 2土壌を固く締め固める
- 3土壌の色を変える
- 4配管を埋設する
解説:耕うんは、土壌を耕して固結した状態をほぐし膨軟にすることで、根の伸長に適した通気性・透水性の良い土壌構造をつくる作業である。
問16石積み(間知石積み等)における「控え」の説明として正しいものはどれか。
- ✔石材の奥行き(背面への長さ)
- 2石材の表面の色
- 3石材の重量のみ
- 4石材の産地
解説:控えとは、石積みに用いる石材の表面から奥行き方向(背面)への長さを指し、積み石の安定性に関わる重要な要素である。
問17植栽地の排水不良を改善するために設ける施設として適切なものはどれか。
解説:植栽地の排水不良(過湿)を改善するため、地中に排水管等を埋設する暗渠排水を設けることがある。
問18移植した高木の樹勢回復のために行う剪定を何というか。
- ✔枝抜き剪定(透かし剪定等の樹勢回復のための剪定)
- 2全ての枝を切除する伐採
- 3花のみを摘み取る摘花
- 4根を全て切除する作業
解説:移植後は根の吸水能力低下に見合うよう蒸散量を抑える目的等で、枝を間引く枝抜き(透かし)剪定を行い樹勢の回復を図ることがある。
問19コンクリート平板舗装の施工における下地(路盤)の役割として適切なものはどれか。
- ✔平板を支持し不同沈下を防ぐ
- 2平板の色を決める
- 3植栽の肥料となる
- 4排水を完全に遮断する
解説:路盤は、上部に設置する平板やブロック等を安定的に支持し、不同沈下や陥没を防止する役割を持つ。
問20工事現場で使用する「重機」のうち、法面や地盤の締固めに用いられる機械はどれか。
- ✔ローラー(振動ローラー等)
- 2クレーンのみ
- 3ダンプトラックのみ
- 4コンプレッサーのみ
解説:ローラー(振動ローラー等)は、土やアスファルト等を締め固めるために使用される代表的な建設機械である。
問21モルタル・コンクリート工事における「養生」の目的として正しいものはどれか。
- ✔硬化中の乾燥や急激な温度変化を防ぎ強度発現を助ける
- 2色を変化させる
- 3重量を軽くする
- 4硬化を早めて即日撤去可能にする
解説:コンクリート等の養生は、打設後の乾燥や急激な温度変化を防ぎ、水和反応による強度発現を適切に進行させるために行う。
問22石張り舗装における「目地」の役割として適切なものはどれか。
- ✔石材間の隙間を埋め、動きの吸収や排水を助ける
- 2石材の色を変える
- 3石材の重量を減らす
- 4石材の産地を示す
解説:目地は石材と石材の間に設ける隙間・充填部で、温度変化等による伸縮の吸収や、雨水の排水経路の確保などの役割を持つ。
問23植栽工事における「支柱の設置」で留意すべき事項として適切なものはどれか。
- ✔支柱と幹が擦れて傷まないよう当て布等を用いる
- 2支柱と幹を直接金属線で強く縛り付ける
- 3支柱は根鉢の中心に打ち込む
- 4支柱は設置後に一切点検しない
解説:支柱を設置する際は、幹に直接添え木や結束材が擦れて樹皮を傷めないよう、杉皮や当て布等を介して結束することが望ましい。
問24移植後の樹木における「幹巻き」の目的として適切なものはどれか。
- ✔強い日射や乾燥・凍害から幹を保護する
- 2幹の色を変える
- 3幹を完全に密閉し呼吸を止める
- 4害虫を誘引する
解説:幹巻きは、こもや麻布等で幹を巻くことにより、移植直後の樹木の幹が強い直射日光や乾燥、凍害等の影響を受けるのを軽減する目的で行われる。
問25地盤改良における「表土保全」の考え方として正しいものはどれか。
- ✔工事前に良質な表土を仮置きし、後で植栽基盤等に再利用する
- 2表土は常に廃棄しなければならない
- 3表土保全の概念は造園工事に無関係である
- 4表土は必ず地中深くに埋設する
解説:表土保全は、工事に先立ち有機物を含む良質な表土をあらかじめ剥ぎ取って仮置きし、工事完了後の植栽基盤の造成等に再利用する取組みである。
問26植栽工事における「客土置換」の説明として正しいものはどれか。
- ✔不良な既存土を撤去し良質な土と入れ替えること
- 2既存土をそのまま利用すること
- 3土を全く使用しないこと
- 4コンクリートに置き換えること
解説:客土置換は、植栽に不適な既存の土壌を掘り取って撤去し、良質な土壌と入れ替える土壌改良の手法である。
問27石積み工事における「胴込めコンクリート」の役割として適切なものはどれか。
- ✔石材背面の隙間を充填し一体性・安定性を高める
- 2石材の表面の色を整える
- 3石材の重量を軽くする
- 4植栽の肥料として使用する
解説:胴込めコンクリートは、練石積み等において石材の背面の隙間に充填するコンクリートで、石材相互及び背面地盤との一体性・安定性を高める役割を持つ。
問28工事現場における「丁張り」の目的として正しいものはどれか。
- ✔施工の高さや位置の基準を現地に示す
- 2資材を保管する
- 3作業員を休憩させる
- 4近隣に説明を行う
解説:丁張りは、掘削や盛土、構造物構築等に先立ち、施工の高さや位置、勾配の基準を現地に杭や貫板で示す作業である。
問29植栽地の土壌改良材として用いられる「バーク堆肥」の説明として正しいものはどれか。
- ✔樹皮を発酵させてつくる有機質改良材
- 2鉱物質のみからなる改良材
- 3化学合成された無機質資材
- 4金属を主成分とする資材
解説:バーク堆肥は、樹皮(バーク)を発酵させてつくる有機質の土壌改良材で、土壌の物理性(通気性・保水性等)の改善に用いられる。
問30法面保護工の一つである「植生マット工」の説明として正しいものはどれか。
- ✔種子等を含んだマットを法面に敷設し緑化する工法
- 2法面を全面コンクリートで覆う工法
- 3法面に水路を掘る工法のみ
- 4法面を垂直に切り立たせる工法
解説:植生マット工は、種子や肥料などをあらかじめ含んだマット状の資材を法面に敷設し、発芽・生育により緑化を図る法面緑化工法の一つである。
問31造園工事における「伐採・伐根」の説明として正しいものはどれか。
- ✔樹木を切り倒し、必要に応じて根を掘り取り除去すること
- 2樹木を新たに植えること
- 3樹木に肥料を与えること
- 4樹木を剪定するのみのこと
解説:伐採は樹木を切り倒すこと、伐根はその根株を掘り取って除去することを指し、造園工事における既存樹木の撤去に関する作業である。
問32移植工事における「仮植え」の説明として正しいものはどれか。
- ✔最終的な植栽場所へ植える前に一時的に植え付けておくこと
- 2永久的に植栽する最終的な作業
- 3剪定作業の別名
- 4施肥作業の別名
解説:仮植えは、掘り取った樹木を最終的な植栽場所へ植え付けるまでの間、一時的に別の場所へ植えておくことをいう。
問33植栽基盤における「深耕」の説明として正しいものはどれか。
- ✔地表から深い層まで土を耕し膨軟にすること
- 2地表のみを浅く耕すこと
- 3土を全く耕さないこと
- 4コンクリートを打設すること
解説:深耕は、地表面だけでなく比較的深い層まで土を耕し膨軟にすることで、根が深く伸長できる植栽基盤を整える作業である。
問34石組み(庭石の組み方)における「三尊石組」の説明として正しいものはどれか。
- ✔中心となる主石とそれを補佐する脇石により構成される伝統的な石組手法
- 21個の石のみを単独で据える手法
- 3全ての石を同じ大きさにそろえる手法
- 4石を全く使用しない手法
解説:三尊石組は、仏教の三尊仏(中尊とその両脇の脇侍)になぞらえ、中心となる主石とそれを引き立てる脇石を組み合わせて据える日本庭園の伝統的な石組手法である。
問35植栽工事における「支柱撤去」の一般的な考え方として正しいものはどれか。
- ✔根が十分に活着した後、適切な時期に撤去することが望ましい
- 2支柱は永久に撤去しない
- 3植栽直後にすぐ撤去する
- 4支柱の撤去時期は考慮する必要がない
解説:支柱は樹木の活着を助けるための仮設的な養生であり、根が十分に活着し自立可能となった段階で、適切な時期に撤去することが望ましいとされる。
問36移植工事における「水鉢(みずばち)」の説明として正しいものはどれか。
- ✔植え付けた樹木の周囲に土を盛り水を溜められるようにした窪み
- 2剪定に用いる道具
- 3肥料の種類
- 4石材の名称
解説:水鉢は、植え付けた樹木の根元周囲に土を盛って堤状にし、かん水の際に水が周囲に流れ出さず根元に浸透しやすいようにする施工手法である。
問37植栽工事における「元肥(もとごえ)」の説明として正しいものはどれか。
- ✔植え付け時にあらかじめ土に混合しておく肥料
- 2生育途中で追加的に与える肥料
- 3収穫後に与える肥料
- 4肥料を全く与えないこと
解説:元肥は、植え付け作業の際にあらかじめ植え穴の土に混ぜ込んでおく肥料で、初期の生育を支える目的で施される。
問38植栽工事における「追肥(ついひ)」の説明として正しいものはどれか。
- ✔植栽後の生育状況に応じて追加的に施す肥料
- 2植え付け前にのみ施す肥料
- 3肥料を与えないための措置
- 4剪定作業の別名
解説:追肥は、植栽後の樹木の生育状況を見ながら、生育の維持・促進のために追加的に施す肥料をいう。
問39生垣の植栽工事において、目的に応じた密植の考え方として正しいものはどれか。
- ✔早期に隙間のない生垣とするため通常より密な間隔で植栽することがある
- 2生垣には植栽間隔の概念がない
- 3生垣は必ず1本の樹木のみで構成する
- 4密植は生垣には一切用いられない
解説:生垣は目隠しや境界形成の機能を早期に発揮させるため、単木植栽より狭い間隔で密に植栽されることが一般的である。
問40植栽基盤整備における「有効土層」の説明として正しいものはどれか。
- ✔根が健全に伸長できる、適切な性質を持った土の層の厚さ
- 2配管を埋設する深さのこと
- 3舗装の厚さのこと
- 4地下水位の深さそのもの
解説:有効土層は、樹木の根が健全に伸長・生育できる、適切な硬さ・通気性・排水性等を備えた土の層の厚さを指し、樹木の規模に応じて必要な厚さの目安が示される。
問41石積み工事における「谷積み」の説明として正しいものはどれか。
- ✔石材を斜めに配置し目地を谷型に通す積み方
- 2石材を水平方向のみに一直線に積む方法
- 3石材を全く使用しない工法
- 4コンクリートのみで構成する工法
解説:谷積み(矢羽積み)は、石材を斜め方向に配置し、目地が谷型(V字状)に通るように積んでいく石積みの伝統的な工法の一つである。
問42植栽基盤の「ポーラスコンクリート」を用いた舗装の特徴として正しいものはどれか。
- ✔内部に多数の空隙を持ち透水性・通気性に優れる
- 2水を全く通さない構造
- 3重量が極めて軽く強度がない
- 4植栽には一切使用されない材料
解説:ポーラスコンクリートは、内部に連続した空隙を持つ多孔質のコンクリートで、透水性・通気性に優れ、園路や植栽基盤周辺の舗装に用いられることがある。
問43植栽工事における「深植え」が引き起こしやすい問題として適切なものはどれか。
- ✔根の呼吸阻害等により生育不良や枯死を招きやすい
- 2常に生育が促進される
- 3全く問題を生じない
- 4花付きが必ず良くなる
解説:深植え(根鉢を必要以上に深く埋めること)は、根の呼吸が阻害されやすくなるなど、生育不良や枯死の原因となることがあるため注意が必要とされる。
問44移植工事における「土壌診断」の目的として適切なものはどれか。
- ✔植栽に適した土壌かどうかをpHや養分等から評価する
- 2樹木の価格を診断する
- 3近隣住民の意見を診断する
- 4工期の遅延を診断する
解説:土壌診断は、植栽予定地の土壌についてpH、養分、物理性等を分析し、植栽に適した土壌であるかどうかを評価するために行われる。
問45法面緑化工事における「種子吹付工」の説明として正しいものはどれか。
- ✔種子・肥料・土壌等を法面に吹き付けて緑化する工法
- 2コンクリートのみを吹き付ける工法
- 3石材のみを吹き付ける工法
- 4水のみを吹き付ける工法
解説:種子吹付工は、種子、肥料、土壌改良材等を水と混合し、専用の機械で法面に吹き付けることで植生の発芽・定着を図る緑化工法である。
問46植栽工事における「支柱の腐朽」を防ぐための一般的な対策として適切なものはどれか。
- ✔防腐処理された木材を使用する等の対策を講じる
- 2支柱には対策が一切不要
- 3支柱を常に水に浸しておく
- 4支柱を土中に完全に埋設する
解説:屋外に設置される支柱は雨風にさらされ腐朽しやすいため、防腐処理を施した木材の使用など、耐久性を高める対策が講じられることがある。