分野別問題:構造・施工

二級建築士|構造・施工

最終更新:2026年8月11日

二級建築士の構造・施工分野を集中的に演習します。

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問1
荷重・外力に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1固定荷重は、建築物自体の構造部材や仕上材等の重量による荷重である。
  • 2積載荷重は、人・家具・物品等の荷重であり、室の用途によって異なる値が用いられる。
  • ✔地震力は、建築物の高さに関わらず、すべての階に同じ大きさで作用すると仮定して計算される。
  • 4風圧力は、風速や建築物の形状・高さ等に応じて算定される。
  • 5雪荷重は、積雪の重さによる荷重であり、多雪地域ではより大きな値が用いられる。
解説:不適当なのは「地震力は、建築物の高さに関わらず、すべての階に同じ大きさで作用すると仮定して計算される。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問2
応力に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1曲げモーメントは、部材を曲げようとする力の作用を表す量である。
  • 2せん断力は、部材の断面に平行な方向に作用する力である。
  • 3軸方向力には、部材を引っ張る引張力と、圧縮する圧縮力がある。
  • ✔単純梁に等分布荷重が作用する場合、最大曲げモーメントは梁の端部で生じる。
  • 5片持ち梁の先端に集中荷重が作用する場合、最大曲げモーメントは固定端で生じる。
解説:不適当なのは「単純梁に等分布荷重が作用する場合、最大曲げモーメントは梁の端部で生じる。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問3
断面の性質に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1断面二次モーメントは、部材の曲げに対する変形しにくさを表す指標である。
  • 2断面係数は、断面二次モーメントを断面の縁端までの距離で除した値である。
  • ✔同じ断面積であれば、断面の形状に関わらず断面二次モーメントは常に等しい。
  • 4長方形断面の断面二次モーメントは、幅と高さの3乗に比例する項を含む式で表される。
  • 5断面の重心軸に関する断面二次モーメントは、応力計算において重要な値である。
解説:不適当なのは「同じ断面積であれば、断面の形状に関わらず断面二次モーメントは常に等しい。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問4
梁のたわみに関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1たわみは、荷重により部材に生じる変形(たわみ量)のことである。
  • 2たわみの大きさは、荷重、スパン(支点間距離)、断面剛性(EI)等に関係する。
  • ✔スパンが大きくなるほど、一般にたわみは小さくなる。
  • 4ヤング係数(弾性係数)が大きい材料ほど、同じ条件下でのたわみは小さくなる傾向がある。
  • 5断面二次モーメントが大きいほど、同じ条件下でのたわみは小さくなる傾向がある。
解説:不適当なのは「スパンが大きくなるほど、一般にたわみは小さくなる。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問5
座屈に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1座屈とは、圧縮力を受ける部材が、ある荷重に達すると急激に変形する現象である。
  • ✔座屈荷重は、部材の長さが長いほど一般に大きくなる。
  • 3座屈荷重は、部材の断面形状(断面二次モーメント)に影響される。
  • 4座屈長さは、部材の支持条件(両端固定、両端ピン等)によって異なる。
  • 5細長比が大きい部材は、座屈しやすい傾向がある。
解説:不適当なのは「座屈荷重は、部材の長さが長いほど一般に大きくなる。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問6
トラス構造に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1トラスは、部材を三角形に組み合わせた構造形式である。
  • 2トラスの各部材には、原則として軸方向力(引張力又は圧縮力)のみが生じると仮定される。
  • 3トラスの節点は、一般にピン接合であると仮定して計算される。
  • ✔トラス部材には、曲げモーメントが主として生じると仮定して設計される。
  • 5トラス構造は、比較的少ない部材で大きなスパンを構成できる利点がある。
解説:不適当なのは「トラス部材には、曲げモーメントが主として生じると仮定して設計される。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問7
静定構造・不静定構造に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1静定構造は、力の釣合い条件のみで応力が決定できる構造である。
  • 2不静定構造は、力の釣合い条件だけでは応力が決定できず、変形条件等を考慮する必要がある構造である。
  • 3単純梁(両端支持の梁)は、一般に静定構造の例である。
  • ✔両端固定梁は、一般に静定構造の例である。
  • 5ラーメン構造は、一般に不静定構造となることが多い。
解説:不適当なのは「両端固定梁は、一般に静定構造の例である。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問8
地震力に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1地震力は、建築物の重量に応じて算定される。
  • 2地震層せん断力係数は、建築物の高さ方向の位置によって異なる値が用いられることがある。
  • 3標準せん断力係数は、一般に0.2以上を採用することが基本とされる(許容応力度計算における1次設計の場合)。
  • 4地震力の算定においては、建築物の振動特性(固有周期等)が考慮される場合がある。
  • ✔地震力は、建築物の重量に関わらず全て一定の値が用いられる。
解説:不適当なのは「地震力は、建築物の重量に関わらず全て一定の値が用いられる。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問9
木構造の軸組に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1軸組は、柱・梁・土台等の部材により構成される骨組である。
  • 2筋かいは、地震力・風圧力等の水平力に対抗するために設ける斜材である。
  • 3火打梁(火打土台)は、水平構面の変形を防止するために設けられる部材である。
  • 4耐力壁は、水平力に対する抵抗要素として計画される壁である。
  • ✔木造の軸組において、筋かいは常に垂直方向の荷重(鉛直荷重)のみに抵抗する部材である。
解説:不適当なのは「木造の軸組において、筋かいは常に垂直方向の荷重(鉛直荷重)のみに抵抗する部材である。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問10
木構造の接合部に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1継手は、部材を長さ方向に接合する部分である。
  • 2仕口は、部材を角度をもって接合する部分である。
  • 3金物(かど金物、羽子板ボルト等)は、接合部の強度を補強するために用いられる。
  • 4筋かいの端部には、一定の接合方法が求められる。
  • ✔木造の接合部は、金物等による補強を行わなくても、常に十分な強度が確保される。
解説:不適当なのは「木造の接合部は、金物等による補強を行わなくても、常に十分な強度が確保される。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問11
木構造の床組・屋根組に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1床組は、床を支える梁や根太等の部材で構成される。
  • 2屋根組には、和小屋と洋小屋の形式がある。
  • 3トラス構造を用いた洋小屋は、比較的大きなスパンに対応しやすい。
  • 4和小屋は、梁の上に束を立てて棟木や母屋を支える形式である。
  • ✔床組・屋根組には、水平力に対する剛性は一切必要とされない。
解説:不適当なのは「床組・屋根組には、水平力に対する剛性は一切必要とされない。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問12
木構造の耐震性に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1耐力壁の配置は、平面的にバランスよく配置することが望ましい。
  • 2壁量計算は、建築物に必要な耐力壁の量を確認するための計算方法である。
  • 3四分割法は、平面をおおむね4分割し、各側の壁量バランスを確認する簡易な方法の一つである。
  • 4接合部の金物選定には、N値計算等の方法が用いられることがある。
  • ✔木造建築物の耐震性は、耐力壁の配置バランスに関わらず、量のみで決定される。
解説:不適当なのは「木造建築物の耐震性は、耐力壁の配置バランスに関わらず、量のみで決定される。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問13
RC構造(鉄筋コンクリート構造)の基本に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1コンクリートは圧縮力に強く、引張力に弱い性質を持つ。
  • 2鉄筋は引張力に強い性質を持ち、コンクリートの弱点を補う役割を果たす。
  • 3RC構造は、コンクリートと鉄筋の特性を組み合わせた構造形式である。
  • 4かぶり厚さは、鉄筋の防錆・耐火性等の観点から確保される、鉄筋表面からコンクリート表面までの距離である。
  • ✔RC構造では、鉄筋を用いなくてもコンクリートのみで十分な引張強度を確保できる。
解説:不適当なのは「RC構造では、鉄筋を用いなくてもコンクリートのみで十分な引張強度を確保できる。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問14
RC構造の柱・梁に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1柱の主筋は、軸方向の力に対抗する鉄筋である。
  • 2あばら筋(帯筋・フープ)は、柱のせん断補強等に用いられる鉄筋である。
  • 3梁のスターラップ(あばら筋)は、梁のせん断補強に用いられる鉄筋である。
  • 4柱の帯筋の間隔を密にすることは、一般にせん断耐力の向上に寄与する。
  • ✔柱・梁の鉄筋量は、部材の耐力に関わらず、常に同一の量とすればよい。
解説:不適当なのは「柱・梁の鉄筋量は、部材の耐力に関わらず、常に同一の量とすればよい。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問15
RC構造の壁・スラブに関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1耐震壁は、地震力等の水平力に対する抵抗要素として計画される壁である。
  • 2スラブは、床や屋根の荷重を梁等に伝える平板状の構造部材である。
  • 3スラブの配筋には、主筋と配力筋(または短辺方向・長辺方向の鉄筋)がある。
  • 4耐震壁の配置は、平面的・立面的にバランスよく計画することが望ましい。
  • ✔耐震壁を設けることは、建築物の水平剛性の向上に寄与しない。
解説:不適当なのは「耐震壁を設けることは、建築物の水平剛性の向上に寄与しない。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問16
RC構造の設計における留意点に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1鉄筋のかぶり厚さの不足は、耐久性・耐火性の低下につながるおそれがある。
  • 2コンクリートの中性化は、鉄筋の腐食を進行させる要因の一つとなる場合がある。
  • ✔水セメント比が大きいほど、一般にコンクリートの強度は高くなる。
  • 4ひび割れの発生は、乾燥収縮や荷重等、様々な要因によって生じることがある。
  • 5かぶり厚さの確保は、設計・施工上の重要な留意点の一つである。
解説:不適当なのは「水セメント比が大きいほど、一般にコンクリートの強度は高くなる。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問17
S構造(鉄骨構造)の基本に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1鉄骨構造は、鋼材を主要な構造材料とする構造形式である。
  • 2鉄骨構造は、RC構造に比べて一般に自重が軽い傾向がある。
  • 3鉄骨構造は、比較的大きなスパンの建築物に適用しやすい。
  • 4鉄骨は不燃材料であるが、火災時の高温により強度が低下する性質がある。
  • ✔鉄骨構造には、火災に対する耐火被覆等の対策が一切不要である。
解説:不適当なのは「鉄骨構造には、火災に対する耐火被覆等の対策が一切不要である。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問18
S構造の接合部に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1高力ボルト接合は、ボルトの摩擦力等により部材を接合する方法である。
  • 2溶接接合には、突合せ溶接や隅肉溶接等の種類がある。
  • 3柱と梁の接合部(仕口)には、剛接合とピン接合(半剛接合を含む)の形式がある。
  • 4ブレース(筋かい)は、水平力に対する抵抗要素として用いられることが多い。
  • ✔高力ボルト接合と溶接接合は、いかなる場合も併用してはならないと定められている。
解説:不適当なのは「高力ボルト接合と溶接接合は、いかなる場合も併用してはならないと定められている。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問19
S構造の部材(柱・梁)に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1H形鋼は、断面の形状がH字型の鋼材である。
  • 2角形鋼管は、柱材として用いられることが多い断面形状の鋼材である。
  • 3幅厚比が大きい部材は、局部座屈が生じやすい傾向がある。
  • 4梁には、H形鋼のほか、トラス梁等の形式が用いられることがある。
  • ✔鉄骨部材の座屈は、断面形状や幅厚比に関わらず、一切考慮する必要がない。
解説:不適当なのは「鉄骨部材の座屈は、断面形状や幅厚比に関わらず、一切考慮する必要がない。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問20
S構造の耐震性に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1鉄骨構造では、部材の変形性能(靭性)を活用した設計が行われることがある。
  • 2露出柱脚、埋込み柱脚、根巻き柱脚等の柱脚形式がある。
  • 3柱脚の形式は、建築物の耐震性能に影響を与える要素の一つである。
  • 4ブレース構造は、水平力に対する剛性・耐力を確保する方式の一つである。
  • ✔鉄骨構造の耐震性能は、柱脚の形式に関わらず全て同一である。
解説:不適当なのは「鉄骨構造の耐震性能は、柱脚の形式に関わらず全て同一である。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問21
基礎構造に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1直接基礎には、独立基礎、複合基礎、布基礎、べた基礎等の形式がある。
  • 2杭基礎は、地盤が軟弱な場合等に、杭を用いて荷重を支持層に伝える基礎形式である。
  • 3べた基礎は、建築物の底面全体で荷重を支える基礎形式である。
  • 4杭には、支持層に荷重を伝える支持杭と、周囲の摩擦力により荷重を支える摩擦杭がある。
  • ✔基礎の形式は、地盤の状況に関わらず、常に同一の形式を選定すればよい。
解説:不適当なのは「基礎の形式は、地盤の状況に関わらず、常に同一の形式を選定すればよい。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問22
地盤に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1地盤調査には、ボーリング調査や標準貫入試験等の方法がある。
  • 2N値は、標準貫入試験により求められる、地盤の締まり具合を示す指標の一つである。
  • 3沖積層は、一般に堆積年代が新しく、軟弱な地盤であることが多い。
  • 4液状化現象は、地震時に飽和した砂質地盤等で発生することがある現象である。
  • ✔地盤調査の結果は、基礎形式の選定には一切影響しない。
解説:不適当なのは「地盤調査の結果は、基礎形式の選定には一切影響しない。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問23
地盤の許容応力度・支持力に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1地盤の許容応力度は、地盤が安全に支持できる単位面積当たりの荷重の限界を示す値である。
  • 2地盤の許容応力度は、地盤の種類や地盤調査結果等により算定される。
  • 3軟弱な地盤ほど、一般に許容応力度は小さくなる傾向がある。
  • 4地盤改良を行うことで、地盤の支持力を向上させることができる場合がある。
  • ✔地盤の許容応力度は、建築物の重量や規模に関わらず、常に一定の値を用いてよい。
解説:不適当なのは「地盤の許容応力度は、建築物の重量や規模に関わらず、常に一定の値を用いてよい。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問24
木材の材料特性に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1木材の強度は、繊維方向(木目方向)によって異なる性質(異方性)を持つ。
  • 2木材の含水率が高いほど、一般に強度は低下する傾向がある。
  • 3木材は、繊維方向に対して直交する方向より、繊維方向に沿った方向の強度が高い傾向がある。
  • 4集成材は、小さな木材(ラミナ)を接着剤で積層して作られる木質材料である。
  • ✔木材の強度は、含水率に関わらず常に一定である。
解説:不適当なのは「木材の強度は、含水率に関わらず常に一定である。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問25
コンクリートの材料特性に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1コンクリートの強度は、水セメント比が小さいほど一般に大きくなる傾向がある。
  • 2コンクリートは、養生期間や温度等の条件により強度発現が変化する。
  • 3スランプは、コンクリートの軟らかさ(流動性)を示す指標の一つである。
  • 4AE剤は、コンクリートの耐凍害性等を改善するために用いられる混和剤の一種である。
  • ✔コンクリートの強度は、水セメント比に関わらず常に一定である。
解説:不適当なのは「コンクリートの強度は、水セメント比に関わらず常に一定である。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問26
鋼材の材料特性に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1鋼材の応力‐ひずみ関係には、弾性域と塑性域がある。
  • 2降伏点(降伏強度)は、鋼材が弾性から塑性に移行する際の応力の目安となる値である。
  • 3鋼材は、木材やコンクリートに比べて、一般に比重(単位重量)が大きい材料である。
  • 4鋼材は、高温になると強度が低下する性質がある。
  • ✔鋼材の強度は、温度条件に関わらず常に一定である。
解説:不適当なのは「鋼材の強度は、温度条件に関わらず常に一定である。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問27
耐震設計の考え方に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 11次設計は、中程度の地震に対して建築物の損傷を抑えることを目標とする設計段階である。
  • 22次設計は、大地震に対して建築物の倒壊等を防ぐことを目標とする設計段階である。
  • 3耐震設計には、耐震構造、制震構造、免震構造等の考え方がある。
  • 4制震構造は、ダンパー等の制震装置により振動を低減する構造形式である。
  • ✔耐震設計の目標は、いかなる規模の地震に対しても建築物を無被害とすることである。
解説:不適当なのは「耐震設計の目標は、いかなる規模の地震に対しても建築物を無被害とすることである。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問28
免震構造に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1免震構造は、免震装置により建築物への地震力の伝達を低減する構造形式である。
  • 2免震装置には、積層ゴム等のアイソレータや、ダンパー等が用いられる。
  • 3免震構造を採用することで、建築物の応答加速度を低減できる場合がある。
  • 4免震構造は、一般に建築物と基礎の間等に免震層を設けて計画される。
  • ✔免震構造を採用すれば、上部構造の耐震設計を一切行わなくてよい。
解説:不適当なのは「免震構造を採用すれば、上部構造の耐震設計を一切行わなくてよい。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問29
制震構造に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1制震構造は、制震ダンパー等により地震時の振動エネルギーを吸収する構造形式である。
  • 2制震ダンパーには、オイルダンパーや鋼材ダンパー等の種類がある。
  • 3制震構造は、既存建築物の耐震改修にも用いられることがある。
  • 4制震構造の効果は、ダンパーの種類や配置により異なる。
  • ✔制震構造を採用した建築物は、地震時に全く変形しない。
解説:不適当なのは「制震構造を採用した建築物は、地震時に全く変形しない。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問30
建築物の振動特性に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1固有周期は、建築物が自由振動する際の1振動に要する時間である。
  • 2建築物の高さが高いほど、一般に固有周期は長くなる傾向がある。
  • 3建築物の剛性が高いほど、一般に固有周期は短くなる傾向がある。
  • 4減衰は、振動のエネルギーが徐々に失われていく現象である。
  • ✔固有周期は、建築物の高さや剛性に関わらず、常に一定の値である。
解説:不適当なのは「固有周期は、建築物の高さや剛性に関わらず、常に一定の値である。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問31
木構造の耐久性・劣化対策に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1木材の腐朽は、湿気や菌類の作用によって生じることがある。
  • 2蟻害(シロアリによる被害)は、木造建築物の耐久性を低下させる要因の一つである。
  • 3防腐・防蟻処理は、木材の耐久性向上のために行われることがある。
  • 4床下や壁体内の通気・換気は、木材の劣化防止に有効な対策の一つである。
  • ✔木造建築物では、腐朽や蟻害への対策は構造設計上考慮する必要がない。
解説:不適当なのは「木造建築物では、腐朽や蟻害への対策は構造設計上考慮する必要がない。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問32
RC構造の耐久性に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1コンクリートの中性化は、経年により表面から内部に進行する現象である。
  • 2中性化が鉄筋の位置まで進行すると、鉄筋の腐食が進みやすくなる場合がある。
  • 3かぶり厚さを適切に確保することは、中性化に対する耐久性向上に寄与する。
  • 4塩害は、塩分の影響により鉄筋の腐食が促進される現象である。
  • ✔コンクリートの耐久性は、かぶり厚さや水セメント比等に関わらず常に一定である。
解説:不適当なのは「コンクリートの耐久性は、かぶり厚さや水セメント比等に関わらず常に一定である。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問33
S構造の耐火対策に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1鉄骨は、高温になると強度・剛性が低下する性質がある。
  • 2耐火被覆には、耐火塗料や耐火材による被覆等の方法がある。
  • 3耐火被覆の厚さは、部材の種類や求められる耐火性能に応じて設定される。
  • 4耐火被覆は、火災時の鉄骨の温度上昇を抑制する役割を持つ。
  • ✔鉄骨造の建築物では、耐火被覆等の対策を行わなくても、常に十分な耐火性能が確保される。
解説:不適当なのは「鉄骨造の建築物では、耐火被覆等の対策を行わなくても、常に十分な耐火性能が確保される。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問34
混合構造(SRC構造等)に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1SRC構造(鉄骨鉄筋コンクリート構造)は、鉄骨の周囲に鉄筋コンクリートを配置した構造形式である。
  • 2SRC構造は、S構造とRC構造双方の特性を組み合わせた構造形式とされる。
  • 3SRC構造は、一般に高層建築物等に用いられることがある。
  • 4混合構造には、下層階をRC造、上層階をS造とする形式等もある。
  • ✔SRC構造は、鉄骨造・RC造のいずれとも全く異なる、独立した材料により構成される。
解説:不適当なのは「SRC構造は、鉄骨造・RC造のいずれとも全く異なる、独立した材料により構成される。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問35
木構造の壁量計算に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1必要壁量は、建築物の階数、屋根の重さ、床面積等に応じて算定される。
  • 2存在壁量は、実際に設けられている耐力壁の長さに、壁の種類に応じた壁倍率を乗じて算定される。
  • 3壁倍率は、耐力壁の種類(筋かい、面材等)により異なる値が定められている。
  • 4存在壁量が必要壁量以上であることが、壁量計算上の基本的な確認事項である。
  • ✔壁量計算では、耐力壁の配置バランスについて一切確認する必要がない。
解説:不適当なのは「壁量計算では、耐力壁の配置バランスについて一切確認する必要がない。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問36
構造設計における許容応力度に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1許容応力度は、材料が安全に耐えられる応力の限界値として設定される。
  • 2長期許容応力度は、常時作用する荷重(固定荷重・積載荷重等)に対して用いられる。
  • 3短期許容応力度は、地震力や風圧力等、短期的に作用する荷重に対して用いられる。
  • 4短期許容応力度は、一般に長期許容応力度より大きい値が設定される。
  • ✔許容応力度は、材料の種類や荷重の性質に関わらず、常に同一の値が用いられる。
解説:不適当なのは「許容応力度は、材料の種類や荷重の性質に関わらず、常に同一の値が用いられる。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問37
部材の変形能力(靭性)に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1靭性は、部材が破壊に至るまでに大きな変形能力を持つ性質のことである。
  • 2靭性の高い部材は、地震時のエネルギー吸収能力が高い傾向がある。
  • 3脆性破壊は、大きな変形を伴わずに急激に破壊する破壊形式である。
  • 4せん断破壊は、一般に曲げ破壊に比べて脆性的な破壊形式とされることが多い。
  • ✔靭性は、構造設計における耐震性能の評価と一切関係しない。
解説:不適当なのは「靭性は、構造設計における耐震性能の評価と一切関係しない。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問38
木構造の耐震診断に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1木造住宅の耐震診断には、一般診断法や精密診断法等の方法がある。
  • 2耐震診断では、耐力壁の配置・量、劣化状況等が評価される。
  • 3地盤や基礎の状態も、耐震診断における評価対象となることがある。
  • 4耐震診断の結果に基づき、耐震補強の計画が検討されることがある。
  • ✔木造住宅の耐震診断では、屋根の重さは評価対象に含まれない。
解説:不適当なのは「木造住宅の耐震診断では、屋根の重さは評価対象に含まれない。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問39
構造材料の許容応力度計算の流れに関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1構造計算では、まず荷重・外力を設定し、その後応力計算を行う。
  • 2応力計算により求めた応力が、許容応力度以下であることを確認する。
  • 3変形(たわみ・層間変位等)についても、一定の基準を満たすことを確認することがある。
  • 4保有水平耐力計算は、許容応力度計算に加えて、大地震時の安全性を確認するための計算である。
  • ✔構造計算においては、荷重条件を設定せずに応力計算を行うことができる。
解説:不適当なのは「構造計算においては、荷重条件を設定せずに応力計算を行うことができる。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問40
屋根・外壁の構造に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1屋根は、雨水の排水や断熱・防水等の機能を持つ構造部分である。
  • 2外壁は、構造耐力上主要な部分として設計される場合がある。
  • 3カーテンウォールは、建築物の構造躯体とは別に、外壁を構成する非構造部材として用いられることがある。
  • 4ALC板は、外壁材として用いられることがある軽量気泡コンクリート板である。
  • ✔屋根・外壁には、風圧力や地震力等の外力を一切考慮しなくてよい。
解説:不適当なのは「屋根・外壁には、風圧力や地震力等の外力を一切考慮しなくてよい。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問41
木構造の耐力壁(面材)に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1構造用合板等の面材を用いた耐力壁は、筋かいと同様に水平力に抵抗する要素となる。
  • 2面材の張り方(釘の種類・間隔等)により、壁倍率が異なる場合がある。
  • 3面材による耐力壁は、開口部の少ない壁面に計画しやすい。
  • 4面材耐力壁と筋かい耐力壁は、併用して計画することもできる。
  • ✔面材耐力壁の性能は、釘の種類や間隔に関わらず常に一定である。
解説:不適当なのは「面材耐力壁の性能は、釘の種類や間隔に関わらず常に一定である。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問42
RC構造の柱の破壊形式に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1柱の破壊形式には、曲げ破壊とせん断破壊がある。
  • 2せん断破壊は、一般に脆性的な破壊形式とされることが多い。
  • 3曲げ破壊が先行するように設計することが、耐震設計上望ましいとされる。
  • 4あばら筋(帯筋)量を適切に確保することは、せん断破壊の防止に寄与する。
  • ✔柱の破壊形式は、設計上考慮する必要のない事項である。
解説:不適当なのは「柱の破壊形式は、設計上考慮する必要のない事項である。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問43
木構造の防火に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1木造建築物には、一定の防火性能を確保するための構造方法(準耐火構造等)がある。
  • 2燃えしろ設計は、木材の炭化層(燃えしろ)を考慮して構造耐力を確保する設計手法の一つである。
  • 3大規模な木造建築物には、より高い耐火性能が求められる場合がある。
  • 4木造建築物の防火性能は、部材の断面寸法や被覆等により向上させることができる場合がある。
  • ✔木造建築物は、構造上、耐火建築物とすることが一切不可能である。
解説:不適当なのは「木造建築物は、構造上、耐火建築物とすることが一切不可能である。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問44
荷重の組合せに関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1長期荷重には、固定荷重及び積載荷重が含まれる。
  • 2短期荷重には、地震力、風圧力、積雪荷重等が含まれる場合がある。
  • 3多雪地域では、積雪荷重を長期荷重として扱う場合がある。
  • 4荷重の組合せは、想定される状況に応じて設定される。
  • ✔荷重の組合せを検討することは、構造設計上不要である。
解説:不適当なのは「荷重の組合せを検討することは、構造設計上不要である。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問45
木構造の基礎に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1木造住宅の基礎には、布基礎やべた基礎等の形式がある。
  • 2基礎と土台は、アンカーボルト等により接合されることが多い。
  • 3べた基礎は、一般に不同沈下に対する抵抗性が高いとされることが多い。
  • 4基礎の配置は、上部構造(耐力壁等)の配置と整合するように計画することが望ましい。
  • ✔木造住宅の基礎の形式は、地盤の状況に関わらず、常に同一のものを選定すればよい。
解説:不適当なのは「木造住宅の基礎の形式は、地盤の状況に関わらず、常に同一のものを選定すればよい。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問46
構造設計一般(荷重・外力の作用方向)に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1鉛直荷重は、主に重力方向に作用する荷重である。
  • 2水平荷重には、地震力や風圧力が含まれる。
  • 3建築物は、鉛直荷重と水平荷重の双方に対して安全性を確保する必要がある。
  • 4水平荷重に対する抵抗要素には、耐震壁、ブレース、耐力壁等がある。
  • ✔水平荷重は、建築物の構造設計において考慮する必要のない荷重である。
解説:不適当なのは「水平荷重は、建築物の構造設計において考慮する必要のない荷重である。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問47
地震に関する基礎知識に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1マグニチュードは、地震そのものの規模を示す指標である。
  • 2震度は、ある地点における地震の揺れの強さを示す指標である。
  • 3同じマグニチュードの地震でも、震源からの距離等により、各地点の震度は異なることがある。
  • 4表層地盤の性質は、地震時の揺れ方に影響を与えることがある。
  • ✔マグニチュードと震度は、常に同一の数値となる。
解説:不適当なのは「マグニチュードと震度は、常に同一の数値となる。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問48
構造用鋼材の種類に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1一般構造用圧延鋼材(SS材)は、鉄骨構造で広く用いられる鋼材の一種である。
  • 2建築構造用圧延鋼材(SN材)は、建築物の構造用途に適した性能を持つ鋼材の一種である。
  • 3鋼材には、強度や溶接性等に応じた複数の種類・規格がある。
  • 4鋼材の規格には、日本産業規格(JIS)等が用いられることが多い。
  • ✔構造用鋼材の種類は、構造設計において一切区別する必要がない。
解説:不適当なのは「構造用鋼材の種類は、構造設計において一切区別する必要がない。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問49
コンクリートの調合・品質管理に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1コンクリートの調合は、セメント、水、骨材、混和材料等の配合比によって決定される。
  • 2生コンクリート(レディーミクストコンクリート)には、JIS規格に基づく品質基準がある。
  • 3現場では、スランプ試験や空気量試験等により品質管理が行われることがある。
  • 4供試体による圧縮強度試験は、コンクリートの強度確認に用いられる方法の一つである。
  • ✔コンクリートの品質管理は、構造の安全性に一切関係しない。
解説:不適当なのは「コンクリートの品質管理は、構造の安全性に一切関係しない。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問50
木質構造の材料(集成材・CLT等)に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1集成材は、寸法の限られた製材を組み合わせて大きな断面や長い部材を作ることができる。
  • 2CLT(直交集成板)は、板を繊維方向が直交するように積層接着したパネル材である。
  • 3CLTは、壁や床等の面材として構造利用されることがある。
  • 4木質系材料は、断面や積層方法により力学的性能が異なる。
  • ✔集成材やCLT等の木質材料は、構造設計上、強度等の性能評価を行う必要がない。
解説:不適当なのは「集成材やCLT等の木質材料は、構造設計上、強度等の性能評価を行う必要がない。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問51
建築構造(基礎の不同沈下)に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1不同沈下は、建築物の各部分で異なる沈下量が生じる現象である。
  • 2不同沈下は、地盤の不均一性等により生じることがある。
  • 3不同沈下により、建築物にひび割れや傾き等の不具合が生じることがある。
  • 4地盤改良や適切な基礎形式の選定は、不同沈下対策として有効な場合がある。
  • ✔不同沈下は、建築物の構造安全性に一切影響を及ぼさない。
解説:不適当なのは「不同沈下は、建築物の構造安全性に一切影響を及ぼさない。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問52
木構造の耐力壁配置(バランス)に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1耐力壁の配置が偏っていると、建築物にねじれ(捩れ)が生じやすくなる場合がある。
  • 2平面のバランスの良い耐力壁配置は、耐震性能の向上に寄与する。
  • 3四分割法などの簡易な確認方法により、壁の配置バランスを確認することがある。
  • 4耐力壁の直下率(上下階の耐力壁の位置の一致度)も、耐震性能に関係する要素の一つである。
  • ✔耐力壁の配置バランスは、構造設計において一切考慮しなくてよい要素である。
解説:不適当なのは「耐力壁の配置バランスは、構造設計において一切考慮しなくてよい要素である。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問53
構造の耐風設計に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1風圧力は、建築物の形状、高さ、周辺の地表面の状況等に応じて算定される。
  • 2高層建築物では、風による振動(風揺れ)への配慮が必要となる場合がある。
  • 3屋根の形状によって、風による吹き上げ力(負圧)が生じることがある。
  • 4開放的な建築物(大きな開口部を持つ建築物等)では、内圧の影響を考慮することがある。
  • ✔建築物の耐風設計では、風の影響を一切考慮する必要がない。
解説:不適当なのは「建築物の耐風設計では、風の影響を一切考慮する必要がない。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問54
木造の耐震等級に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1住宅性能表示制度における耐震等級は、地震に対する構造躯体の倒壊等防止・損傷防止の程度を示す指標である。
  • 2耐震等級は、等級の数字が大きいほど、一般に高い耐震性能を示す。
  • 3耐震等級1は、建築基準法で求められる基準相当の耐震性能を示す目安とされる。
  • 4耐震等級の評価には、壁量や接合部、地盤・基礎等の項目が関係する。
  • ✔耐震等級は、住宅の間取りやデザインのみに基づいて決定される指標である。
解説:不適当なのは「耐震等級は、住宅の間取りやデザインのみに基づいて決定される指標である。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問55
木造軸組の耐震性向上策に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1耐力壁を増設することは、耐震性向上策の一つである。
  • 2接合部を金物で補強することは、耐震性向上策の一つである。
  • 3基礎の補強(ひび割れ補修や増し打ち等)も、耐震改修の一つとして行われることがある。
  • 4屋根の軽量化(重い瓦から軽い屋根材への変更等)は、耐震性の観点から効果がある場合がある。
  • ✔木造建築物の耐震性向上には、いかなる補強方法も効果がない。
解説:不適当なのは「木造建築物の耐震性向上には、いかなる補強方法も効果がない。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問56
RC構造の配筋検査・施工管理に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1配筋検査は、設計図書に基づき鉄筋の種類・本数・間隔・かぶり厚さ等を確認する検査である。
  • 2コンクリート打設前に配筋検査を行うことが一般的である。
  • 3スペーサーは、鉄筋のかぶり厚さを確保するために用いられる部材である。
  • 4配筋検査は、構造の安全性確保の観点から重要な工程の一つである。
  • ✔配筋検査は、構造安全性に影響しないため省略してもよい工程である。
解説:不適当なのは「配筋検査は、構造安全性に影響しないため省略してもよい工程である。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問57
鉄骨構造の製作・建方に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1鉄骨部材は、工場で加工・組立(製作)された後、現場で建方が行われることが多い。
  • 2高力ボルト接合では、ボルトの締付け管理(トルク管理等)が行われることがある。
  • 3溶接部の検査には、外観検査や超音波探傷検査等の方法がある。
  • 4建方精度(垂直度等)の管理は、構造の安全性・品質確保のため重要である。
  • ✔鉄骨の製作・建方の精度は、構造の安全性に一切関係しない。
解説:不適当なのは「鉄骨の製作・建方の精度は、構造の安全性に一切関係しない。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問58
構造設計における「層間変形角」に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1層間変形角は、地震時等における各階の水平方向の変形の程度を示す指標である。
  • 2層間変形角は、一般に階高に対する層間変位の比で表される。
  • 3層間変形角が大きすぎる場合、内外装材の損傷等が生じるおそれがある。
  • 4層間変形角に関する確認は、構造計算の一部として行われることがある。
  • ✔層間変形角は、構造設計上一切確認する必要のない指標である。
解説:不適当なのは「層間変形角は、構造設計上一切確認する必要のない指標である。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問59
建築構造(免震・制震・耐震の比較)に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1耐震構造は、建築物自体の強度・剛性により地震力に抵抗する考え方である。
  • 2制震構造は、ダンパー等により振動エネルギーを吸収する考え方である。
  • 3免震構造は、免震層により地震力の入力そのものを低減する考え方である。
  • 4これらの構造形式は、建築物の規模・用途・立地等に応じて選択されることがある。
  • ✔耐震・制震・免震の考え方に、性能上の違いは全く存在しない。
解説:不適当なのは「耐震・制震・免震の考え方に、性能上の違いは全く存在しない。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。
問60
木構造の材料(木材の種類)に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 1木材には、針葉樹材と広葉樹材がある。
  • 2スギ、ヒノキ等は、針葉樹材の代表例である。
  • 3木材の強度等級(機械等級区分等)は、強度性能に応じて区分される場合がある。
  • 4含水率の管理は、木材の強度や寸法安定性に関係する。
  • ✔木材の種類や含水率は、構造設計上一切区別して考慮する必要がない。
解説:不適当なのは「木材の種類や含水率は、構造設計上一切区別して考慮する必要がない。」です。他の4つの記述は、一般的な知見に照らして妥当な内容です。