分野別問題(解説つき)

動力車操縦者(電車運転士)|分野別 問題インデックス

最終更新:2026年9月3日

動力車操縦者(電車運転士)の筆記試験は6分野から出題されます。分野別に代表問題を掲載しています。全1200問をまとめて解くならトレーナーへ進んでください。

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運転理論全401問中 8問を掲載

問1
次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • 1粘着係数はレールが湿っているときに上昇する。
  • ✔直流電化では変電所間隔が交流電化より短くなる傾向がある。
  • 3減速度を大きくすると制動距離は長くなる。
  • 4列車の運動エネルギーは速度に比例する。
  • 5走行抵抗は速度が増加すると減少する。
解説:【正解】2「直流電化では変電所間隔が交流電化より短くなる傾向がある。」 電圧が低く電流が大きいため電圧降下が大きい。 他の4つは誤り(正しくは、制動距離は減速度に反比例する。/空気抵抗が速度の2乗に比例して増えるためである。/1/2mv²であるから2乗に比例する。/水分や油分は粘着係数を低下させる。)。
問2
次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • ✔直流電化では変電所間隔が交流電化より長くできる。
  • 2粘着係数はレールが湿っているときに低下する。
  • 31m/s²は3.6km/h/sに等しい。
  • 4惰行を活用すると消費電力量を低減できる。
  • 5表定速度は停車時分を含むため平均速度より小さくなる。
解説:【正解】1「直流電化では変電所間隔が交流電化より長くできる。」 この記述は誤り。電圧が低く電流が大きいため電圧降下が大きい。
問3
次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • 1減速度を大きくすると制動距離は長くなる。
  • 2上りこう配ではこう配抵抗が列車を押し進める方向に働く。
  • 3抵抗を直列に接続すると合成抵抗は最小の抵抗より小さくなる。
  • ✔交流電化では車上に変圧器を搭載する必要がある。
  • 5粘着係数は速度が上昇すると増加する。
解説:【正解】4「交流電化では車上に変圧器を搭載する必要がある。」 高電圧を降圧するため主変圧器を搭載する。 他の4つは誤り(正しくは、高速ほど粘着係数は小さくなる傾向がある。/制動距離は減速度に反比例する。/上りこう配では重量の斜面成分が後方に働く。/直列では単純加算となる。)。
問4
次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 1上りこう配ではこう配抵抗が列車の進行を妨げる方向に働く。
  • ✔交流電化では車上に変圧器は不要である。
  • 3直流電動機では回転数の上昇とともに逆起電力が増加する。
  • 4加速度は単位時間あたりの速度の変化量である。
  • 5抵抗を直列に接続すると合成抵抗は各抵抗の和になる。
解説:【正解】2「交流電化では車上に変圧器は不要である。」 この記述は誤り。高電圧を降圧するため主変圧器を搭載する。
問5
列車重量200tの列車が10‰の上りこう配にあるとき、こう配抵抗はおよそいくらか。重力加速度は9.8m/s²とする。
  • 119600kN
  • 22kN
  • 3196kN
  • ✔19.6kN
  • 52000kN
解説:【正解】4「19.6kN」 こう配抵抗=W×g×i/1000=200×9.8×10/1000=19.6kN。1‰あたり約9.8N/tである。
問6
列車重量300tの列車が15‰の上りこう配にあるとき、こう配抵抗はおよそいくらか。重力加速度は9.8m/s²とする。
  • 144100kN
  • 2196kN
  • 34.5kN
  • ✔44.1kN
  • 54500kN
解説:【正解】4「44.1kN」 こう配抵抗=W×g×i/1000=300×9.8×15/1000=44.1kN。1‰あたり約9.8N/tである。
問7
列車重量250tの列車が20‰の上りこう配にあるとき、こう配抵抗はおよそいくらか。重力加速度は9.8m/s²とする。
  • 15kN
  • 25000kN
  • 349000kN
  • ✔49kN
  • 5122.5kN
解説:【正解】4「49kN」 こう配抵抗=W×g×i/1000=250×9.8×20/1000=49kN。1‰あたり約9.8N/tである。
問8
列車重量400tの列車が5‰の上りこう配にあるとき、こう配抵抗はおよそいくらか。重力加速度は9.8m/s²とする。
  • 119600kN
  • ✔19.6kN
  • 3784kN
  • 42000kN
  • 52kN
解説:【正解】2「19.6kN」 こう配抵抗=W×g×i/1000=400×9.8×5/1000=19.6kN。1‰あたり約9.8N/tである。

電気理論全151問中 8問を掲載

問9
「オームの法則」の説明として最も適切なものはどれか。
  • 1一定速度で走行する列車に働く、軸受抵抗・転がり抵抗・空気抵抗の総和
  • ✔導体を流れる電流が電圧に比例し、抵抗に反比例するという法則
  • 3低速域で電動機の電流を一定に保ち、ほぼ一定の引張力が得られる領域
  • 4単位時間あたりの速度の変化量で、鉄道では一般にkm/h/sで表す量
  • 5電動機や車輪など回転部分の慣性を、車体の直線運動の質量に換算するための割増係数
解説:【正解】2「導体を流れる電流が電圧に比例し、抵抗に反比例するという法則」 オームの法則とは、導体を流れる電流が電圧に比例し、抵抗に反比例するという法則、という意味である。他の選択肢は加速度、定トルク領域、走行抵抗、慣性質量係数の説明である。
問10
次の説明に該当する用語はどれか。「導体を流れる電流が電圧に比例し、抵抗に反比例するという法則。」
  • 1空走時間
  • ✔オームの法則
  • 3滑走
  • 4運転曲線
  • 5フレミング左手の法則
解説:【正解】2「オームの法則」 設問の説明はオームの法則のものである。滑走、空走時間、フレミング左手の法則、運転曲線はいずれも別の内容を指す。
問11
「フレミング左手の法則」の説明として最も適切なものはどれか。
  • ✔磁界中の導体に電流が流れたときに働く力の向きを示す法則
  • 2曲線抵抗やトンネル抵抗などを、同じ大きさの抵抗を生じるこう配に置き換えて表したもの
  • 3低速域で電動機の電流を一定に保ち、ほぼ一定の引張力が得られる領域
  • 4中速域で電動機の出力を一定に保ち、速度に反比例して引張力が減少する領域
  • 5走行距離を、停車時分を除いた走行時分で割って求めた速度
解説:【正解】1「磁界中の導体に電流が流れたときに働く力の向きを示す法則」 フレミング左手の法則とは、磁界中の導体に電流が流れたときに働く力の向きを示す法則、という意味である。他の選択肢は定トルク領域、換算勾配、定出力領域、平均速度の説明である。
問12
次の説明に該当する用語はどれか。「磁界中の導体に電流が流れたときに働く力の向きを示す法則。」
  • 1表定速度
  • 2余裕時分
  • ✔フレミング左手の法則
  • 4惰行
  • 5実制動距離
解説:【正解】3「フレミング左手の法則」 設問の説明はフレミング左手の法則のものである。表定速度、惰行、余裕時分、実制動距離はいずれも別の内容を指す。
問13
「フレミング右手の法則」の説明として最も適切なものはどれか。
  • 1制動により単位時間あたりに減少する速度の量
  • 2一定速度で走行する列車に働く、軸受抵抗・転がり抵抗・空気抵抗の総和
  • 3低速域で電動機の電流を一定に保ち、ほぼ一定の引張力が得られる領域
  • 4中速域で電動機の出力を一定に保ち、速度に反比例して引張力が減少する領域
  • ✔磁界中で導体を動かしたときに生じる誘導起電力の向きを示す法則
解説:【正解】5「磁界中で導体を動かしたときに生じる誘導起電力の向きを示す法則」 フレミング右手の法則とは、磁界中で導体を動かしたときに生じる誘導起電力の向きを示す法則、という意味である。他の選択肢は走行抵抗、減速度、定トルク領域、定出力領域の説明である。
問14
次の説明に該当する用語はどれか。「磁界中で導体を動かしたときに生じる誘導起電力の向きを示す法則。」
  • ✔フレミング右手の法則
  • 2表定速度
  • 3ノッチ
  • 4慣性質量係数
  • 5弱め界磁
解説:【正解】1「フレミング右手の法則」 設問の説明はフレミング右手の法則のものである。慣性質量係数、弱め界磁、表定速度、ノッチはいずれも別の内容を指す。
問15
「力率」の説明として最も適切なものはどれか。
  • 1制動を扱ってから実際に制動力が有効に立ち上がるまでの時間
  • ✔皮相電力に対する有効電力の比
  • 3制輪子がタイヤを押し付ける力の合計を、車両重量で割った値を百分率で表したもの
  • 4列車を加速させるために必要な、慣性に打ち勝つための見かけの抵抗
  • 5運転曲線に基づいて算出された、駅間を走行するのに必要な標準的な所要時分
解説:【正解】2「皮相電力に対する有効電力の比」 力率とは、皮相電力に対する有効電力の比、という意味である。他の選択肢はブレーキ率、基準運転時分、空走時間、加速抵抗の説明である。
問16
次の説明に該当する用語はどれか。「皮相電力に対する有効電力の比。」
  • ✔力率
  • 2均衡速度
  • 3表定速度
  • 4実制動距離
  • 5空走距離
解説:【正解】1「力率」 設問の説明は力率のものである。空走距離、表定速度、均衡速度、実制動距離はいずれも別の内容を指す。

車両構造及び機能全210問中 8問を掲載

問17
「自動空気ブレーキ」の説明として最も適切なものはどれか。
  • 1乗車人員による重量変化を検知し、制動力を自動的に加減する装置
  • 2車輪の踏面に付けられた傾きで、曲線通過や復元性に寄与する形状
  • ✔ブレーキ管の圧力を下げることで作用し、列車分離時にも自動的に作用するブレーキ
  • 4付随車の不足分の制動力を電動車の電気ブレーキで負担させる制御
  • 5車輪の踏面に押し付けられ、摩擦により制動力を発生させる部品
解説:【正解】3「ブレーキ管の圧力を下げることで作用し、列車分離時にも自動的に作用するブレーキ」 自動空気ブレーキとは、ブレーキ管の圧力を下げることで作用し、列車分離時にも自動的に作用するブレーキ、という意味である。他の選択肢は踏面こう配、応荷重装置、遅れ込め制御、制輪子の説明である。
問18
次の説明に該当する用語はどれか。「ブレーキ管の圧力を下げることで作用し、列車分離時にも自動的に作用するブレーキ。」
  • ✔自動空気ブレーキ
  • 2元空気だめ
  • 3回生ブレーキ
  • 4踏面こう配
  • 5VVVFインバータ
解説:【正解】1「自動空気ブレーキ」 設問の説明は自動空気ブレーキのものである。踏面こう配、回生ブレーキ、元空気だめ、VVVFインバータはいずれも別の内容を指す。
問19
「電磁直通ブレーキ」の説明として最も適切なものはどれか。
  • 1一定時間運転操作がないとき、警報を発し応答がなければ非常制動を作用させる装置
  • ✔電気指令で直通管の圧力を制御し、応答を速めた空気ブレーキ
  • 3たわみ板を用いた継手により、電動機の回転を小歯車へ伝える駆動方式
  • 4回転子に導体棒と端絡環を備え、ブラシや整流子を持たない交流電動機
  • 5ブレーキ指令をすべて電気信号で伝え、各車で空気圧に変換する方式
解説:【正解】2「電気指令で直通管の圧力を制御し、応答を速めた空気ブレーキ」 電磁直通ブレーキとは、電気指令で直通管の圧力を制御し、応答を速めた空気ブレーキ、という意味である。他の選択肢はWN駆動装置、かご形三相誘導電動機、EB装置、電気指令式ブレーキの説明である。
問20
次の説明に該当する用語はどれか。「電気指令で直通管の圧力を制御し、応答を速めた空気ブレーキ。」
  • 1抵抗制御
  • ✔電磁直通ブレーキ
  • 3自動空気ブレーキ
  • 4歯車比
  • 5蛇行動
解説:【正解】2「電磁直通ブレーキ」 設問の説明は電磁直通ブレーキのものである。自動空気ブレーキ、歯車比、蛇行動、抵抗制御はいずれも別の内容を指す。
問21
「電気指令式ブレーキ」の説明として最も適切なものはどれか。
  • 1空気圧縮機で作った圧縮空気をためておく容器
  • 2連結時や引張時の衝撃を吸収し、車体への衝撃を和らげる装置
  • 3主電動機を発電機として働かせ、発生電力を架線へ返す電気ブレーキ
  • 4半導体素子を高速で断続させ、電動機への平均電圧を連続的に制御する方式
  • ✔ブレーキ指令をすべて電気信号で伝え、各車で空気圧に変換する方式
解説:【正解】5「ブレーキ指令をすべて電気信号で伝え、各車で空気圧に変換する方式」 電気指令式ブレーキとは、ブレーキ指令をすべて電気信号で伝え、各車で空気圧に変換する方式、という意味である。他の選択肢は元空気だめ、回生ブレーキ、緩衝器、チョッパ制御の説明である。
問22
次の説明に該当する用語はどれか。「ブレーキ指令をすべて電気信号で伝え、各車で空気圧に変換する方式。」
  • 1主電動機
  • 2EB装置
  • 3ボルスタレス台車
  • ✔電気指令式ブレーキ
  • 5電磁直通ブレーキ
解説:【正解】4「電気指令式ブレーキ」 設問の説明は電気指令式ブレーキのものである。ボルスタレス台車、EB装置、主電動機、電磁直通ブレーキはいずれも別の内容を指す。
問23
「回生ブレーキ」の説明として最も適切なものはどれか。
  • ✔主電動機を発電機として働かせ、発生電力を架線へ返す電気ブレーキ
  • 2車軸と、その両端に取り付けられた一対の車輪を組み立てたもの
  • 3架線から車両へ電力を取り入れるために屋根上に設ける装置
  • 4電気指令で直通管の圧力を制御し、応答を速めた空気ブレーキ
  • 5主回路に抵抗器を挿入し、これを段階的に短絡して電動機の電圧を高める方式
解説:【正解】1「主電動機を発電機として働かせ、発生電力を架線へ返す電気ブレーキ」 回生ブレーキとは、主電動機を発電機として働かせ、発生電力を架線へ返す電気ブレーキ、という意味である。他の選択肢は輪軸、抵抗制御、集電装置、電磁直通ブレーキの説明である。
問24
次の説明に該当する用語はどれか。「主電動機を発電機として働かせ、発生電力を架線へ返す電気ブレーキ。」
  • 1緩衝器
  • 2かご形三相誘導電動機
  • 3滑走防止装置
  • 4断路器
  • ✔回生ブレーキ
解説:【正解】5「回生ブレーキ」 設問の説明は回生ブレーキのものである。断路器、滑走防止装置、かご形三相誘導電動機、緩衝器はいずれも別の内容を指す。

鉄道に関する法令全138問中 8問を掲載

問25
次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • ✔鉄道事業者は、係員に対し、その職務に必要な教育および訓練を行わなければならない。
  • 2停車場とは、旅客の乗降を扱う駅のみをいう。
  • 3係員の健康状態の確認は義務づけられていない。
  • 4実施基準は社内文書であり、行政庁への届出は不要である。
  • 5鉄道運転事故は社内で処理すれば足り、報告の義務はない。
解説:【正解】1「鉄道事業者は、係員に対し、その職務に必要な教育および訓練を行わなければならない。」 省令により事業者に教育訓練の実施義務が課されている。 他の4つは誤り(正しくは、鉄道事故等報告規則により報告が義務づけられている。/省令に基づき定め、届け出ることとされている。/信号場や操車場も停車場に含まれる。/乗務員の健康状態確認は輸送の安全確保の基本である。)。
問26
次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 1車両限界は、車両の各部が超えてはならない限界を示すものである。
  • 2運転免許の試験は、身体検査・適性検査・学科試験・技能試験から構成される。
  • ✔係員の教育訓練は本人の自主性に任せればよい。
  • 4一般の電車や電気機関車を運転するには甲種電気車運転免許が必要である。
  • 5車両接触限界標は、隣接線の車両と接触するおそれのある限界を示す。
解説:【正解】3「係員の教育訓練は本人の自主性に任せればよい。」 この記述は誤り。省令により事業者に教育訓練の実施義務が課されている。
問27
次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • 1鉄道事業は届出のみで自由に開始することができる。
  • 2運転免許証は所属事業所に保管し、乗務時は携帯しなくてよい。
  • 3養成所の教育を修了しても、試験の免除は一切ない。
  • 4一般の電車を運転するには乙種電気車運転免許が必要である。
  • ✔係員が乗務する前には、疾病や疲労などの状態を確認しなければならない。
解説:【正解】5「係員が乗務する前には、疾病や疲労などの状態を確認しなければならない。」 乗務員の健康状態確認は輸送の安全確保の基本である。 他の4つは誤り(正しくは、専用の軌道を走る鉄道の電気車は甲種、併用軌道の路面電車は乙種である。/鉄道事業法により事業の許可制がとられている。/操縦に従事するときは運転免許証を携帯する必要がある。/国土交通大臣の指定する養成所の課程修了者には試験の免除がある。)。
問28
次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 1車両は、使用前および定期に検査を行わなければならない。
  • 2レールの継目部は他の部分より衝撃が大きく、保守上の弱点となる。
  • 3カントが過大なまま低速で走行すると、内軌側への輪重が偏る。
  • ✔係員の健康状態の確認は義務づけられていない。
  • 5動力車操縦者運転免許は、動力車操縦者運転免許に関する省令に基づく国家資格である。
解説:【正解】4「係員の健康状態の確認は義務づけられていない。」 この記述は誤り。乗務員の健康状態確認は輸送の安全確保の基本である。
問29
次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • 1運転免許の試験は、学科試験のみで構成される。
  • ✔動力車の操縦は、原則として動力車操縦者運転免許を受けた者でなければ行えない。
  • 3適性検査では体力測定のみが行われる。
  • 4運転免許証は所属事業所に保管し、乗務時は携帯しなくてよい。
  • 5運転免許証の記載事項が変わっても、届出や書換えは不要である。
解説:【正解】2「動力車の操縦は、原則として動力車操縦者運転免許を受けた者でなければ行えない。」 操縦には原則として免許が必要である。 他の4つは誤り(正しくは、氏名等の変更時は書換えを申請する必要がある。/身体検査、適性検査、学科試験、技能試験のすべてに合格する必要がある。/注意力・判断力・作業の安定性などをみる心理適性検査が行われる。/操縦に従事するときは運転免許証を携帯する必要がある。)。
問30
次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 1こう配は水平距離1,000mに対する高低差で表し、単位はパーミルである。
  • 2鉄道事業者は、係員に対し、その職務に必要な教育および訓練を行わなければならない。
  • 3甲種電気車の学科試験には「電気車の構造及び機能」が含まれる。
  • 4ロングレールは継目を減らし、乗り心地と保守の軽減に寄与する。
  • ✔構内での入換えであれば、免許がなくても動力車を操縦できる。
解説:【正解】5「構内での入換えであれば、免許がなくても動力車を操縦できる。」 この記述は誤り。操縦には原則として免許が必要である。
問31
次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • 1路面電車を運転するには新幹線電気車運転免許が必要である。
  • 2建築限界は車両限界より内側に定められる。
  • 3係員の教育訓練は本人の自主性に任せればよい。
  • ✔動力車操縦者運転免許は、動力車操縦者運転免許に関する省令に基づく国家資格である。
  • 5曲線半径が小さいほど曲線抵抗は小さくなる。
解説:【正解】4「動力車操縦者運転免許は、動力車操縦者運転免許に関する省令に基づく国家資格である。」 動力車操縦者運転免許は省令に基づく国家資格であり、地方運輸局長が交付する。 他の4つは誤り(正しくは、省令により事業者に教育訓練の実施義務が課されている。/曲線抵抗は半径にほぼ反比例する。/車両が安全に通過できるよう、建築限界は車両限界より大きくとる。/併用軌道を走る路面電車は乙種電気車運転免許の区分に入る。)。
問32
次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 1鉄道運転事故が発生したときは、国土交通大臣に報告しなければならない。
  • 2鉄道営業法は動力車操縦者の資格に関する根拠法令の一つである。
  • 3踏切道では、列車の運転を優先することが原則である。
  • 4車両接触限界標は、隣接線の車両と接触するおそれのある限界を示す。
  • ✔動力車操縦者運転免許は、各鉄道事業者が独自に付与する社内資格である。
解説:【正解】5「動力車操縦者運転免許は、各鉄道事業者が独自に付与する社内資格である。」 この記述は誤り。動力車操縦者運転免許は省令に基づく国家資格であり、地方運輸局長が交付する。

運転の安全の確保全180問中 8問を掲載

問33
次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • 1停止信号を現示する信号機は、内方に進入してから停止すればよい。
  • 2ATSの確認扱いを行えば、その後の速度超過は一切関知されない。
  • 3前方の信号は視野に入っていれば喚呼の必要はない。
  • 4車内信号閉そく式では、地上信号機の現示のみで運転する。
  • ✔ATSは信号の現示に応じて警報や自動制動を行う装置である。
解説:【正解】5「ATSは信号の現示に応じて警報や自動制動を行う装置である。」 保安装置であり、安全確保が目的である。 他の4つは誤り(正しくは、指差喚呼は確認の確実性を高める基本動作である。/速度照査機能をもつATSでは確認扱い後も照査が行われる。/地上信号機によらず車内に現示するのが特徴である。/外方で停止するのが原則である。)。
問34
次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 1運転士は列車無線により指令と連絡をとることができる。
  • 2駅を通過する列車は、定められた通過速度を守らなければならない。
  • 3スタフ閉そく式では、通票を所持する列車のみが区間に進入できる。
  • ✔ATSは列車の乗り心地を改善するための装置である。
  • 5防護無線は付近の列車を停止させるために発報する。
解説:【正解】4「ATSは列車の乗り心地を改善するための装置である。」 この記述は誤り。保安装置であり、安全確保が目的である。
問35
次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • 1ホームの状況にかかわらず、時刻になれば戸閉めしてよい。
  • ✔ATCは許容速度を超えると自動的に制動を作用させる。
  • 3架線停電のときは、直ちに旅客を線路上に降ろして避難させる。
  • 4ATSは列車の乗り心地を改善するための装置である。
  • 5入換えは、運転士が独自に判断して合図なしで行ってよい。
解説:【正解】2「ATCは許容速度を超えると自動的に制動を作用させる。」 超過すると自動でブレーキが作用する。 他の4つは誤り(正しくは、入換合図者との合図により実施する。/保安装置であり、安全確保が目的である。/感電や他列車との接触の危険があるため指令の指示に従う。/挟まれ事故防止のため確認が必要である。)。
問36
次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • ✔ATCは許容速度を超えても運転士の判断に委ねる装置である。
  • 2出発する前には、戸閉め、信号現示、時刻などを確認する。
  • 3指差喚呼は確認の確実性を高めるために行う。
  • 4自動閉そく式は軌道回路により列車の在線を検知して信号を制御する。
  • 5中継信号機は見通しの悪い箇所で主信号機の現示を中継する。
解説:【正解】1「ATCは許容速度を超えても運転士の判断に委ねる装置である。」 この記述は誤り。超過すると自動でブレーキが作用する。
問37
次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • 1中継信号機は入換え作業専用の信号機である。
  • 2停車場外で停止したときは、転動防止の措置は不要である。
  • 3停止位置を行き過ぎた場合は、直ちに自らの判断で後退する。
  • ✔ATSの確認扱いを行っても、速度超過が続けば非常制動が作用する方式がある。
  • 5停止信号を現示する信号機は、内方に進入してから停止すればよい。
解説:【正解】4「ATSの確認扱いを行っても、速度超過が続けば非常制動が作用する方式がある。」 速度照査機能をもつATSでは確認扱い後も照査が行われる。 他の4つは誤り(正しくは、こう配上では特に転動防止が重要である。/外方で停止するのが原則である。/入換え専用は入換信号機である。/後退運転は危険を伴うため定められた手続による。)。
問38
次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 1停止位置を行き過ぎた場合は、勝手に後退せず指令等の指示に従う。
  • 2誤って停止信号を冒進した場合は、直ちに停止し関係箇所へ報告する。
  • 3列車の運転士は、乗務前に点呼を受けなければならない。
  • 4前方の信号や標識は、指差喚呼により確実に確認する。
  • ✔ATSの確認扱いを行えば、その後の速度超過は一切関知されない。
解説:【正解】5「ATSの確認扱いを行えば、その後の速度超過は一切関知されない。」 この記述は誤り。速度照査機能をもつATSでは確認扱い後も照査が行われる。
問39
次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • 1運転士は指令と連絡をとる手段をもたない。
  • ✔防護無線は付近の列車を停止させるために発報する。
  • 3中継信号機は入換え作業専用の信号機である。
  • 4ワンマン運転でも、ホームの安全確認は運転士の業務ではない。
  • 5赤色旗を左右に大きく振る動作は進行信号を示す。
解説:【正解】2「防護無線は付近の列車を停止させるために発報する。」 緊急時に他列車を止めるための設備である。 他の4つは誤り(正しくは、入換え専用は入換信号機である。/列車無線が備えられている。/ミラーやモニタにより運転士が確認する。/夜間は赤色灯を左右に振ることで停止を示す。)。
問40
次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 1列車が線路上に停止し危険がある場合は、直ちに列車防護を行う。
  • 2警戒信号は、注意信号よりさらに低い速度に制限する現示である。
  • 3閉そく装置が故障した場合は、代用閉そく方式により列車を運転する。
  • 4運転士は運転中に飲酒してはならず、乗務前の飲酒も禁止されている。
  • ✔防護無線は指令との通常の連絡に用いる無線である。
解説:【正解】5「防護無線は指令との通常の連絡に用いる無線である。」 この記述は誤り。緊急時に他列車を止めるための設備である。

一般常識全120問中 8問を掲載

問41
「ヒューマンエラー」の説明として最も適切なものはどれか。
  • 1走行用レールの側方に給電用のレールを設け、集電靴で集電する方式
  • 2電車に流れた電流を変電所へ戻すための経路で、主にレールが用いられるもの
  • ✔人間の錯覚や思い込み、疲労などにより生じる意図しない誤り
  • 4乗務員が携行する、各駅の発着時刻や通過時刻を記載した表
  • 5車両や施設の状態を確認するために運転する列車
解説:【正解】3「人間の錯覚や思い込み、疲労などにより生じる意図しない誤り」 ヒューマンエラーとは、人間の錯覚や思い込み、疲労などにより生じる意図しない誤り、という意味である。他の選択肢は帰線、第三軌条方式、試運転列車、運転時刻表の説明である。
問42
次の説明に該当する用語はどれか。「人間の錯覚や思い込み、疲労などにより生じる意図しない誤り。」
  • 1踏切警報機
  • 2第一種踏切道
  • 3デッドセクション
  • 4ホームドア
  • ✔ヒューマンエラー
解説:【正解】5「ヒューマンエラー」 設問の説明はヒューマンエラーのものである。ホームドア、踏切警報機、第一種踏切道、デッドセクションはいずれも別の内容を指す。
問43
「フェールセーフ」の説明として最も適切なものはどれか。
  • 1鉄道事業者が輸送の安全確保の取組状況を公表する文書
  • 2列車の接近を音と光により道路利用者に知らせる装置
  • ✔装置が故障したとき、安全側の状態になるように設計する考え方
  • 4定期的に運転する列車以外に、必要に応じて設定される列車
  • 5電車線への送電が停止し、列車が力行できなくなる状態
解説:【正解】3「装置が故障したとき、安全側の状態になるように設計する考え方」 フェールセーフとは、装置が故障したとき、安全側の状態になるように設計する考え方、という意味である。他の選択肢は臨時列車、安全報告書、踏切警報機、架線停電の説明である。
問44
次の説明に該当する用語はどれか。「装置が故障したとき、安全側の状態になるように設計する考え方。」
  • 1交換
  • 2折返し
  • ✔フェールセーフ
  • 4架線停電
  • 5運転指令所
解説:【正解】3「フェールセーフ」 設問の説明はフェールセーフのものである。運転指令所、折返し、架線停電、交換はいずれも別の内容を指す。
問45
「ヒヤリハット」の説明として最も適切なものはどれか。
  • 1警報機も遮断機もなく、踏切標識のみが設けられている踏切
  • ✔事故には至らなかったが、危険を感じた事象のこと
  • 3トンネル内などで、剛性のある導体にトロリ線を固定した架線方式
  • 4電力会社から受電した電力を、電車線に適した電圧・種別に変換して送り出す施設
  • 5警報機と遮断機を備え、列車の接近時に自動的に遮断される踏切
解説:【正解】2「事故には至らなかったが、危険を感じた事象のこと」 ヒヤリハットとは、事故には至らなかったが、危険を感じた事象のこと、という意味である。他の選択肢は剛体架線、第四種踏切道、第一種踏切道、変電所の説明である。
問46
次の説明に該当する用語はどれか。「事故には至らなかったが、危険を感じた事象のこと。」
  • 1臨時列車
  • 2剛体架線
  • 3踏切遮断機
  • ✔ヒヤリハット
  • 5ワンマン運転
解説:【正解】4「ヒヤリハット」 設問の説明はヒヤリハットのものである。臨時列車、踏切遮断機、ワンマン運転、剛体架線はいずれも別の内容を指す。
問47
「安全報告書」の説明として最も適切なものはどれか。
  • 1交流と直流の境界など、電気的に無電圧とした区間
  • ✔鉄道事業者が輸送の安全確保の取組状況を公表する文書
  • 3駅などで編成に車両を連結し、または切り離す作業
  • 4電力会社から受電した電力を、電車線に適した電圧・種別に変換して送り出す施設
  • 5架線を電気的に区分するため、二組の架線を空間を隔てて重ねた箇所
解説:【正解】2「鉄道事業者が輸送の安全確保の取組状況を公表する文書」 安全報告書とは、鉄道事業者が輸送の安全確保の取組状況を公表する文書、という意味である。他の選択肢はエアセクション、増解結、デッドセクション、変電所の説明である。
問48
次の説明に該当する用語はどれか。「鉄道事業者が輸送の安全確保の取組状況を公表する文書。」
  • 1臨時列車
  • 2試運転列車
  • 3運転指令所
  • 4デッドセクション
  • ✔安全報告書
解説:【正解】5「安全報告書」 設問の説明は安全報告書のものである。試運転列車、デッドセクション、運転指令所、臨時列車はいずれも別の内容を指す。