分野別問題:建築計画・法規

二級建築士|建築計画・法規

最終更新:2026年8月11日

二級建築士の建築計画・法規分野を集中的に演習します。

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問1
住宅の平面計画に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1食寝分離とは、食事をする空間と就寝する空間を分けることである。
  • 2就寝分離とは、親と子または夫婦と他の家族員の寝室を分けることである。
  • 3パブリックスペースとプライベートスペースを明確に分けることは、住宅計画上望ましい。
  • 4LDKタイプは、居間・食事室・台所を1つの空間にまとめた形式である。
  • ✔動線計画では、家事動線と来客動線をできるだけ交差させることが望ましい。
解説:不適当なのは「動線計画では、家事動線と来客動線をできるだけ交差させることが望ましい。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問2
住宅の各室に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1台所の作業三角形(シンク・コンロ・冷蔵庫)の総和は、一般に3.6m〜6.6m程度が使いやすいとされる。
  • 2寝室の広さは、シングルベッド1台につき最低4.5畳程度が一般的な目安である。
  • 3浴室は、脱衣室と一体的に計画すると使いやすい。
  • 4玄関の上がり框の高さは、一般に180mm〜450mm程度とされる。
  • ✔廊下の幅は、車椅子が通行する場合であっても600mm程度で十分である。
解説:不適当なのは「廊下の幅は、車椅子が通行する場合であっても600mm程度で十分である。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問3
共同住宅の計画に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1階段室型は、各住戸のプライバシーが確保しやすい形式である。
  • 2片廊下型は、住戸の日照・通風条件を均等にしやすい形式である。
  • 3中廊下型は、廊下の両側に住戸を配置できるため敷地利用率が高い。
  • 4スキップフロア型は、共用部分を減らしてエレベーターの停止階を減らす形式である。
  • ✔コア型(集中型)は、1つのコアに多数の住戸を集約するため、プライバシーの確保がしやすい形式である。
解説:不適当なのは「コア型(集中型)は、1つのコアに多数の住戸を集約するため、プライバシーの確保がしやすい形式である。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問4
共同住宅の住戸計画に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1メゾネット型は、1住戸が2層以上にわたる形式である。
  • 2コレクティブハウジングは、各住戸が独立しつつ、食堂や育児室等を共同で利用する形式である。
  • 3スケルトン・インフィル方式は、構造躯体と内部設備・仕切りを分離して計画する方式である。
  • 4ワンルームマンションは、単身者向けに1室で構成される住戸形式である。
  • ✔シルバーハウジングは、若年単身者を対象とした住戸形式である。
解説:不適当なのは「シルバーハウジングは、若年単身者を対象とした住戸形式である。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問5
学校施設の計画に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1オープンスクールは、教室と教室の間を可動式にし、多様な学習形態に対応する計画である。
  • 2クラスターとは、複数の教室と共用スペースをまとめた計画単位のことである。
  • 3フィンガープラン型は、廊下から各教室棟が指状に伸びる配置形式である。
  • ✔教室の机の配置は、黒板からの視距離が短いほど視認性が悪くなる。
  • 5普通教室の1人当たりの床面積は、一般に1.2m²〜1.5m²程度が目安とされる。
解説:不適当なのは「教室の机の配置は、黒板からの視距離が短いほど視認性が悪くなる。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問6
事務所建築の計画に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1オフィスランドスケープは、可動間仕切りを用いず、家具の配置により空間を構成する方式である。
  • 2モジュールプランニングとは、柱間隔や設備等に基準寸法(モジュール)を用いて計画することである。
  • 3コアプランには、センターコア、サイドコア、分離コア等の形式がある。
  • 4フリーアクセスフロアは、床下に配線スペースを設け、レイアウト変更に対応しやすくする方式である。
  • ✔エレベーターの台数計画では、一般に朝の出勤時のピーク利用は考慮しなくてよい。
解説:不適当なのは「エレベーターの台数計画では、一般に朝の出勤時のピーク利用は考慮しなくてよい。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問7
商業建築の計画に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1百貨店の売場計画では、主要通路の幅を確保し、回遊性を高めることが重要である。
  • 2スーパーマーケットは、セルフサービス方式を基本とした販売形態の店舗である。
  • 3モール型商業施設は、複数の店舗を中央の通路(モール)に沿って配置する形式である。
  • ✔ショーウインドウは、店舗の奥に設けることで通行人の視線を集めやすくなる。
  • 5エスカレーターの配置は、上下移動時に売場を通過させることで購買を誘発する効果が期待される。
解説:不適当なのは「ショーウインドウは、店舗の奥に設けることで通行人の視線を集めやすくなる。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問8
劇場・集会施設の計画に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1プロセニアム形式は、舞台と客席の間に額縁状の開口部を設ける形式である。
  • 2アリーナ形式は、客席が舞台を取り囲むように配置される形式である。
  • 3客席の設計において、視line(見通し線)の確保は重要な要素である。
  • ✔残響時間は、室容積が大きいほど一般に短くなる。
  • 5オープンステージ形式は、舞台と客席の間に明確な仕切りを設けない形式である。
解説:不適当なのは「残響時間は、室容積が大きいほど一般に短くなる。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問9
病院・医療施設の計画に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1病棟の看護単位は、一般に1看護単位あたり30〜50床程度で計画されることが多い。
  • 2ナースステーションは、病室からの動線距離が短くなるよう計画することが望ましい。
  • 3手術室は、清潔区域と不潔区域を明確に区分して計画する必要がある。
  • 4外来部門と病棟部門は、患者の動線が交錯しないように計画することが望ましい。
  • ✔病室の窓は、感染対策のため、原則として設けないことが望ましい。
解説:不適当なのは「病室の窓は、感染対策のため、原則として設けないことが望ましい。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問10
高齢者福祉施設の計画に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1ユニットケア型の特別養護老人ホームは、少人数のグループで生活単位を構成する方式である。
  • 2廊下や居室の段差は、できるだけなくすことが望ましい。
  • 3手すりの高さは、一般に床面から750mm〜800mm程度が目安とされる。
  • 4車椅子使用者のための通路幅は、一般に1200mm以上確保することが望ましい。
  • ✔高齢者施設では、居室内の温度変化を大きくすることが快適性向上につながる。
解説:不適当なのは「高齢者施設では、居室内の温度変化を大きくすることが快適性向上につながる。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問11
図書館の計画に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1開架式書架は、利用者が自由に本を選べる方式である。
  • 2閉架式書架は、書庫を利用者の立ち入れない場所に設け、係員が取り出す方式である。
  • 3ブラウジングコーナーは、新聞・雑誌等を気軽に閲覧できるスペースである。
  • 4書架の間隔(通路幅)は、車椅子利用を考慮しない場合、一般に900mm程度が目安とされる。
  • ✔レファレンスサービスとは、利用者から資料の購入代金を徴収する業務のことである。
解説:不適当なのは「レファレンスサービスとは、利用者から資料の購入代金を徴収する業務のことである。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問12
駐車場の計画に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1自動車1台当たりの駐車マス幅は、一般に普通車で2.3m〜2.5m程度が目安とされる。
  • 2駐車場の車路の勾配は、一般に17%(1/6程度)以下とすることが望ましい。
  • 3自走式立体駐車場では、スロープの計画が重要となる。
  • 4機械式駐車場は、敷地面積に対して収容台数を多く確保しやすい方式である。
  • ✔駐車場の出入口は、道路交通の安全上、見通しの悪い場所に設けることが望ましい。
解説:不適当なのは「駐車場の出入口は、道路交通の安全上、見通しの悪い場所に設けることが望ましい。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問13
ホテルの計画に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1シティホテルは、都市部に立地し、宿泊のほか宴会・会議機能を持つことが多い。
  • 2リゾートホテルは、観光地・保養地に立地するホテルである。
  • 3ホテルの客室部門と宴会・レストラン部門の動線は、明確に分離することが望ましい。
  • ✔バックヤード(サービス部門)は、客の目に触れる場所に計画することが望ましい。
  • 5シングルルームの広さは、一般にツインルームより小さい。
解説:不適当なのは「バックヤード(サービス部門)は、客の目に触れる場所に計画することが望ましい。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問14
採光に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1採光とは、自然光を室内に取り入れることである。
  • 2昼光率は、室内のある点の照度を、その時の全天空照度で除した値である。
  • 3採光に有効な開口部の面積は、室の用途や採光補正係数によって算定される。
  • 4側窓による採光では、窓の位置が高いほど室内奥まで光が届きやすい。
  • ✔天窓(トップライト)は、側窓に比べて採光効率が低い。
解説:不適当なのは「天窓(トップライト)は、側窓に比べて採光効率が低い。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問15
照明に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1照度は、単位面積に入射する光束の量で、単位はルクス(lx)である。
  • 2輝度は、発光体や反射体の面の明るさを表す量である。
  • 3グレアとは、視野内に極端に明るい部分があることによる不快감や視認性の低下である。
  • 4全般照明と局部照明を併用する方式をタスク・アンビエント照明という。
  • ✔照明の均斉度は、最大照度を最小照度で除した値であり、値が大きいほど照度分布が均一である。
解説:不適当なのは「照明の均斉度は、最大照度を最小照度で除した値であり、値が大きいほど照度分布が均一である。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問16
換気に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1自然換気には、風力による換気と温度差による換気(重力換気)がある。
  • 2機械換気には、第1種、第2種、第3種の方式がある。
  • ✔第3種機械換気は、給気・排気ともに機械により行う方式である。
  • 4換気回数は、1時間当たりに室の容積の何倍の空気が入れ替わるかを示す指標である。
  • 5局所換気は、汚染源の近くで直接排気する換気方式である。
解説:不適当なのは「第3種機械換気は、給気・排気ともに機械により行う方式である。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問17
換気・室内空気環境に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1二酸化炭素濃度は、室内空気の汚染度を示す指標として用いられることがある。
  • 2必要換気量は、室の用途や在室人数、汚染物質の発生量等により算定される。
  • 3シックハウス対策として、建築基準法ではホルムアルデヒドや換気設備に関する規定が設けられている。
  • 4換気の目的の1つに、室内の水蒸気を排出し結露を防ぐことがある。
  • ✔気密性の高い住宅では、自然換気のみで十分な換気量を確保できるため、機械換気は不要である。
解説:不適当なのは「気密性の高い住宅では、自然換気のみで十分な換気量を確保できるため、機械換気は不要である。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問18
音響に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1音の強さのレベルは、デシベル(dB)で表される。
  • ✔遮音とは、音を吸収し反射させないことで、吸音とは、音を通さないようにすることである。
  • 3残響時間は、音源停止後、音圧レベルが60dB減衰するまでの時間である。
  • 4マスキング効果とは、ある音により他の音が聞こえにくくなる現象である。
  • 5固体伝搬音(固体音)には、上階の足音などの衝撃音が含まれる。
解説:不適当なのは「遮音とは、音を吸収し反射させないことで、吸音とは、音を通さないようにすることである。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問19
熱に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1熱伝導率は、材料が熱を伝えやすさを示す物性値である。
  • 2熱伝達は、固体表面と空気などの流体との間で熱が移動する現象である。
  • 3熱貫流率(U値)は、値が小さいほど断熱性能が高いことを示す。
  • 4結露は、空気中の水蒸気が冷たい面に触れて水滴になる現象である。
  • ✔内部結露は、壁体の表面ではなく壁体内部で生じる結露であり、壁体の劣化を防ぐ効果がある。
解説:不適当なのは「内部結露は、壁体の表面ではなく壁体内部で生じる結露であり、壁体の劣化を防ぐ効果がある。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問20
色彩計画に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1色の三属性とは、色相・明度・彩度のことである。
  • 2暖色系の色は、一般に膨張・進出して見える傾向がある。
  • 3寒色系の色は、一般に後退・収縮して見える傾向がある。
  • 4明度の高い色は、一般に軽く見える傾向がある。
  • ✔対比効果とは、隣接する色同士が互いに似た印象に見えることである。
解説:不適当なのは「対比効果とは、隣接する色同士が互いに似た印象に見えることである。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問21
空気調和設備に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1単一ダクト方式は、1本のダクトで冷風または温風を各室に送る方式である。
  • 2ファンコイルユニット方式は、中央機械室で処理した冷温水を各室のユニットに送る方式である。
  • 3パッケージ型空調機は、比較的小規模な建物に用いられることが多い。
  • ✔VAV方式は、送風温度を変化させることで室内の温度を制御する方式である。
  • 5全熱交換器は、排気の熱・湿気を給気側に回収し、熱負荷を低減する設備である。
解説:不適当なのは「VAV方式は、送風温度を変化させることで室内の温度を制御する方式である。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問22
給排水設備に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1高置水槽方式は、屋上等に設けた水槽から重力により給水する方式である。
  • 2直結増圧方式は、水道本管から直接給水しポンプで増圧する方式である。
  • 3トラップは、排水管内の臭気や虫が室内に侵入することを防ぐ設備である。
  • 4通気管は、排水の流れをスムーズにし、トラップの封水切れを防ぐために設ける。
  • ✔排水口空間は、逆サイホン作用を助長するために設ける空間である。
解説:不適当なのは「排水口空間は、逆サイホン作用を助長するために設ける空間である。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問23
電気設備に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1キュービクルとは、変圧器等の電気設備を収めた金属製の箱形設備のことである。
  • 2幹線とは、変電設備から各階の分電盤に至る配線のことである。
  • 3非常用照明装置は、火災等の停電時に避難のために設けられる。
  • 4LAN配線の計画は、電気設備計画の一部として検討されることがある。
  • ✔単相2線式は、三相3線式に比べて一般に大容量の電力供給に適している。
解説:不適当なのは「単相2線式は、三相3線式に比べて一般に大容量の電力供給に適している。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問24
防災設備に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1スプリンクラー設備は、火災の初期消火を目的とした設備である。
  • 2自動火災報知設備は、火災の発生を感知し、警報を発する設備である。
  • 3排煙設備は、火災時に発生する煙を排出し、避難や消火活動を支援する設備である。
  • ✔非常用エレベーターは、火災時には一般の避難者が真っ先に使用すべき設備である。
  • 5連結送水管は、消防隊が消火活動を行う際に用いる設備である。
解説:不適当なのは「非常用エレベーターは、火災時には一般の避難者が真っ先に使用すべき設備である。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問25
建築史(日本建築)に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1寝殿造は、平安時代の貴族住宅の形式である。
  • 2書院造は、室町時代以降に発達した武家住宅の形式である。
  • 3数寄屋造は、茶室建築の意匠を取り入れた住宅形式である。
  • 4校倉造は、断面が三角形または台形の木材を積み重ねた壁構造である。
  • ✔伊勢神宮の建築形式は、大社造の代表例である。
解説:不適当なのは「伊勢神宮の建築形式は、大社造の代表例である。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問26
建築史(西洋建築)に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1ゴシック建築は、尖頭アーチやリブヴォールトを特徴とする建築様式である。
  • 2ロマネスク建築は、厚い壁と小さな窓を特徴とする建築様式である。
  • 3ルネサンス建築は、古代ギリシャ・ローマ建築の要素を再興した建築様式である。
  • ✔バロック建築は、直線的で装飾を排した簡潔な建築様式である。
  • 5パンテオンは、古代ローマの代表的なドーム建築である。
解説:不適当なのは「バロック建築は、直線的で装飾を排した簡潔な建築様式である。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問27
近代建築に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1ル・コルビュジエは、近代建築の五原則を提唱した建築家である。
  • 2ミース・ファン・デル・ローエは、「Less is more」という言葉で知られる建築家である。
  • 3フランク・ロイド・ライトは、有機的建築を提唱した建築家である。
  • 4バウハウスは、20世紀初頭にドイツで設立された美術・建築の教育機関である。
  • ✔丹下健三は、江戸時代に活躍した日本の建築家である。
解説:不適当なのは「丹下健三は、江戸時代に活躍した日本の建築家である。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問28
都市計画に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1用途地域は、都市計画法に基づき定められる、建築物の用途を制限する地域である。
  • 2近隣住区論は、幹線道路等で囲まれた住区を計画単位とする都市計画理論である。
  • 3田園都市論は、エベネザー・ハワードが提唱した理論である。
  • 4市街化区域は、既に市街地を形成している区域及びおおむね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域である。
  • ✔市街化調整区域は、市街化を積極的に促進すべき区域として定められる。
解説:不適当なのは「市街化調整区域は、市街化を積極的に促進すべき区域として定められる。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問29
都市計画・地区計画に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1地区計画は、地区の特性に応じたきめ細かなまちづくりを行うための計画制度である。
  • 2特定行政庁は、地区計画の区域内における建築確認等を審査する行政庁である。
  • 3風致地区は、都市の風致(自然的景観)を維持するために定められる地区である。
  • ✔防火地域・準防火地域は、都市計画法ではなく、専ら道路法に基づいて指定される。
  • 5高度地区は、建築物の高さの最高限度または最低限度を定める地区である。
解説:不適当なのは「防火地域・準防火地域は、都市計画法ではなく、専ら道路法に基づいて指定される。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問30
住宅団地・ニュータウンの計画に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1ペデストリアンデッキは、人と車の交通を分離するための歩行者専用の高架通路である。
  • 2ボンエルフは、歩車共存道路の一種で、車両の速度を抑制する工夫がなされた道路である。
  • 3クルドサックは、通り抜けができない袋小路状の道路形式である。
  • 4近隣住区の中心には、一般に小学校等の公共施設が配置される。
  • ✔ニュータウンの計画では、住区内を幹線道路が頻繁に横断する方が安全性が高い。
解説:不適当なのは「ニュータウンの計画では、住区内を幹線道路が頻繁に横断する方が安全性が高い。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問31
建築計画における人間工学・寸法に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1モデュラーコーディネーションとは、基準寸法(モジュール)を用いて部材や空間の寸法を調整する手法である。
  • 2車椅子使用者が方向転換するために必要な平面スペースは、一般に直径1500mm程度が目安とされる。
  • 3一般的な建築モジュールは、900mmまたは3尺を基準とすることが多い。
  • 4アンソロポメトリーとは、人体寸法を計測・応用する学問分野である。
  • ✔動作寸法(動作空間)は、身体寸法のみを指し、動作に伴う余裕寸法は含まれない。
解説:不適当なのは「動作寸法(動作空間)は、身体寸法のみを指し、動作に伴う余裕寸法は含まれない。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問32
バリアフリー計画に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1スロープの勾配は、一般に1/12以下とすることが望ましいとされる。
  • 2視覚障害者誘導用ブロックは、点状ブロックと線状ブロックに大別される。
  • 3多機能トイレには、車椅子使用者やオストメイト対応の設備を設けることがある。
  • 4エレベーターの操作ボタンは、車椅子使用者が操作しやすい高さに設けることが望ましい。
  • ✔階段の視認性を高めるため、踏面の先端(段鼻)は周囲の仕上げと同一の色・素材にすることが望ましい。
解説:不適当なのは「階段の視認性を高めるため、踏面の先端(段鼻)は周囲の仕上げと同一の色・素材にすることが望ましい。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問33
住宅の採光・通風計画に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1southing(南面)に主要な居室を配置することは、日照の観点から一般に有利とされる。
  • 2通風を確保するためには、対面する2方向以上に開口部を設けることが望ましい。
  • 3隣棟間隔は、日影や採光を考慮して計画されることが多い。
  • 4中庭(コートハウス)は、周囲を建物で囲むことにより採光・通風を確保する手法の一つである。
  • ✔高層建築物の低層階では、周辺建物の影響により日照条件が向上することが多い。
解説:不適当なのは「高層建築物の低層階では、周辺建物の影響により日照条件が向上することが多い。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問34
木造住宅の平面計画に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1田の字型プランは、続き間により部屋の使い方に融通性を持たせやすい。
  • 2続き間は、襖等を外すことで複数の部屋を1つの大きな空間として使用できる。
  • 3尺モジュールは、910mmを基準とすることが多い。
  • 4大黒柱は、日本の伝統的な木造住宅において構造上・意匠上重要な柱である。
  • ✔田の字型プランでは、各室が独立した廊下から出入りする形式であるため、間取りの融通性は低い。
解説:不適当なのは「田の字型プランでは、各室が独立した廊下から出入りする形式であるため、間取りの融通性は低い。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問35
建築計画における気候・地域性に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1合掌造りは、多雪地域に見られる急勾配の屋根を持つ住宅形式である。
  • 2高床式住宅は、湿気や浸水の多い地域で見られる住宅形式である。
  • 3沖縄の伝統的な住宅では、台風対策として低い屋根や石垣が用いられることがある。
  • 4気候風土に応じた建築は、地域の材料や工法を反映することが多い。
  • ✔寒冷地の住宅では、開口部を大きくし、気密性を低くすることが一般的である。
解説:不適当なのは「寒冷地の住宅では、開口部を大きくし、気密性を低くすることが一般的である。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問36
集会施設・体育施設の計画に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1体育館のアリーナ部分の天井高さは、実施する競技によって必要な高さが異なる。
  • 2観覧席の計画では、ステップの高さと奥行きにより見通しを確保する。
  • 3多目的ホールは、舞台と客席の配置を可変にできるよう計画されることがある。
  • 4体育館の床仕上げには、衝撃吸収性のある木質フローリングが用いられることが多い。
  • ✔観客席の後方は、一般に前方より見通しが良くなるため、段差を設けない方が望ましい。
解説:不適当なのは「観客席の後方は、一般に前方より見通しが良くなるため、段差を設けない方が望ましい。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問37
幼稚園・保育所の計画に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1保育室は、園庭からの出入りがしやすいように計画することが望ましい。
  • 2保育室の床面積は、園児の年齢や活動内容に応じて計画される。
  • 3遊戯室は、複数のクラスが合同で活動できるスペースとして計画されることがある。
  • ✔園児用の家具・設備は、大人用と同じ寸法を用いることが望ましい。
  • 5採光・通風を確保することは、保育環境として重要である。
解説:不適当なのは「園児用の家具・設備は、大人用と同じ寸法を用いることが望ましい。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問38
事務所建築の設備・防災計画に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1OAフロア(フリーアクセスフロア)は、配線の変更に対応しやすくする床構造である。
  • 2二重天井は、設備配管・配線のスペースとして利用されることが多い。
  • 3事務室の必要照度は、一般に住宅の居間より高い値が求められることが多い。
  • 4貸事務所ビルでは、テナントごとの電力・空調の個別制御が求められることがある。
  • ✔事務所ビルの避難計画では、避難経路の数は1つに限定することが望ましい。
解説:不適当なのは「事務所ビルの避難計画では、避難経路の数は1つに限定することが望ましい。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問39
建築計画における動線計画に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1ゾーニングとは、機能や用途に応じて空間を区分する計画手法である。
  • 2動線計画では、異なる種類の動線(人・物・車等)を分離することが望ましい場合が多い。
  • 3病院における清潔動線と不潔動線は、交差しないよう計画することが望ましい。
  • ✔学校における職員の動線と児童・生徒の動線は、常に一致させることが望ましい。
  • 5サービスヤードは、荷物の搬入等のための裏方の空間である。
解説:不適当なのは「学校における職員の動線と児童・生徒の動線は、常に一致させることが望ましい。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問40
建築計画総合(住宅の設計)に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1パッシブデザインとは、機械設備に極力依存せず、自然のエネルギーを活用する設計手法である。
  • 2ダブルスキンは、外壁を二重構造にし、断熱・遮音・省エネ性能を高める手法の一つである。
  • 3ビオトープとは、生物が生息できる環境を人工的・自然的に創出した空間のことである。
  • 4ユニバーサルデザインとは、年齢や障害の有無に関わらず、誰もが利用しやすいデザインの考え方である。
  • ✔コーポラティブハウスは、事業者が単独で企画・設計・分譲する集合住宅の方式である。
解説:不適当なのは「コーポラティブハウスは、事業者が単独で企画・設計・分譲する集合住宅の方式である。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問41
住宅の断面計画に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1階高は、各階の床面から上階の床面までの高さのことである。
  • 2天井高は、居室において建築基準法上2.1m以上とすることが定められている。
  • 3吹き抜けは、上下階を視覚的・空間的につなげる効果がある。
  • 4スキップフロアは、床の高さを半階程度ずらして構成する形式である。
  • ✔階段の勾配は、緩やかであるほど上りやすいが、必要な水平距離は短くなる。
解説:不適当なのは「階段の勾配は、緩やかであるほど上りやすいが、必要な水平距離は短くなる。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問42
商業施設・複合施設の計画に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1アトリウムは、大きな吹き抜け空間で、採光や休憩の場として計画されることが多い。
  • 2核店舗(キーテナント)は、商業施設全体の集客の中心となる店舗である。
  • 3サービスコアは、階段・エレベーター・トイレ・設備シャフト等をまとめた部分である。
  • ✔動線計画において、主通路の幅は補助的な通路より狭くすることが望ましい。
  • 5バックヤードは、商品の搬入・保管等を行う従業員用のスペースである。
解説:不適当なのは「動線計画において、主通路の幅は補助的な通路より狭くすることが望ましい。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問43
住宅の外部空間計画に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1アプローチは、道路から玄関までの動線空間である。
  • 2カーポートは、屋根のみで壁のない自動車の駐車スペースである。
  • 3テラスは、居室と連続した屋外の床面のことが多い。
  • 4塀や植栽は、視線を遮り、プライバシーを確保する効果がある。
  • ✔玄関の位置は、道路との関係やプライバシーを考慮せずに決定してよい。
解説:不適当なのは「玄関の位置は、道路との関係やプライバシーを考慮せずに決定してよい。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問44
環境工学(日照・日射)に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1日照とは、太陽光が直接地表面に当たることである。
  • 2日射には、直接日射と天空日射(拡散日射)がある。
  • 3夏季は、南面の垂直壁面よりも水平面(屋根)の方が日射量が多くなる傾向がある。
  • 4日影図は、建築物が周辺に及ぼす日影の範囲を示す図である。
  • ✔冬季は、南向きの窓において、庇を深く出すほど日射の取り込みに有利である。
解説:不適当なのは「冬季は、南向きの窓において、庇を深く出すほど日射の取り込みに有利である。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問45
環境工学(温熱環境)に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1有効温度(実効温度)は、気温・湿度・気流の3要素を総合的に評価する指標の一つである。
  • 2PMV(予測平均温冷感)は、人の温熱的な快適感を予測する指標である。
  • 3コールドドラフトは、冷たい窓面等で冷やされた空気が下降する現象である。
  • 4ヒートアイランド現象は、都市部の気温が周辺地域より高くなる現象である。
  • ✔断熱性能を高めることは、一般に冷暖房負荷の低減に寄与しない。
解説:不適当なのは「断熱性能を高めることは、一般に冷暖房負荷の低減に寄与しない。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問46
集合住宅の共用部計画に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1エントランスホールは、住棟の顔となる共用部分である。
  • 2管理人室は、共同住宅の管理・防犯上の役割を持つことがある。
  • 3メールボックス(集合郵便受け)は、一般にエントランス付近に設けられる。
  • 4共用廊下の幅は、避難や車椅子の通行を考慮して計画されることがある。
  • ✔ゴミ置き場は、住戸からの動線を考慮せず、敷地の最も奥に設けることが望ましい。
解説:不適当なのは「ゴミ置き場は、住戸からの動線を考慮せず、敷地の最も奥に設けることが望ましい。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問47
建築計画における採光補正係数に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1採光補正係数は、開口部の採光に有効な面積を算定する際に用いられる係数である。
  • 2採光関係比率は、開口部の直上にある建築物の各部までの垂直距離と水平距離の比等により求められる。
  • 3用途地域によって、採光補正係数の算定式は異なる場合がある。
  • 4天窓は、側窓に比べて採光補正係数の算定上有利に扱われることが多い。
  • ✔採光補正係数は、常に1.0を超えることはない。
解説:不適当なのは「採光補正係数は、常に1.0を超えることはない。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問48
建築計画における音環境(騒音)に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1遮音等級(Dr等級)は、壁や床の空気音に対する遮音性能を示す指標の一つである。
  • 2L等級は、床衝撃音の遮断性能を示す指標である。
  • 3軽量床衝撃音は、重量床衝撃音に比べて高周波成分が多い音である。
  • 4二重窓(複層窓・二重サッシ)は、遮音性能の向上に効果がある。
  • ✔遮音性能を高めるには、壁を軽量化することが最も効果的である。
解説:不適当なのは「遮音性能を高めるには、壁を軽量化することが最も効果的である。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問49
建築設備(給排水)に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1公共下水道には、合流式と分流式がある。
  • 2雨水は、分流式下水道では汚水と別の管で排水される。
  • 3排水槇(排水槇管)には、汚水系統と雑排水系統を区別して設けることがある。
  • 4敷地内では、雨水を浸透させる浸透トレンチ等が用いられることがある。
  • ✔排水設備は、勾配を設けずに配管することが望ましい。
解説:不適当なのは「排水設備は、勾配を設けずに配管することが望ましい。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問50
建築計画総合(福祉住環境)に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1福祉住環境の計画では、居住者の身体状況の変化を見据えた可変性が求められる。
  • 2在宅介護を想定した住宅では、介護者の動線も考慮することが望ましい。
  • 3手すりは、使用者の利き手や動作に応じて設置位置を検討する必要がある。
  • 4段差の解消は、高齢者や車椅子使用者の移動負担を軽減する。
  • ✔福祉住環境では、コストよりも意匠性を最優先して計画すべきである。
解説:不適当なのは「福祉住環境では、コストよりも意匠性を最優先して計画すべきである。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問51
木造建築の意匠・計画に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1縁側は、屋内と屋外をつなぐ中間領域としての機能を持つ。
  • 2土間は、屋内でありながら屋外的な性格を持つ空間である。
  • 3欄間は、鴨居の上部に設けられる採光・通風・意匠のための開口部である。
  • 4障子は、採光性を保ちながら視線を遮る建具である。
  • ✔雨戸は、採光性を保ちながら防犯・防風のために用いられる建具である。
解説:不適当なのは「雨戸は、採光性を保ちながら防犯・防風のために用いられる建具である。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問52
商業建築の計画(飲食施設)に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1厨房は、調理・配膳の効率を考慮し、客席への配膳距離が短くなるよう計画されることが多い。
  • 2客席と厨房の間には、動線が交錯しないよう配慮することが望ましい。
  • 3厨房内では、汚染作業区域と非汚染作業区域を区分することが望ましい。
  • 4飲食店の客席計画では、1人当たりの床面積の目安が用いられることがある。
  • ✔厨房の換気計画は、衛生管理上重要視する必要はない。
解説:不適当なのは「厨房の換気計画は、衛生管理上重要視する必要はない。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問53
図書館・博物館等の文化施設計画に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1博物館の展示室は、自然光を直接展示物に当てないよう計画することが望ましい場合が多い。
  • 2収蔵庫は、温湿度管理を厳密に行うことが求められることが多い。
  • 3動線計画では、一般客の見学動線と学術研究者の動線を分けることがある。
  • 4展示ケース内の照度は、資料の保存のため過度に高くしないことが望ましい。
  • ✔博物館の収蔵庫は、一般見学者が自由に立ち入れるよう計画することが望ましい。
解説:不適当なのは「博物館の収蔵庫は、一般見学者が自由に立ち入れるよう計画することが望ましい。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問54
建築計画(スポーツ施設)に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1プールの計画では、水質管理設備や更衣室等の関連施設を考慮する。
  • 2体育館のアリーナは、天井高さや床の弾力性等、実施競技に応じた性能が求められる。
  • 3観覧席を有する体育館では、避難計画上、出入口の数や幅を検討する必要がある。
  • 4屋外運動場の計画では、日照・排水等を考慮する必要がある。
  • ✔スポーツ施設の更衣室・シャワー室は、動線計画上考慮しなくてよい。
解説:不適当なのは「スポーツ施設の更衣室・シャワー室は、動線計画上考慮しなくてよい。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問55
建築計画(オフィスの家具・レイアウト)に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1事務室のレイアウトには、対向式、並行式、フリーアドレス式等がある。
  • 2フリーアドレス方式は、固定席を設けず、社員が自由に席を選ぶ方式である。
  • 3執務スペースの1人当たりの面積は、業務内容によって異なる。
  • 4会議室の計画では、利用人数に応じた広さや設備を検討する。
  • ✔オフィスのレイアウトは、一度決定した後は変更を前提としないことが望ましい。
解説:不適当なのは「オフィスのレイアウトは、一度決定した後は変更を前提としないことが望ましい。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問56
建築計画(住宅のキッチン)に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1I型キッチンは、作業台が直線状に並ぶ形式である。
  • 2L型キッチンは、作業台がL字型に配置される形式である。
  • 3アイランド型キッチンは、作業台の一部が壁から独立して配置される形式である。
  • 4オープンキッチンは、リビング・ダイニングと一体的に計画されることが多い。
  • ✔クローズドキッチンは、他の空間から視覚的に開放された形式のキッチンである。
解説:不適当なのは「クローズドキッチンは、他の空間から視覚的に開放された形式のキッチンである。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問57
建築計画(サステナブル建築)に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)は、年間の一次エネルギー消費量を実質ゼロ以下とする住宅である。
  • 2断熱・気密性能の向上は、省エネルギー性能の向上に寄与する。
  • 3自然エネルギーの活用(太陽光・太陽熱等)は、サステナブル建築の考え方の一つである。
  • 4LCCM住宅は、建設から解体までのライフサイクル全体のCO2排出量を評価する考え方に基づく住宅である。
  • ✔サステナブル建築では、初期コストのみを評価基準とすべきである。
解説:不適当なのは「サステナブル建築では、初期コストのみを評価基準とすべきである。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問58
建築計画(景観・意匠)に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1スカイラインとは、建築物や都市の輪郭が空を背景にして描く線のことである。
  • 2ファサードとは、建築物の正面の外観のことである。
  • 3シークエンス景観とは、移動に伴い連続的に変化して見える景観のことである。
  • 4景観計画では、周辺環境との調和が検討されることが多い。
  • ✔アイストップとは、視線が抜けてどこまでも遠くまで見通せる場所のことである。
解説:不適当なのは「アイストップとは、視線が抜けてどこまでも遠くまで見通せる場所のことである。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問59
建築計画(木造住宅の耐久性)に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1軒の出を深くすることは、外壁の劣化を防ぐ効果がある。
  • 2基礎の高さを確保することは、木部の腐朽対策として有効である。
  • 3通気層を設けることは、壁体内の湿気を排出するために有効である。
  • 4防蟻対策として、床下の換気を確保することが有効である。
  • ✔木造住宅の耐久性向上のためには、床下の換気を塞ぎ密閉することが望ましい。
解説:不適当なのは「木造住宅の耐久性向上のためには、床下の換気を塞ぎ密閉することが望ましい。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問60
建築計画(改修・リノベーション)に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1コンバージョンとは、既存建築物の用途を変更して再生することである。
  • 2リノベーションは、修繕だけでなく機能や価値の向上を目的とする改修を含むことが多い。
  • 3耐震改修は、既存建築物の耐震性能を向上させる改修である。
  • 4バリアフリー改修では、段差の解消や手すりの設置等が行われる。
  • ✔既存建築物の改修では、現況調査を行わずに計画を進めることが望ましい。
解説:不適当なのは「既存建築物の改修では、現況調査を行わずに計画を進めることが望ましい。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。