分野別問題:臨床化学・血液

臨床検査技師|臨床化学・血液

最終更新:2026年8月11日

臨床検査技師の臨床化学・血液分野を集中的に演習します。

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問1
血清AST(GOT)が特異的に高値を示しやすい疾患はどれか。
  • 1急性膵炎
  • ✔急性心筋梗塞・肝細胞障害
  • 3糖尿病
  • 4甲状腺機能亢進症
  • 5痛風
解説:ASTは心筋や肝細胞に多く含まれ、心筋梗塞や肝細胞障害で上昇する。
問2
ALT(GPT)が最も多く分布する臓器はどれか。
  • 1心筋
  • ✔肝臓
  • 3骨格筋
  • 4腎臓
  • 5脾臓
解説:ALTは肝臓に特異性が高い酵素である。
問3
γ-GTPが上昇しやすい状態はどれか。
  • 1鉄欠乏性貧血
  • ✔アルコール性肝障害・胆道系疾患
  • 3ビタミンB12欠乏
  • 4甲状腺機能低下症
  • 5痛風
解説:γ-GTPはアルコール性肝障害や胆道系疾患で特に上昇しやすい。
問4
ALP(アルカリホスファターゼ)が上昇する病態として適切なのはどれか。
  • ✔胆道閉塞・骨疾患
  • 2貧血のみ
  • 3脂質異常症のみ
  • 4糖尿病のみ
  • 5痛風のみ
解説:ALPは胆道系疾患や骨疾患(骨芽細胞活性化)で上昇する。
問5
LD(LDH)アイソザイムのうち心筋に多いのはどれか。
  • ✔LD1
  • 2LD5
  • 3LD4
  • 4LD3
  • 5アミラーゼ
解説:LD1は心筋・赤血球に多く含まれるアイソザイムである。
問6
CK-MBが特異的に上昇する疾患はどれか。
  • ✔急性心筋梗塞
  • 2脳梗塞
  • 3肝硬変
  • 4腎不全
  • 5糖尿病
解説:CK-MBは心筋に多く含まれ、急性心筋梗塞の診断に有用である。
問7
血清アミラーゼが高値を示しやすい疾患はどれか。
  • ✔急性膵炎
  • 2急性心筋梗塞
  • 3脳梗塞
  • 4骨折
  • 5甲状腺炎
解説:アミラーゼは膵臓・唾液腺に多く、急性膵炎で著明に上昇する。
問8
血清クレアチニンが高値を示す病態はどれか。
  • ✔腎機能低下
  • 2血清ナトリウム
  • 3甲状腺機能亢進症のみ
  • 4肝機能低下のみ
  • 5脱水のみ
解説:クレアチニンは腎排泄性で腎機能低下時に上昇する。
問9
尿素窒素(BUN)が高値を示しにくい状態はどれか。
  • 1腎不全
  • 2消化管出血
  • 3高蛋白食摂取
  • 4脱水
  • ✔肝不全(重症)
解説:重症肝不全では尿素合成能低下によりBUNはむしろ低下しやすい。
問10
尿酸が上昇する代表的疾患はどれか。
  • 1鉄欠乏性貧血
  • 2最大値〜最小値
  • 3ビタミンD欠乏症
  • 4甲状腺機能低下症
  • ✔痛風
解説:高尿酸血症は痛風の主因として知られる。
問11
総コレステロールに含まれないのはどれか。
  • 1LDLコレステロール
  • 2HDLコレステロール
  • 3VLDLコレステロール
  • ✔中性脂肪(トリグリセリド)
  • 5遊離コレステロール
解説:中性脂肪(トリグリセリド)はコレステロールとは別の脂質分画である。
問12
HDLコレステロールの特徴として正しいのはどれか。
  • 1動脈硬化を促進する
  • ✔善玉コレステロールと呼ばれ動脈硬化を抑制する
  • 3常に低値が望ましい
  • 4肝臓では合成されない
  • 5糖質のみから構成される
解説:HDLコレステロールは末梢から肝臓へのコレステロール逆転送を担い動脈硬化抑制的に働く。
問13
空腹時血糖値の基準値に最も近いのはどれか。
  • 140〜50mg/dL
  • ✔70〜109mg/dL
  • 3150〜180mg/dL
  • 4250〜300mg/dL
  • 5350mg/dL以上
解説:空腹時血糖の基準値はおよそ70〜109mg/dLである。
問14
HbA1cが反映する血糖コントロール状態の評価期間はどれか。
  • 1過去24時間
  • 2過去1週間
  • ✔過去1〜2か月
  • 4過去1年
  • 5過去5年
解説:HbA1cは赤血球寿命を反映し過去1〜2か月の平均血糖値を示す。
問15
血清総蛋白(TP)の基準値に最も近いのはどれか。
  • 11〜2g/dL
  • 23〜4g/dL
  • ✔6.5〜8.0g/dL
  • 410〜12g/dL
  • 515g/dL以上
解説:血清総蛋白の基準値はおよそ6.5〜8.0g/dLである。
問16
血清アルブミンが低下する病態はどれか。
  • 1熱傷後の濃縮のみ
  • 2多発性骨髄腫のみ
  • 3脱水
  • ✔ネフローゼ症候群・肝硬変
  • 5TSH・遊離T4ともに低値
解説:ネフローゼ症候群では尿中蛋白漏出、肝硬変では合成低下によりアルブミンが低下する。
問17
血清ナトリウムの基準値に最も近いのはどれか。
  • 1100〜110mEq/L
  • ✔135〜145mEq/L
  • 3160〜170mEq/L
  • 4180〜200mEq/L
  • 5210mEq/L以上
解説:血清ナトリウムの基準値はおよそ135〜145mEq/Lである。
問18
血清カリウムの基準値に最も近いのはどれか。
  • 11.0〜2.0mEq/L
  • ✔3.5〜5.0mEq/L
  • 37.0〜8.0mEq/L
  • 410〜12mEq/L
  • 515mEq/L以上
解説:血清カリウムの基準値はおよそ3.5〜5.0mEq/Lである。
問19
血清カルシウムの基準値に最も近いのはどれか。
  • 11〜2mg/dL
  • 24〜5mg/dL
  • ✔8.5〜10.2mg/dL
  • 415〜18mg/dL
  • 520mg/dL以上
解説:血清カルシウムの基準値はおよそ8.5〜10.2mg/dLである。
問20
総ビリルビンの基準値に最も近いのはどれか。
  • ✔0.2〜1.0mg/dL
  • 22〜4mg/dL
  • 35〜8mg/dL
  • 410〜15mg/dL
  • 520mg/dL以上
解説:総ビリルビンの基準値はおよそ0.2〜1.0mg/dLである。
問21
直接ビリルビンが優位に上昇する黄疸はどれか。
  • 1新生児生理的黄疸
  • ✔閉塞性黄疸(肝後性)
  • 3体質性黄疸(間接優位型)
  • 4陰性者の中で真に疾患がない割合
  • 5溶血性黄疸
解説:閉塞性黄疸では胆管閉塞により抱合型(直接)ビリルビンが優位に上昇する。
問22
間接ビリルビンが優位に上昇する病態はどれか。
  • 1胆管結石
  • ✔溶血性貧血
  • 3膵頭部癌による胆道閉塞
  • 4胆道閉鎖症
  • 5原発性硬化性胆管炎
解説:溶血性貧血では赤血球破壊増加により非抱合型(間接)ビリルビンが優位に上昇する。
問23
酵素活性測定で一般的に用いられる単位はどれか。
  • 1mol/L
  • ✔U/L(またはIU/L)
  • 3mEq/L
  • 4mg/dL
  • 5g/L
解説:酵素活性はU/L(国際単位/L)で表されることが一般的である。
問24
血液ガス分析における動脈血pH基準値に最も近いのはどれか。
  • 16.8〜7.0
  • 27.10〜7.20
  • ✔7.35〜7.45
  • 47.50〜7.60
  • 57.60〜7.80
解説:動脈血pHの基準値は7.35〜7.45である。
問25
血清鉄が低下する代表的疾患はどれか。
  • 1多血症
  • 2血清カルシウム値
  • ✔鉄欠乏性貧血
  • 4再生不良性貧血のみ
  • 5ヘモクロマトーシス
解説:鉄欠乏性貧血では血清鉄が低下する。
問26
総鉄結合能(TIBC)が上昇する代表的疾患はどれか。
  • 1ヘモクロマトーシス
  • ✔鉄欠乏性貧血
  • 3悪性腫瘍のみ
  • 4ヨード呈色反応
  • 5慢性炎症性疾患
解説:鉄欠乏性貧血ではトランスフェリン産生が増加しTIBCが上昇する。
問27
フェリチンの臨床的意義として正しいのはどれか。
  • ✔体内貯蔵鉄の指標
  • 2血糖コントロールの指標
  • 3腎機能の指標
  • 4凝固機能の指標
  • 5電解質バランスの指標
解説:フェリチンは体内の貯蔵鉄量を反映する指標である。
問28
CRP(C反応性蛋白)が示すのはどれか。
  • 1腎機能
  • ✔炎症の存在・程度
  • 3脂質代謝
  • 4糖代謝
  • 5凝固能
解説:CRPは急性相反応物質であり炎症の存在・程度を示す。
問29
血液浸透圧の調節に最も寄与する血漿成分はどれか。
  • 1グルコース
  • ✔ナトリウムなどの電解質
  • 3アルブミン(膠質浸透圧としては寄与)
  • 4ビリルビン
  • 5クレアチニン
解説:血漿浸透圧の大部分は電解質、特にナトリウムによって規定される。
問30
浸透圧測定法として用いられる原理はどれか。
  • ✔氷点降下法
  • 2吸光度法のみ
  • 3電気泳動法のみ
  • 4クロマトグラフィー法のみ
  • 5発光法のみ
解説:浸透圧計は溶液の氷点降下を利用して浸透圧を測定する(氷点降下法)。
問31
酵素法によるグルコース測定で広く用いられる酵素はどれか。
  • 1アミラーゼ
  • ✔ヘキソキナーゼまたはグルコースオキシダーゼ
  • 3リパーゼ
  • 4トリプシン
  • 5ペプシン
解説:血糖測定にはヘキソキナーゼ法やグルコースオキシダーゼ法が広く用いられる。
問32
酵素を用いたコレステロール測定法で利用される酵素はどれか。
  • ✔コレステロールオキシダーゼ
  • 2アミラーゼ
  • 3リゾチーム
  • 4トリプシン
  • 5ペプシン
解説:コレステロール測定にはコレステロールエステラーゼ・コレステロールオキシダーゼが用いられる。
問33
血清鉄測定法の原理として用いられる発色法はどれか。
  • ✔バソフェナントロリン法など鉄キレート発色法
  • 2アゾ色素法のみ
  • 3酵素抗体法
  • 4ビウレット法
  • 5クレアチニニン特異反応法
解説:血清鉄測定にはバソフェナントロリンなどの鉄キレート試薬を用いた発色法が用いられる。
問34
血清総蛋白測定に用いられる代表的な方法はどれか。
  • ✔ビウレット法
  • 2フェーリング法
  • 3ヨード呈色反応
  • 4ニンヒドリン反応単独
  • 5酵素抗体法のみ
解説:血清総蛋白の定量にはビウレット法が広く用いられる。
問35
尿素窒素(BUN)測定の代表的方法はどれか。
  • ✔ウレアーゼ・GLDH法
  • 2酵素抗体法
  • 3電気泳動法
  • 4クロマトグラフィー法のみ
  • 5比濁法のみ
解説:BUN測定には尿素をウレアーゼで分解しGLDHでアンモニアを定量する方法が広く用いられる。
問36
クレアチニン測定のJaffe法で利用される反応はどれか。
  • ✔アルカリ性ピクリン酸との反応
  • 2ビウレット反応
  • 3ニンヒドリン反応
  • 4フェーリング反応
  • 5ヨード反応
解説:Jaffe法はクレアチニンがアルカリ性ピクリン酸と反応して呈色する原理を利用する。
問37
血液ガス分析装置で測定される主な項目でないのはどれか。
  • 1pH
  • 2PaO2
  • 3PaCO2
  • ✔HbA1c
  • 5HCO3-(計算値)
解説:HbA1cは血液ガス分析装置では測定されず、別の専用測定法(HPLC等)が用いられる。
問38
脂質異常症の診断に用いられる主な検査項目でないのはどれか。
  • 1LDLコレステロール
  • 2HDLコレステロール
  • 3中性脂肪
  • ✔HbA1c
  • 5総コレステロール
解説:HbA1cは血糖コントロールの指標であり脂質異常症診断の主要項目ではない。
問39
肝機能を評価する検査項目として直接関連が薄いのはどれか。
  • 1AST
  • 2ALT
  • 3γ-GTP
  • ✔アミラーゼ
  • 5アルブミン
解説:アミラーゼは主に膵臓・唾液腺由来の酵素で肝機能評価とは直接関連が薄い。
問40
膵機能を評価する検査項目はどれか。
  • 1AST・ALT
  • ✔アミラーゼ・リパーゼ
  • 3ALP・γ-GTP
  • 4CK・LDH
  • 5BUN・クレアチニン
解説:膵臓の機能評価にはアミラーゼ・リパーゼが用いられる。
問41
腎機能を評価する検査項目はどれか。
  • 1AST・ALT
  • ✔BUN・クレアチニン
  • 3アミラーゼ・リパーゼ
  • 4CK・LDH
  • 5総ビリルビン・直接ビリルビン
解説:腎機能評価にはBUN・クレアチニンが代表的に用いられる。
問42
eGFR(推算糸球体濾過量)の算出に必要な項目でないのはどれか。
  • 1性別
  • ✔血清カルシウム値
  • 3血清クレアチニン値
  • 4膵頭部癌による胆道閉塞
  • 5年齢
解説:eGFRは血清クレアチニン・年齢・性別から算出され、血清カルシウム値は必要ない。
問43
血清脂質検査において直接測定が一般的なのはどれか。
  • 1Friedewald式によるLDL算出のみ
  • 2ビタミンD欠乏症
  • ✔LDLコレステロール(直接法)
  • 4リポ蛋白電気泳動のみ
  • 5総脂質のみ
解説:近年はLDLコレステロールの直接測定法が広く用いられている(Friedewald式による計算法も併用)。
問44
血糖自己測定(SMBG)に利用される測定原理はどれか。
  • ✔酵素電極法
  • 2免疫比濁法
  • 3電気泳動法
  • 4クロマトグラフィー法
  • 5発光分析法のみ
解説:自己血糖測定器には酵素電極法(グルコースオキシダーゼ等)が広く利用されている。
問45
内部精度管理で用いられる代表的な統計学的手法はどれか。
  • 1t検定のみ
  • ✔Levey-Jenningsチャート(管理図)
  • 3回帰分析のみ
  • 4因子分析
  • 5クラスター分析
解説:日常の内部精度管理にはLevey-Jenningsチャートによる管理図法が広く用いられる。
問46
精度管理におけるCV(変動係数)が示すのはどれか。
  • 1測定値の真度
  • ✔測定値のばらつき(精密さ)の指標
  • 3測定の感度
  • 4測定の特異度
  • 5検体の保存安定性
解説:CV(変動係数)は測定値のばらつき、すなわち精密さを評価する指標である。
問47
正確さ(真度)を評価する精度管理の方法はどれか。
  • 1BNP(脳性ナトリウム利尿ペプチド)
  • ✔標準物質や既知濃度試料を用いた回収試験
  • 3day-to-day変動の評価のみ
  • 4重複測定によるCV算出のみ
  • 5内部精度管理図のみ
解説:真度(正確さ)は標準物質や既知濃度試料を測定し期待値との差を評価することで確認する。
問48
外部精度管理調査(サーベイ)の主な目的はどれか。
  • 1検査機器の購入判断のみ
  • 2溶血性貧血
  • 3保険点数の決定
  • 4検体採取の指導のみ
  • ✔施設間差の評価と精度の維持・向上
解説:外部精度管理調査は施設間でのデータの互換性確認や精度の維持・向上を目的とする。
問49
分光光度計における吸光度測定の原理として正しいのはどれか。
  • ✔Lambert-Beerの法則
  • 2Henderson-Hasselbalchの式
  • 3Fickの拡散法則
  • 4Starlingの法則
  • 5Poiseuilleの法則
解説:吸光度測定はLambert-Beerの法則(吸光度は濃度と光路長に比例)に基づく。
問50
自動分析装置における検体の希釈が必要となる主な理由はどれか。
  • 1コスト削減のためのみ
  • 2骨型
  • 3必ず行う操作ではない
  • ✔測定範囲(直線性)を超える高濃度検体に対応するため
  • 5測定感度を下げるため
解説:高濃度検体は測定の直線範囲を超えるため希釈して測定範囲内に収める必要がある。
問51
ヘモグロビンA1c測定法として代表的なのはどれか。
  • 1骨折
  • ✔HPLC法
  • 3培養法
  • 4電気泳動法のみ
  • 5凝集法のみ
解説:HbA1c測定にはHPLC法(高速液体クロマトグラフィー)が代表的に用いられる。
問52
免疫比濁法(TIA)の原理として正しいのはどれか。
  • 1酵素電極法
  • 2酵素反応の色調変化を測定する
  • ✔抗原抗体反応による濁度変化を光学的に測定する
  • 4電気泳動による分離を利用する
  • 5遠心分離による沈降を利用する
解説:免疫比濁法は抗原抗体反応により生じる濁度変化を吸光度として測定する方法である。
問53
ラジオイムノアッセイ(RIA)の特徴として正しいのはどれか。
  • ✔放射性同位元素を標識として用いる
  • 2酵素標識のみを用いる
  • 3蛍光標識のみを用いる
  • 4発光標識のみを用いる
  • 5標識を用いない
解説:RIAは放射性同位元素を標識として用いる免疫測定法である。
問54
ELISA法で一般的に標識として用いられるのはどれか。
  • 1放射性同位元素
  • ✔酵素
  • 3蛍光色素のみ
  • 4金コロイドのみ
  • 5化学発光物質のみ
解説:ELISA(酵素免疫測定法)では酵素を標識として用いる。
問55
化学発光免疫測定法(CLIA)の特徴はどれか。
  • 1放射性物質を用いる
  • ✔発光反応を利用し高感度測定が可能
  • 3電気泳動を利用する
  • 4ヘパリン(一般的な凝固スクリーニングには用いない)
  • 5培養を必要とする
解説:CLIAは化学発光反応を利用し高感度な測定が可能な免疫測定法である。
問56
血漿と血清の主な違いはどれか。
  • 1赤血球数のみ
  • 26.5〜8.0g/dL
  • ✔フィブリノゲンの有無
  • 4ナトリウム濃度のみ
  • 5白血球数のみ
解説:血漿にはフィブリノゲンが含まれるが、血清には凝固によりフィブリノゲンが含まれない。
問57
溶血した検体で偽高値となりやすい検査項目はどれか。
  • 1血清ナトリウム
  • ✔血清カリウム
  • 3血清カルシウム
  • 4血清クロール
  • 5総コレステロール
解説:赤血球内にはカリウムが多く含まれるため溶血検体ではカリウムが偽高値となりやすい。
問58
脂質混濁(乳び)検体が測定誤差を生じやすい理由はどれか。
  • 1温度の変化
  • 2pHの変化
  • ✔光学的測定における濁度の影響
  • 4CK・LDHのみ
  • 5蛋白濃度の変化
解説:乳び検体は脂質粒子による濁りが光学的測定(比色法等)に干渉し誤差の原因となる。
問59
検体保存において速やかに分離・凍結が推奨される検査項目はどれか。
  • 1総蛋白
  • ✔アンモニア
  • 3ナトリウム
  • 4カルシウム
  • 5クロール
解説:アンモニアは不安定で速やかに分離し凍結保存することが推奨される。
問60
採血後速やかに行うべき血糖測定用検体の処理はどれか。
  • 1凍結を避ける処理のみ
  • ✔解糖阻止剤(フッ化ナトリウム等)入り採血管の使用または速やかな分離
  • 3検査機器の購入判断のみ
  • 4希釈処理のみ
  • 5室温放置のみ
解説:血糖測定では解糖による偽低値を防ぐため解糖阻止剤入り採血管を用いるか速やかに血漿分離する。