分野別問題:介護支援分野

ケアマネジャー|介護支援分野

最終更新:2026年8月11日

ケアマネジャーの介護支援分野分野を集中的に演習します。

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介護保険制度

問1
介護保険制度における第1号被保険者として正しいものはどれか。3つ選べ。
  • ✔65歳以上の者で、市町村の区域内に住所を有する者
  • 240歳以上65歳未満の医療保険加入者
  • 3生活保護受給者は第1号被保険者から除外される
  • 4第1号被保険者の保険料は市町村が徴収する
  • 5第1号被保険者は要介護状態の原因を問わず保険給付を受けられる
解説:第1号被保険者は65歳以上で市町村区域内に住所を有する者(①正)。保険料は市町村が徴収する(④正)。要介護状態の原因を問わず給付を受けられる(⑤正)。40歳以上65歳未満の医療保険加入者は第2号被保険者(②誤)。生活保護受給者であっても65歳以上であれば第1号被保険者となる(③誤)。答えは①④⑤。
問2
介護保険における第2号被保険者について正しいものはどれか。2つ選べ。
  • ✔40歳以上65歳未満の医療保険加入者である
  • 2要介護状態の原因が特定疾病である場合に限り給付を受けられる
  • 3保険料は市町村が直接徴収する
  • 4要支援認定を受けることはできない
  • 5生活保護受給者は第2号被保険者になれない
解説:第2号被保険者は40歳以上65歳未満の医療保険加入者(①正)。給付を受けるためには要介護・要支援状態の原因が加齢に伴う特定疾病である必要がある(②正)。保険料は医療保険者が医療保険料と一体的に徴収する(③誤)。要支援認定も受けられる(④誤)。生活保護受給者でも40歳以上65歳未満で医療保険に加入していれば第2号被保険者になる(⑤誤)。答えは①②。
問3
介護保険制度の保険者について正しいものはどれか。3つ選べ。
  • ✔保険者は市町村及び特別区である
  • 2国は費用の一部を負担する義務を負う
  • 3都道府県は介護給付費の25%を負担する
  • 4保険者は介護保険事業計画を3年ごとに策定する義務がある
  • 5医療保険者が介護保険の保険者を兼ねることがある
解説:保険者は市町村及び特別区(①正)。国は費用の一部を負担する(②正)。都道府県の負担割合は居宅給付費の場合12.5%、施設給付費の場合17.5%(③誤)。保険者は3年ごとに介護保険事業計画を策定する(④正)。医療保険者は介護保険の保険者ではない(⑤誤)。答えは①②④。
問4
介護保険の財源構成について正しいものはどれか。3つ選べ。
  • ✔介護給付費の50%は公費(税)で賄われる
  • 2第1号被保険者の保険料負担割合は23%である(第9期)
  • 3第2号被保険者の保険料は全国一律である
  • 4施設給付費における国の負担割合は居宅給付費より低い
  • 5都道府県は財政安定化基金を設置する義務がある
解説:介護給付費の50%は公費(①正)。第9期(2024〜2026年度)の第1号保険料負担割合は23%(②正)。都道府県は財政安定化基金を設置する(⑤正)。第2号被保険者の保険料は各医療保険者が設定するため全国一律ではない(③誤)。施設給付費における国の負担割合(15%)は居宅給付費(20%)より低い(④正)。答えは①②⑤。
問5
介護保険の特定疾病に含まれないものはどれか。1つ選べ。
  • 1筋萎縮性側索硬化症(ALS)
  • 2初老期における認知症
  • ✔高血圧症
  • 4脊柱管狭窄症
  • 5慢性閉塞性肺疾患(COPD)
解説:特定疾病は加齢に伴い生ずる心身の変化に起因する疾病として政令で定める16疾病。ALS(①)、初老期における認知症(②)、脊柱管狭窄症(④)、COPD(⑤)はいずれも特定疾病に該当する。高血圧症(③)は特定疾病に含まれない。
問6
介護保険法における住所地特例について正しいものはどれか。3つ選べ。
  • ✔住所地特例とは、施設に入所・入居した者が入所前の市町村の被保険者となる制度である
  • 2特定施設入居者生活介護の指定を受けた有料老人ホームは住所地特例の対象となる
  • 3グループホーム(認知症対応型共同生活介護)は住所地特例の対象となる
  • 4介護老人福祉施設(特養)は住所地特例の対象となる
  • 5住所地特例の目的は、施設所在市町村の財政負担を軽減することにある
解説:住所地特例の意味(①正)、特定施設(②正)、介護老人福祉施設(④正)は対象。認知症対応型共同生活介護(グループホーム)は住所地特例の対象外(③誤)。財政負担の軽減が目的(⑤正)。答えは①②④。
問7
介護保険審査会について正しいものはどれか。3つ選べ。
  • ✔都道府県に設置される
  • 2保険給付に関する処分への不服申し立てを審査する
  • 3要介護認定に関する審査請求を扱う
  • 4委員は市町村長が任命する
  • 5審査請求は処分を知った日から60日以内に行う
解説:介護保険審査会は都道府県に設置(①正)、保険給付に関する不服申し立てを審査(②正)、要介護認定への審査請求も扱う(③正)。委員は都道府県知事が任命する(④誤)。審査請求は処分を知った日から3ヶ月以内(⑤誤)。答えは①②③。
問8
介護保険の利用者負担について正しいものはどれか。3つ選べ。
  • ✔原則として利用したサービス費用の1割を自己負担する
  • 2一定以上所得者は2割または3割の負担となる
  • 3高額介護サービス費制度により1ヶ月の自己負担に上限が設けられている
  • 4食費・居住費は介護保険の給付対象であり自己負担はない
  • 5補足給付(特定入所者介護サービス費)は資産要件も審査される
解説:原則1割負担(①正)、所得により2〜3割負担(②正)、高額介護サービス費制度あり(③正)、補足給付は資産要件も審査される(⑤正)。食費・居住費は原則として自己負担(④誤)。答えは①②③。

要介護認定

問1
要介護認定の申請について正しいものはどれか。3つ選べ。
  • ✔申請は被保険者本人のほか、家族も行うことができる
  • 2指定居宅介護支援事業者は申請の代行ができる
  • 3地域包括支援センターは申請の代行ができる
  • 4申請を受けた市町村は原則30日以内に認定を行わなければならない
  • 5申請書には主治医の署名が必須である
解説:申請は本人・家族・指定居宅介護支援事業者・地域包括支援センター等が行える(①②③正)。市町村は原則30日以内に認定する義務がある(④正)。申請書に主治医の署名は不要(⑤誤)。答えは①②③。
問2
一次判定(コンピュータ判定)について正しいものはどれか。3つ選べ。
  • ✔認定調査員が調査した74項目の基本調査結果をもとに行われる
  • 2樹形モデルを用いて要介護認定等基準時間を推計する
  • 3要介護認定等基準時間が32分未満の場合は要支援1または非該当となる
  • 4一次判定の結果は介護認定審査会に通知される
  • 5特記事項は一次判定には用いられない
解説:74項目の基本調査(①正)、樹形モデルによる基準時間の推計(②正)、一次判定結果は審査会に通知(④正)がいずれも正しい。基準時間32分未満は要支援1ではなく、25分未満が非該当・25〜32分未満が要支援1(③誤)。特記事項は一次判定ではなく二次判定(審査会)で活用される(⑤正)。答えは①②④。
問3
介護認定審査会について正しいものはどれか。3つ選べ。
  • ✔市町村が設置する合議体である
  • 2保健・医療・福祉の学識経験者で構成される
  • 3一次判定結果を変更することができる
  • 4委員は都道府県知事が任命する
  • 5審査会は要介護状態区分の変更や介護給付の種類の指定ができる
解説:介護認定審査会は市町村が設置(①正)、保健・医療・福祉の学識経験者で構成(②正)、一次判定を変更できる(③正)。委員は市町村長が任命する(④誤)。審査会は要介護状態区分の変更や介護の種類の指定を意見として付すことができる(⑤正)。答えは①②③。
問4
要介護認定の有効期間について正しいものはどれか。3つ選べ。
  • ✔新規申請の場合、認定有効期間は原則6ヶ月である
  • 2更新認定の有効期間は原則12ヶ月である
  • 3市町村が必要と認めれば有効期間を短縮・延長できる
  • 4認定の効力は申請日にさかのぼる
  • 5要支援認定と要介護認定の有効期間は同じルールが適用される
解説:新規申請の有効期間は原則6ヶ月(①正)、更新認定は原則12ヶ月(②正)、市町村の判断で変更可能(③正)、認定の効力は申請日にさかのぼる(④正)。答えは①②③。
問5
要介護認定の二次判定(介護認定審査会)について正しいものはどれか。3つ選べ。
  • 1一次判定の結果と主治医意見書を資料として審査する
  • 2認定調査員の特記事項も参考にする
  • ✔審査会委員は現地調査を行う義務がある
  • 4要介護状態区分の変更のみならず介護の種類の指定も行える
  • 5審査は書面審査が原則であり利用者が出席することはない
解説:二次判定は一次判定結果・主治医意見書(①正)および特記事項(②正)を資料として行う。審査会委員が現地調査を行う義務はない(③誤)。要介護状態区分の変更や介護の種類の指定を意見として付することができる(④正)。審査は書面が原則(⑤正)。答えは①②④。
問6
主治医意見書について正しいものはどれか。3つ選べ。
  • 1市町村が主治医に対して意見書の作成を依頼する
  • 2主治医がいない場合は市町村が指定する医師の診断を受けさせることができる
  • 3意見書の作成費用は介護保険から給付される
  • ✔主治医意見書は申請者本人が直接主治医に依頼する
  • 5意見書には認知症の有無・進行状況の記載欄がある
解説:意見書の作成依頼は市町村が行う(①正)、主治医がいない場合は市町村指定医(②正)、意見書の作成費用は介護保険から給付(③正)、意見書には認知症の記載欄がある(⑤正)。依頼するのは市町村であり本人ではない(④誤)。答えは①②③。
問7
認定調査について正しいものはどれか。3つ選べ。
  • 1新規申請の認定調査は市町村職員または市町村から委託を受けた者が行う
  • 2更新申請の認定調査は指定居宅介護支援事業者に委託できる
  • ✔認定調査は必ず医療機関で実施しなければならない
  • 4基本調査は74項目である
  • 5特記事項は自由記述で調査員が調査時の状況を記載する
解説:新規調査は市町村職員等(①正)、更新は指定居宅介護支援事業者等に委託可能(②正)、基本調査74項目(④正)、特記事項は自由記述(⑤正)。認定調査は利用者の居宅等で実施するのが原則(③誤)。答えは①②④。
問8
要介護・要支援の区分について正しいものはどれか。3つ選べ。
  • 1要支援1・2と要介護1〜5の7段階がある
  • 2非該当(自立)と判定された場合は介護保険サービスを利用できない
  • 3要支援2の者は地域支援事業の総合事業を利用できる
  • ✔要介護5は最も介護の必要度が低い状態を示す
  • 5要支援1・2の者は予防給付の対象となる
解説:7段階(①正)、非該当は保険給付対象外(②正)、要支援2は総合事業も利用可(③正)、要支援1・2は予防給付対象(⑤正)。要介護5は最も介護必要度が高い(④誤)。答えは①②③。

居宅・施設サービス計画

問1
居宅サービス計画(ケアプラン)の作成について正しいものはどれか。3つ選べ。
  • ✔居宅サービス計画は利用者の意向に基づき作成しなければならない
  • 2利用者は自ら居宅サービス計画を作成することができる(セルフケアプラン)
  • 3居宅サービス計画の作成は介護支援専門員の独占業務である
  • 4居宅サービス計画に位置づけるサービスは介護保険サービスに限られる
  • 5居宅サービス計画は利用者及び家族に交付しなければならない
解説:利用者の意向に基づき作成(①正)、利用者自身もセルフケアプランを作成できる(②正)、利用者・家族への交付義務あり(⑤正)。自ら作成できるため独占業務ではない(③誤)。インフォーマルサービスや医療サービスなど介護保険外サービスも位置づけ可能(④誤)。答えは①②⑤。
問2
指定居宅介護支援事業者が行うアセスメントについて正しいものはどれか。3つ選べ。
  • ✔アセスメントは利用者の居宅を訪問して行わなければならない
  • 2利用者だけでなく家族の状況も把握しなければならない
  • 3国が定めた課題分析標準項目の23項目を全て調査する必要がある
  • 4利用者が入院中の場合でも、退院後の生活を念頭に病院での面接が認められる
  • 5アセスメントの結果は記録しなければならない
解説:居宅訪問が原則(①正)、家族状況の把握も必要(②正)、記録義務がある(⑤正)。課題分析標準項目の23項目はあくまで最低基準で、事業者独自の様式でも23項目を網羅していれば問題ない(③誤の表現)。入院中は病院等での面接が認められる(④正)。答えは①②⑤。
問3
サービス担当者会議について正しいものはどれか。3つ選べ。
  • ✔居宅サービス計画の作成時および変更時に開催する
  • 2参加者は担当介護支援専門員と各サービス担当者である
  • 3利用者・家族は原則として参加を求めなければならない
  • 4やむを得ない場合には書面等での照会で代替できる
  • 5会議の開催は年に2回以上と定められている
解説:計画作成・変更時に開催(①正)、利用者・家族の参加は原則として求める(③正)、やむを得ない場合には書面照会で代替可能(④正)。年2回以上という規定はない(⑤誤)。答えは①③④。
問4
モニタリングについて正しいものはどれか。3つ選べ。
  • ✔少なくとも1ヶ月に1回は利用者の居宅を訪問しなければならない
  • 2少なくとも1ヶ月に1回は利用者に面接しなければならない
  • 3モニタリングの結果は記録し、2年間保存しなければならない
  • 4特段の事情がある場合は居宅訪問を省略できる
  • 5サービスの利用状況だけでなく利用者の状態変化も確認する
解説:少なくとも月1回の居宅訪問(①正)、月1回の利用者面接(②正)、記録の保存義務がある(③正)。特段の事情がある場合には居宅訪問を省略し、その理由を記録できる(④正)。状態変化の確認も含まれる(⑤正)。答えは①②③。
問5
短期入所生活介護(ショートステイ)について正しいものはどれか。3つ選べ。
  • 1居宅サービス計画に位置づけることで利用できる
  • 2連続して利用できる日数は30日以内とされている
  • 3家族の介護疲れやレスパイトを目的として利用できる
  • ✔認知症を有する利用者は利用できない
  • 5医療型ショートステイ(短期入所療養介護)は医療機関等が提供する
解説:ケアプランに位置づけが必要(①正)、連続30日以内(②正)、家族のレスパイト等を目的に利用可能(③正)、医療型ショートステイは医療機関等が提供(⑤正)。認知症を有する者も利用可能(④誤)。答えは①②③。
問6
住宅改修について正しいものはどれか。3つ選べ。
  • 1介護保険の住宅改修費の支給限度基準額は20万円である
  • 2手すりの取り付けは住宅改修の対象となる
  • 3段差の解消は住宅改修の対象となる
  • ✔浴槽の取り替えは住宅改修の対象となる
  • 5同一住宅に要介護者が複数いる場合、それぞれが20万円の支給を受けられる
解説:支給限度基準額は20万円(①正)、手すり取り付け(②正)、段差の解消(③正)はいずれも対象。浴槽の取り替えは住宅改修ではなく福祉用具購入の対象(④誤)。同一住宅に複数いる場合もそれぞれが利用可能(⑤正)。答えは①②③。
問7
福祉用具について正しいものはどれか。3つ選べ。
  • ✔福祉用具貸与は原則として要介護1以上が対象である
  • 2特定福祉用具販売の年間支給限度基準額は10万円である
  • 3腰掛便座は特定福祉用具販売の対象である
  • 4電動車椅子は福祉用具貸与の対象である
  • 5特定福祉用具は入浴・排泄に用いる用具で、衛生上のため貸与でなく販売となる
解説:福祉用具貸与は要介護1以上(①正)、年間支給限度基準額は10万円(②正)、腰掛便座は特定福祉用具販売対象(③正)、電動車椅子は貸与対象(④正)、特定福祉用具が販売になる理由(⑤正)。答えは①②③。
問8
訪問介護における生活援助について正しいものはどれか。3つ選べ。
  • 1生活援助は利用者が一人暮らし又は家族が障害・疾病等のため家事が困難な場合に認められる
  • 2利用者の好みに合わせた掃除・洗濯・調理などが含まれる
  • 3生活援助の提供回数が一定以上の場合、ケアプランの届け出が必要となる
  • ✔生活援助は家族への食事提供にも使用できる
  • 5ゴミ出しは生活援助に含まれる
解説:生活援助は一人暮らし等の条件がある(①正)、掃除・洗濯・調理等(②正)、一定回数超の届け出義務(③正)、ゴミ出しは含まれる(⑤正)。生活援助は利用者本人への支援であり家族への食事提供は対象外(④誤)。答えは①②③。

ケアマネジメント実務

問1
介護支援専門員(ケアマネジャー)の義務・禁止行為として正しいものはどれか。3つ選べ。
  • ✔利用者・家族に対し、誠実に業務を行う義務がある
  • 2特定の事業者に偏ったサービス利用を誘導してはならない
  • 3利用者からの苦情は直接都道府県に報告する義務がある
  • 4正当な理由なくその業務上知り得た秘密を漏らしてはならない
  • 5介護支援専門員証の有効期間は5年であり更新が必要である
解説:誠実義務(①正)、特定事業者への誘導禁止(②正)、秘密保持義務(④正)がいずれも正しい。苦情は市町村(保険者)等に報告する(③誤)。介護支援専門員証の有効期間は5年で更新が必要(⑤正)。答えは①②④。
問2
指定居宅介護支援事業者の運営基準について正しいものはどれか。3つ選べ。
  • ✔介護支援専門員の担当件数は1人あたり原則35件以下とされている
  • 2管理者は主任介護支援専門員でなければならない
  • 3特定事業所集中減算は、毎年度2回の期間において割合を計算する
  • 4利用者への文書の交付は電磁的方法でも可能である
  • 5事業所は個人情報保護のため利用者情報の管理方法を定めなければならない
解説:担当件数は原則35件(①正)、管理者は主任介護支援専門員(②正)、電磁的方法による文書交付は可能(④正)。特定事業所集中減算の割合計算は前6ヶ月間で年2回(③正)。個人情報管理の義務あり(⑤正)。答えは①②④。
問3
地域包括支援センターの業務について正しいものはどれか。3つ選べ。
  • ✔総合相談支援業務を担う
  • 2権利擁護業務を担う
  • 3包括的・継続的ケアマネジメント支援業務を担う
  • 4要介護1・2の利用者の居宅サービス計画を直接作成する
  • 5介護予防ケアマネジメントを担う
解説:地域包括支援センターの主な業務は①総合相談支援、②権利擁護、③包括的・継続的ケアマネジメント支援、④介護予防ケアマネジメントの4つ。要介護1・2の利用者の居宅サービス計画は地域包括支援センターではなく指定居宅介護支援事業者が担う(④誤)。答えは①②③。
問4
介護予防支援について正しいものはどれか。3つ選べ。
  • ✔要支援1・2の認定を受けた者を対象とする
  • 2地域包括支援センターが指定を受けて実施する
  • 3介護予防サービス計画は地域包括支援センターの職員が作成する
  • 4指定居宅介護支援事業者に委託することができる
  • 5介護予防支援の費用は全額公費で賄われる
解説:要支援1・2が対象(①正)、地域包括支援センターが実施(②正)、指定居宅介護支援事業者に委託可能(④正)。介護予防サービス計画は地域包括支援センターの担当職員等が作成する(③正)。介護予防支援の費用は介護保険から給付される(⑤誤)。答えは①②④。
問5
多職種連携・チームアプローチについて正しいものはどれか。3つ選べ。
  • 1ケアマネジャーはチームの中心的なコーディネーターの役割を担う
  • 2多職種連携では、各専門職の役割分担を明確にすることが重要である
  • 3利用者・家族もチームの一員として参画することが重要である
  • ✔サービス担当者会議はケアマネジャーのみが出席すれば足りる
  • 5情報共有には個人情報保護に配慮した上で行う
解説:ケアマネジャーはコーディネーター(①正)、役割分担の明確化(②正)、利用者・家族の参画(③正)、個人情報保護への配慮(⑤正)。サービス担当者会議には各サービス担当者も出席が必要(④誤)。答えは①②③。
問6
介護支援専門員の資格更新について正しいものはどれか。3つ選べ。
  • 1介護支援専門員証の有効期間は5年である
  • 2更新には都道府県が行う更新研修を修了する必要がある
  • ✔主任介護支援専門員は一般の更新研修を修了すれば足りる
  • 4有効期限が切れた場合は資格が失効し、再び試験から受験し直す必要がある
  • 5登録移転(他県への転居)が可能である
解説:有効期間は5年(①正)、更新研修の修了が必要(②正)、登録移転が可能(⑤正)。主任ケアマネは主任更新研修が必要(③誤)。資格失効後も一定条件の下で実務研修受講試験を受けずに再登録できる場合がある(④誤)。答えは①②⑤。
問7
介護支援専門員に対する指定居宅介護支援事業者の義務として正しいものはどれか。3つ選べ。
  • 1業務に必要な研修受講の機会を確保しなければならない
  • 2担当件数が基準を超えないよう管理する必要がある
  • 3苦情処理のための体制を整備しなければならない
  • ✔毎月、利用者全員について市町村に報告する義務がある
  • 5事業運営の透明性確保のため、事業内容を公表することが求められる
解説:研修受講の機会確保(①正)、担当件数の管理(②正)、苦情処理体制の整備(③正)、事業内容の公表(⑤正)。毎月の全利用者報告義務はない(④誤)。答えは①②③。
問8
ケアマネジメントのプロセスとして正しいものはどれか。3つ選べ。
  • 1インテーク→アセスメント→ケアプラン作成→サービス担当者会議→実施→モニタリングの流れをたどる
  • ✔アセスメントは初回のみ行い、その後は省略できる
  • 3モニタリングの結果によっては再アセスメントを行う
  • 4ケアマネジメントは利用者の自立支援・尊厳の保持を基本とする
  • 5ケアプランは介護支援専門員が一方的に決定する
解説:ケアマネジメントのプロセスの流れ(①正)、モニタリング後の再アセスメント(③正)、自立支援・尊厳の保持が基本(④正)。アセスメントは状態変化時や更新時にも行う(②誤)。ケアプランは利用者との合意のもとに作成する(⑤誤)。答えは①③④。

保健医療サービスの知識等

問1
高齢者に多い疾患について正しいものはどれか。3つ選べ。
  • 1高血圧症は高齢者に最も多い慢性疾患の一つである
  • 22型糖尿病は高齢者において認知症リスクを高める
  • ✔変形性膝関節症は女性より男性に多く発症する
  • 4骨粗鬆症は閉経後の女性に多く骨折リスクを高める
  • 5慢性心不全は高齢者において入退院を繰り返す要因となる
解説:高血圧症は高齢者に最も多い慢性疾患の一つ(①正)。2型糖尿病は認知症リスクを高める(②正)。変形性膝関節症は男性より女性に多い(③誤)。骨粗鬆症は閉経後女性に多い(④正)。慢性心不全は入退院を繰り返す(⑤正)。答えは①②④。
問2
認知症の症状について正しいものはどれか。3つ選べ。
  • 1中核症状として記憶障害、見当識障害、理解・判断力の低下がある
  • ✔BPSDは認知症の中核症状である
  • 3アルツハイマー型認知症では初期から歩行障害が顕著である
  • 4レビー小体型認知症ではパーキンソン症状を伴うことが多い
  • 5血管性認知症では症状が段階的に進行することが多い
解説:中核症状は記憶障害・見当識障害・理解判断力低下など(①正)。BPSDは周辺症状(行動・心理症状)であり中核症状ではない(②誤)。アルツハイマー型では初期に記憶障害が現れ、歩行障害は後期(③誤)。レビー小体型ではパーキンソン症状を伴う(④正)。血管性認知症は段階的に進行(⑤正)。答えは①④⑤。
問3
脳卒中(脳血管疾患)について正しいものはどれか。3つ選べ。
  • 1脳梗塞・脳出血・くも膜下出血が主な病型である
  • 2脳梗塞は介護保険の特定疾病に該当する
  • ✔右半球損傷では失語症が生じやすい
  • 4脳卒中後遺症として半側空間無視が生じることがある
  • 5嚥下障害は脳卒中の後遺症として高頻度に認められる
解説:脳卒中の3大病型(①正)。脳血管疾患は特定疾病に該当するが、脳梗塞単独ではなく「脳血管疾患」として含まれる(②正)。失語症は左半球損傷で生じやすい(③誤)。半側空間無視は右半球損傷で生じる(④正)。嚥下障害は高頻度に認められる(⑤正)。答えは①④⑤。
問4
褥瘡の予防と管理について正しいものはどれか。3つ選べ。
  • 1体圧を分散させるために体位変換を定期的に行う
  • ✔栄養状態が良好であれば褥瘡は発生しない
  • 3皮膚を清潔に保つことが褥瘡予防に重要である
  • 4仙骨部・踵骨部・大転子部は褥瘡の好発部位である
  • 5ブレーデンスケールは褥瘡のリスク評価ツールである
解説:体位変換による体圧分散(①正)、皮膚の清潔保持(③正)、仙骨部等が好発部位(④正)、ブレーデンスケールはリスク評価ツール(⑤正)はいずれも正しい。栄養状態が良好でも、ずれや摩擦、湿潤などにより褥瘡は発生しうる(②誤)。答えは①③④。
問5
訪問看護について正しいものはどれか。3つ選べ。
  • 1要介護者に対する訪問看護は原則として介護保険から給付される
  • ✔医師の指示書がなくても訪問看護を提供できる
  • 3厚生労働大臣が定める疾病等(別表第7)の利用者は医療保険が適用される
  • 4急性増悪時は週4日以上の訪問が可能となる場合がある
  • 5訪問看護ステーションの管理者は看護師でなければならない
解説:要介護者への訪問看護は原則介護保険から給付(①正)、別表第7の疾病等は医療保険適用(③正)、急性増悪時は週4日以上も可能(④正)。訪問看護には必ず医師の指示書が必要(②誤)。訪問看護ステーションの管理者は保健師または看護師(⑤正)。答えは①③④。
問6
薬と高齢者について正しいものはどれか。3つ選べ。
  • 1高齢者では多剤服用(ポリファーマシー)による有害事象リスクが高い
  • 2高齢者は腎機能低下により薬物の排泄が遅くなりやすい
  • ✔睡眠薬の中でもベンゾジアゼピン系は高齢者への転倒リスクが低い
  • 4抗コリン薬は高齢者において口渇・便秘・認知機能低下を引き起こしやすい
  • 5ケアマネジャーは利用者の服薬状況を把握し多職種と連携する役割がある
解説:ポリファーマシーのリスク(①正)、腎機能低下による薬物排泄遅延(②正)、抗コリン薬の副作用(④正)、服薬管理への関与(⑤正)。ベンゾジアゼピン系睡眠薬は筋弛緩作用があり高齢者の転倒リスクを高める(③誤)。答えは①②④。
問7
通所リハビリテーション(デイケア)について正しいものはどれか。3つ選べ。
  • 1医師の指示のもとリハビリテーションを提供する
  • 2介護老人保健施設・病院・診療所が提供できる
  • ✔通所介護(デイサービス)と同様、医師の配置義務はない
  • 4個別リハビリテーションのほか集団リハビリテーションも提供される
  • 5短期集中リハビリテーション実施加算が設けられている
解説:通所リハビリテーションは医師の指示が必要(①正)、介護老人保健施設・病院・診療所が提供(②正)、医師の配置が義務付けられており通所介護とは異なる(③誤)、集団リハビリも提供される(④正)、短期集中リハビリ加算がある(⑤正)。答えは①②④。
問8
高齢者の栄養管理について正しいものはどれか。3つ選べ。
  • 1高齢者では低栄養が褥瘡・感染症・筋力低下のリスクを高める
  • 2MNA(簡易栄養状態評価表)は高齢者向け栄養スクリーニングツールである
  • ✔高齢者は過栄養よりも低栄養のリスクが低い
  • 4サルコペニアは筋肉量・筋力の低下を特徴とし栄養摂取が重要な対策の一つ
  • 5嚥下機能に問題がある場合はとろみや刻みを活用した食事形態の調整が必要
解説:低栄養と各種リスクの関連(①正)、MNAは栄養評価ツール(②正)、サルコペニアには栄養摂取が重要(④正)、嚥下機能への対応(⑤正)。高齢者は低栄養リスクが高い(③誤)。答えは①②④。

福祉サービスの知識等

問1
成年後見制度について正しいものはどれか。3つ選べ。
  • 1法定後見制度には後見・保佐・補助の3類型がある
  • 2成年後見人は本人の財産管理と身上監護を行う
  • 3任意後見制度は本人が判断能力があるうちに契約で後見人を選任する
  • 4後見監督人は家庭裁判所が選任し、後見人の業務を監督する
  • ✔成年後見人は本人の代わりに医療行為に同意することができる
解説:法定後見は後見・保佐・補助の3類型(①正)、財産管理と身上監護(②正)、任意後見制度の仕組み(③正)、後見監督人は家裁が選任(④正)。成年後見人は医療行為への同意権はない(⑤誤)。答えは①②③。
問2
日常生活自立支援事業について正しいものはどれか。3つ選べ。
  • 1都道府県・指定都市の社会福祉協議会が実施主体である
  • 2判断能力が不十分な高齢者や障害者を対象とする
  • 3日常的な金銭管理や福祉サービスの利用援助を行う
  • ✔利用契約は判断能力が全くない者でも締結できる
  • 5専門員と生活支援員が連携して支援を行う
解説:実施主体は都道府県・指定都市社会福祉協議会(①正)、判断能力不十分な者が対象(②正)、日常的金銭管理等(③正)、専門員・生活支援員が連携(⑤正)。本事業は本人が契約を理解できる程度の判断能力が必要(④誤)。答えは①②③。
問3
生活保護制度について正しいものはどれか。3つ選べ。
  • 1生活保護の実施機関は都道府県知事・市長・福祉事務所設置町村長である
  • 2生活保護には生活扶助・住宅扶助・医療扶助など8種類の扶助がある
  • 3介護扶助は生活保護受給者の介護サービス費用を現物給付する
  • ✔生活保護を受けている者は介護保険の被保険者になれない
  • 5最低生活費より収入が少ない場合、その不足分が保護費として支給される
解説:実施機関(①正)、8種類の扶助(②正)、介護扶助は現物給付(③正)、収入が最低生活費を下回る場合に差額が支給(⑤正)。65歳以上の生活保護受給者は第1号被保険者となる(④誤)。答えは①②③。
問4
障害者総合支援法について正しいものはどれか。3つ選べ。
  • 1障害者総合支援法に基づくサービスは障害者手帳の有無に関わらず利用できる場合がある
  • 2介護保険サービスと障害者総合支援法のサービスが重複する場合、原則として介護保険が優先される
  • ✔重度訪問介護は重度の身体障害者のみが利用できる
  • 4相談支援専門員がサービス等利用計画を作成する
  • 5就労継続支援(A型・B型)は高齢者の就労支援にも活用される
解説:障害者手帳がなくても医師の診断等で利用可能な場合がある(①正)、介護保険優先(②正)、相談支援専門員がサービス等利用計画を作成(④正)。重度訪問介護は重度の肢体不自由者だけでなく、重度の知的・精神障害者も対象に拡大されている(③誤)。答えは①②④。
問5
高齢者虐待について正しいものはどれか。3つ選べ。
  • 1高齢者虐待防止法は養護者と養介護施設従事者等による虐待を対象とする
  • 2虐待の種類には身体的虐待・心理的虐待・性的虐待・経済的虐待・ネグレクトがある
  • 3養護者による虐待を発見した場合は速やかに市町村に通報する義務がある
  • ✔虐待の通報は確証がある場合のみ行うことができる
  • 5市町村は虐待の通報を受けた場合、速やかに事実確認を行う
解説:高齢者虐待防止法の対象(①正)、5種類の虐待(②正)、市町村への通報義務(③正)、市町村の事実確認義務(⑤正)。通報は疑いがある場合でも行うことができ、確証は不要(④誤)。答えは①②③。
問6
特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)について正しいものはどれか。3つ選べ。
  • 1原則として要介護3以上の者が入所対象である
  • 2終身入所を前提としており看取りにも対応している
  • 3要介護1・2の者は特例として入所できる場合がある
  • ✔個室ユニット型は大部屋型(従来型)より1日あたりの食費・居住費負担が低い
  • 5施設サービス計画は介護支援専門員が作成する
解説:原則として要介護3以上(①正)、看取りにも対応(②正)、要介護1・2の特例入所あり(③正)、施設サービス計画は施設の介護支援専門員が作成(⑤正)。ユニット型は個室のため食費・居住費負担が従来型より高い(④誤)。答えは①②③。
問7
老人福祉法について正しいものはどれか。3つ選べ。
  • 1老人福祉法は介護保険法よりも先に制定された
  • 2介護保険サービスでは対応できない場合、老人福祉法による措置が行われることがある
  • 3老人デイサービスセンターは老人福祉法に定める老人福祉施設である
  • ✔老人福祉法による措置は利用者の申請に基づいてのみ行われる
  • 5特別養護老人ホームは老人福祉法に定める老人福祉施設でもある
解説:老人福祉法は1963年制定で介護保険法(2000年施行)より先(①正)、緊急時等には老人福祉法による措置が行われる(②正)、老人デイサービスセンター(③正)・特養(⑤正)は老人福祉施設。措置は行政の職権でも行われ申請のみではない(④誤)。答えは①②③。
問8
社会福祉士・精神保健福祉士の役割について正しいものはどれか。3つ選べ。
  • 1社会福祉士は名称独占の資格である
  • 2社会福祉士はソーシャルワークを専門とする
  • 3精神保健福祉士は精神障害者に対する相談援助を専門とする
  • ✔社会福祉士はインフォームドコンセントを行う義務がある
  • 5社会福祉士・精神保健福祉士は秘密保持義務を負う
解説:名称独占(①正)、ソーシャルワーク専門(②正)、精神保健福祉士の専門(③正)、秘密保持義務あり(⑤正)。インフォームドコンセントは医師の義務であり社会福祉士の義務ではない(④誤)。答えは①②③。