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看護師 基礎看護学の問題と解説

最終更新:2026年8月11日

看護師国家試験の基礎看護学の頻出問題を集めた分野別ページ。「看護師 基礎看護学 問題」などの具体クエリに対応します。

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問1
看護師が行う「バイタルサイン測定」に含まれないのはどれか。
  • 1体温
  • 2脈拍
  • 3血圧
  • 4呼吸
  • ✔血糖値
解説:バイタルサインは体温・脈拍・血圧・呼吸(・意識レベル)を指す。血糖値は含まれない。
問2
成人の正常な腋窩体温の範囲はどれか。
  • 135.0〜36.0℃
  • ✔36.0〜37.0℃
  • 337.0〜38.0℃
  • 438.0〜39.0℃
  • 539.0〜40.0℃
解説:成人の正常腋窩体温は36.0〜37.0℃である。37.0℃を超えると微熱とされる。
問3
成人の安静時正常脈拍数はどれか。
  • 140〜59回/分
  • ✔60〜100回/分
  • 3101〜120回/分
  • 4121〜140回/分
  • 5141〜160回/分
解説:成人安静時の正常脈拍は60〜100回/分。60未満を徐脈、100超を頻脈という。
問4
血圧測定でコロトコフ音が最初に聞こえた時点の圧は何を示すか。
  • 1平均血圧
  • ✔収縮期血圧
  • 3拡張期血圧
  • 4脈圧
  • 5中心静脈圧
解説:コロトコフ音が最初に聞こえる点が収縮期血圧(最高血圧)、音が消える点が拡張期血圧(最低血圧)。
問5
標準予防策(スタンダードプリコーション)で対象とするのはどれか。
  • 1血液のみ
  • 2体液のみ
  • ✔血液と体液
  • 4感染症患者のみ
  • 5空気感染する疾患のみ
解説:標準予防策は全患者の血液・体液・分泌物・排泄物・傷のある皮膚・粘膜を感染性があるとみなして対応する。
問6
手洗いで最も効果的に除菌できるのはどれか。
  • 1流水のみ
  • ✔石けんと流水
  • 3アルコール消毒のみ
  • 4乾燥のみ
  • 5手袋着用
解説:石けんと流水による手洗いは物理的に菌を除去でき、最も基本的な感染予防策。
問7
フィジカルアセスメントで「打診」が最も有用な情報収集はどれか。
  • 1皮膚の色調
  • ✔肺の含気量
  • 3心音
  • 4腸蠕動音
  • 5筋力
解説:打診は肺の含気量(共鳴音・濁音)や胸水・気胸の診断に有用。
問8
褥瘡予防で最も重要な看護介入はどれか。
  • 1高タンパク食の提供
  • ✔体位変換
  • 3抗生物質投与
  • 4外科的デブリードマン
  • 5入浴介助
解説:褥瘡予防の基本は圧迫の除去。2時間ごとの体位変換が最も重要な予防介入。
問9
経鼻胃管挿入後に位置確認する最も確実な方法はどれか。
  • 1気泡音の聴取
  • 2胃液の吸引確認
  • ✔X線撮影
  • 4患者の訴え
  • 5挿入の長さ確認
解説:X線撮影が最も確実な胃管位置確認方法。気泡音聴取は誤差があり確実でない。
問10
看護記録の原則として誤っているのはどれか。
  • 1事実を記録する
  • 2記録は時系列に行う
  • ✔誤記は修正液で消す
  • 4署名する
  • 5客観的に記録する
解説:誤記は修正液を使わず、二重線で消して訂正印・署名を行う。修正液の使用は改ざんとみなされる。
問11
酸素吸入中の患者への指導で正しいのはどれか。
  • 1喫煙は少量なら可
  • 2電気毛布の使用可
  • ✔火気厳禁
  • 4アルコール消毒剤の使用可
  • 5石油ストーブ使用可
解説:酸素は燃焼を助ける。酸素吸入中は火気厳禁が絶対原則。
問12
輸液ポンプのアラームが鳴った際の最初の対応はどれか。
  • 1ナースコールを押す
  • 2患者に謝罪する
  • ✔原因をアセスメントする
  • 4医師に報告する
  • 5輸液を止める
解説:まず原因(閉塞・気泡・終了など)をアセスメントし、適切に対処する。
問13
患者の権利として適切でないのはどれか。
  • 1知る権利
  • 2拒否する権利
  • 3プライバシーの権利
  • ✔医師と同等の決定権
  • 5セカンドオピニオンを求める権利
解説:患者には知る権利・拒否権・プライバシー権・セカンドオピニオン権はあるが、医師と同等の医療決定権ではなくインフォームドコンセントに基づく同意権を持つ。
問14
静脈血採血で正しいのはどれか。
  • 1駆血帯は穿刺部より心臓側に巻く
  • 2針は45度で刺入する
  • 3採血後は圧迫不要
  • 4真空管採血は管の順番は問わない
  • ✔採血後針のリキャップは禁止
解説:針のリキャップは針刺し事故の主要原因。採血後はリキャップ禁止が原則。駆血帯は穿刺部より中枢側、針は15〜20度で刺入。
問15
与薬の「5R」に含まれないのはどれか。
  • 1正しい患者
  • 2正しい薬
  • 3正しい量
  • 4正しい時間
  • ✔正しい看護師
解説:5Rは正しい患者・薬・量・時間・経路。「正しい看護師」は含まれない。
問16
インスリン投与で皮下注射が適切な部位はどれか。
  • 1大腿外側
  • 2殿部内側上方
  • 3上腕外側中央部
  • ✔腹部(臍周囲2cm除く)
  • 5前腕内側
解説:インスリン皮下注射は腹部(臍周囲2cmを除く)・大腿外側・上腕外側・殿部が適切。腹部は吸収が最も速い。
問17
輸血前に必ず実施すべき確認事項でないのはどれか。
  • 1患者氏名
  • 2血液型
  • 3交差適合試験結果
  • 4有効期限
  • ✔患者の体重
解説:輸血前確認は患者氏名・血液型・交差適合試験・製剤番号・有効期限・放射線照射の有無等。体重は輸血量の参考にはなるが必須確認事項ではない。
問18
患者が転倒した際の最初の対応はどれか。
  • 1医師に報告する
  • 2インシデントレポートを書く
  • ✔患者の状態をアセスメントする
  • 4家族に連絡する
  • 5床を拭く
解説:まず患者の安全確保・状態アセスメントが最優先。その後医師への報告・記録を行う。
問19
滅菌物を扱う際の正しい方法はどれか。
  • 1有効期限切れでも外観に問題なければ使用可
  • 2滅菌パッケージが濡れていても使用可
  • ✔清潔野に背を向けてはならない
  • 4手袋なしで取り扱い可
  • 5会話しながら開封可
解説:清潔野には前面を向き、清潔野に背を向けてはならない。滅菌物は有効期限・パッケージの完全性を確認する。
問20
ナイチンゲールが提唱した看護の基本概念はどれか。
  • ✔人間・環境・健康・看護
  • 2疾病の治療
  • 3医師の補助
  • 4投薬管理
  • 5外科的処置
解説:現代看護の4つのメタパラダイムは人間・環境・健康・看護。ナイチンゲールは環境が患者の回復に影響すると提唱した。
問21
ヘンダーソンの基本的看護の構成要素は何項目か。
  • 110項目
  • 212項目
  • ✔14項目
  • 416項目
  • 518項目
解説:バージニア・ヘンダーソンは基本的看護の構成要素を14項目提唱した。
問22
薬剤アレルギーのある患者に薬を投与した後にアナフィラキシーが起きた。最初の対応はどれか。
  • 1抗ヒスタミン薬投与
  • ✔エピネフリン筋注
  • 3酸素投与
  • 4静脈路確保
  • 5医師への報告
解説:アナフィラキシーショックの第一選択はエピネフリン(アドレナリン)筋肉注射。大腿外側への筋注が推奨される。
問23
患者の体位で「ファウラー位」の頭部挙上角度はどれか。
  • 115〜30度
  • ✔30〜45度
  • 345〜60度
  • 460〜90度
  • 590度以上
解説:ファウラー位は頭部を30〜45度挙上した半坐位。腹部手術後や呼吸困難時に用いる。
問24
注射針の廃棄で正しいのはどれか。
  • 1一般ゴミとして廃棄
  • 2リキャップして廃棄
  • ✔耐貫通性の専用容器に廃棄
  • 4トイレに流す
  • 5病院外に持ち出す
解説:使用済み注射針は針刺し事故防止のため、耐貫通性の専用容器(針捨てボックス)に廃棄する。
問25
口腔ケアの目的として適切でないのはどれか。
  • 1誤嚥性肺炎の予防
  • 2口腔内細菌の減少
  • ✔消化管の蠕動促進
  • 4口臭の予防
  • 5義歯の清潔保持
解説:口腔ケアの目的は口腔内細菌減少・誤嚥性肺炎予防・口臭予防・義歯管理等。消化管蠕動促進は目的に含まれない。
問26
清拭を行う際の湯の温度として適切なのはどれか。
  • 130〜33℃
  • 234〜37℃
  • 350〜55℃
  • 455〜60℃
  • ✔40〜45℃
解説:清拭用の湯は40〜45℃(熱めのお湯)が適切。タオルを絞ると温度が下がるため、やや高めの設定が必要。
問27
静脈内注射で空気塞栓を防ぐために行うのはどれか。
  • 1刺入速度を速くする
  • ✔輸液ルートのプライミングを行う
  • 3駆血帯を使用する
  • 4細い針を使用する
  • 5患者を仰臥位にする
解説:輸液ルートのプライミング(ルート内の空気を液で満たす操作)により空気塞栓を予防できる。
問28
感染性廃棄物の取り扱いで正しいのはどれか。
  • 1一般廃棄物と混合して廃棄
  • ✔黄色のバイオハザードマーク容器に廃棄
  • 3燃えるゴミとして廃棄
  • 4トイレに流す
  • 5まとめて冷凍保存
解説:感染性廃棄物はバイオハザードマーク(液状は赤、固形は橙、鋭利は黄)の専用容器に廃棄する。
問29
導尿カテーテル留置中の感染予防で正しいのはどれか。
  • 1蓄尿バッグは膀胱より高く保つ
  • ✔閉鎖式ドレナージシステムを使用する
  • 3カテーテルは毎日交換する
  • 4尿道口周囲の清潔は不要
  • 5蓄尿バッグの尿は頻繁に破棄しない
解説:閉鎖式ドレナージシステムの使用は尿路感染予防の基本。蓄尿バッグは膀胱より低く保つ。
問30
看護師法で規定されている看護師の業務はどれか。
  • ✔診療の補助と療養上の世話
  • 2投薬の決定
  • 3手術の執刀
  • 4診断の決定
  • 5薬の処方
解説:看護師法第5条により、看護師の業務は「療養上の世話」と「診療の補助」と定められている。
問31
患者教育の原則として適切でないのはどれか。
  • 1患者の学習ニーズを把握する
  • 2理解度を評価する
  • ✔一方的に情報提供する
  • 4個別性を尊重する
  • 5繰り返し確認する
解説:患者教育は双方向的コミュニケーションが基本。一方的な情報提供は不適切。
問32
心肺蘇生法(BLS)で成人への胸骨圧迫の適切な深さはどれか。
  • 11〜2cm
  • 22〜3cm
  • ✔5〜6cm
  • 47〜8cm
  • 510cm以上
解説:成人BLSの胸骨圧迫は5〜6cm(少なくとも5cm、6cmを超えない)の深さで行う。速さは100〜120回/分。
問33
AEDを使用する際に必ず行うことはどれか。
  • 1患者に触れながら通電する
  • 2水濡れした患者にそのまま使用
  • ✔通電前に患者から離れるよう指示する
  • 4毛深い胸はそのまま使用
  • 5植込み型除細動器のある部位に貼る
解説:AED通電前は必ず「離れてください」と声かけし、全員が患者から離れているか確認する。
問34
人工呼吸器装着患者のケアで最も重要なのはどれか。
  • 1回路の毎日交換
  • ✔カフ圧の管理
  • 3病室の温度管理
  • 4面会者の制限
  • 5栄養管理
解説:人工呼吸器関連肺炎(VAP)予防にはカフ圧管理(20〜30cmH₂O)が重要。低いと誤嚥リスク、高いと気管損傷リスク。
問35
体位ドレナージの目的はどれか。
  • 1褥瘡予防
  • ✔気道内分泌物の排出促進
  • 3下肢浮腫の軽減
  • 4胃内容物の逆流防止
  • 5腹圧の軽減
解説:体位ドレナージは重力を利用して気道内の分泌物を中枢側へ移動させ排出を促す方法。
問36
腰椎穿刺後に患者に指導する体位はどれか。
  • 1頭部挙上位
  • 2即座に離床
  • ✔仰臥位で安静
  • 4側臥位で安静
  • 5腹臥位
解説:腰椎穿刺後は髄液漏れによる頭痛予防のため、数時間の仰臥位安静が必要。
問37
点滴静脈注射で静脈炎が起きた場合の対応として誤っているのはどれか。
  • 1刺入部の観察
  • 2抜去と別部位への刺し替え
  • 3温湿布の適用
  • ✔冷湿布の適用
  • 5医師への報告
解説:静脈炎には温湿布(温罨法)が有効。冷湿布は血管収縮を起こし不適切。
問38
胸腔ドレナージ中の観察で重要でないのはどれか。
  • 1排液の量と性状
  • 2水封室の水面動揺
  • 3エアリーク
  • 4患者の呼吸状態
  • ✔患者の食欲
解説:胸腔ドレーン管理では排液・水封室・エアリーク・呼吸状態・皮下気腫の有無を観察する。食欲は直接関係しない。
問39
正しい手術体位の原則として適切でないのはどれか。
  • 1神経・血管の圧迫を避ける
  • 2術野が十分に確保できる
  • 3患者の安全と安楽を確保する
  • ✔手術時間短縮を最優先する
  • 5関節の過伸展を避ける
解説:手術体位の原則は患者安全・安楽・術野確保・神経血管保護・関節保護。手術時間短縮は体位選択の最優先事項ではない。
問40
ストーマケアで適切でないのはどれか。
  • 1皮膚の清潔保持
  • 2装具の適切なフィッティング
  • 3においに関する患者指導
  • 4食事制限は不要という指導
  • ✔入浴は禁止という指導
解説:ストーマ造設後も入浴は可能。装具を付けたまま、または外して入浴できる。禁止という指導は誤り。
問41
コミュニケーション技術として「開かれた質問」の例はどれか。
  • ✔今日の気分はどうですか
  • 2痛みはありますか
  • 3食事は食べましたか
  • 4薬は飲みましたか
  • 5昨夜は眠れましたか
解説:開かれた質問(オープンクエスチョン)は「はい/いいえ」では答えられない自由記述式の質問。「どうですか」がその例。
問42
危険薬(ハイアラート薬)の管理で正しいのはどれか。
  • 1通常薬と同じ棚に保管
  • 2ダブルチェックは不要
  • 3カリウム製剤は希釈せず静注可
  • 4インスリンは単位(U)ではなくmLで指示
  • ✔高濃度電解質は別管理・施錠保管
解説:ハイアラート薬は施錠・別管理・ダブルチェックが必須。高濃度KClの原液静注は心停止を起こす。
問43
尿量の正常値として適切なのはどれか(成人)。
  • 1100〜500mL/日
  • 2500〜800mL/日
  • 3800〜1500mL/日
  • ✔1500〜2500mL/日
  • 52500mL以上/日
解説:成人の正常尿量は約1000〜2000mL/日(1日平均1500mL)。400mL未満を乏尿、100mL未満を無尿という。
問44
経口薬の投与で「食間」とはいつか。
  • 1食事の直前
  • 2食事中
  • 3食後30分以内
  • ✔食後2〜3時間
  • 5就寝前
解説:「食間」とは食事と食事の間、食後2〜3時間後のこと。「食前」は食事30分前、「食後」は食後30分以内。
問45
気管内吸引で適切なのはどれか。
  • 1吸引圧は-300mmHg以上
  • 2吸引時間は30秒以上
  • 3吸引カテーテルは気管分岐部まで挿入
  • ✔吸引前後に酸素投与を行う
  • 5同一カテーテルを繰り返し使用
解説:気管内吸引前後には低酸素血症予防のため酸素投与を行う。吸引圧は-150〜-200mmHg、時間は10〜15秒以内。
問46
意識レベルの評価スケールはどれか。
  • 1NRS
  • 2VAS
  • ✔GCS
  • 4MRS
  • 5FIM
解説:GCS(Glasgow Coma Scale)は意識レベルを開眼・言語・運動の3要素で評価。NRS・VASは疼痛評価。
問47
患者の羞恥心に配慮したケアとして適切なのはどれか。
  • 1カーテンは開けたまま
  • 2必要以上に露出させる
  • ✔最小限の露出で実施
  • 4家族の立ち会いを強制する
  • 5ドアを開けたまま実施
解説:患者の羞恥心への配慮は看護師の基本的責務。カーテン・スクリーンを用い、必要最小限の露出で処置を行う。
問48
「インフォームドコンセント」の意味として正しいのはどれか。
  • 1医師の指示に従うこと
  • ✔説明と同意
  • 3患者の拒否
  • 4家族の決定
  • 5法的手続き
解説:インフォームドコンセントは「十分な説明に基づく同意」。医療者が患者に十分な情報を提供し、患者が自己決定する権利。
問49
床上排泄(便器使用)時の体位として適切なのはどれか。
  • 1仰臥位のまま
  • 2側臥位
  • ✔ベッドを30〜45度挙上した半坐位
  • 4完全坐位
  • 5腹臥位
解説:床上排泄時は自然な排便体勢に近い半坐位(30〜45度挙上)が最適。腹圧がかかりやすく患者の苦痛も少ない。
問50
フィジカルアセスメントの「視診」で得られる情報はどれか。
  • 1骨折の有無
  • 2血圧
  • 3体温
  • ✔皮膚の色や浮腫
  • 5肺音
解説:視診は目で観察する技術。皮膚の色・浮腫・変形・体型・姿勢・呼吸様式などが対象。
問51
滅菌の確認に用いるのはどれか。
  • 1肉眼的観察のみ
  • ✔ケミカルインジケーター
  • 3細菌培養検査のみ
  • 4顕微鏡検査
  • 5pH測定
解説:ケミカルインジケーター(CI)は滅菌条件(温度・時間・蒸気)を色変化で示す。生物学的インジケーター(BI)が最も確実。
問52
中心静脈カテーテル(CVC)挿入後の合併症として最も注意が必要なのはどれか。
  • 1皮下血腫
  • 2静脈炎
  • ✔気胸
  • 4カテーテル感染
  • 5血栓形成
解説:CVC挿入直後の重篤合併症として気胸・血胸が挙げられ、挿入後は必ずX線で確認する。
問53
疼痛の数値評価スケール(NRS)の範囲はどれか。
  • 10〜5
  • ✔0〜10
  • 31〜5
  • 41〜10
  • 50〜100
解説:NRS(Numeric Rating Scale)は0(痛みなし)〜10(想像できる最大の痛み)の11段階で評価。
問54
トランスファー(移乗)の際に最も重要な原則はどれか。
  • 1速さを重視する
  • ✔患者の能力を最大限に活用する
  • 3看護師が全て行う
  • 4家族に任せる
  • 5薬物で鎮静する
解説:移乗の基本は患者の残存機能を最大限活用しながら安全に行うこと。自立支援と廃用予防が目的。
問55
病院内で最も頻度が高い院内感染の経路はどれか。
  • 1空気感染
  • 2飛沫感染
  • ✔接触感染
  • 4媒介物感染
  • 5昆虫媒介感染
解説:院内感染の最多経路は接触感染(直接・間接)。手洗いが最重要予防策の理由はこのため。
問56
臥床患者の足底への圧迫を防ぐためのケアはどれか。
  • 1厚い靴下着用
  • ✔足底板(フットボード)の使用
  • 3足関節の固定
  • 4下肢挙上
  • 5足の冷却
解説:臥床患者の足底への掛け物の重みによる尖足予防に足底板(フットボード)を用いる。
問57
血糖測定(簡易血糖計)の採血部位として最も一般的なのはどれか。
  • 1耳朶
  • 2前腕
  • ✔指尖(指先)
  • 4踵
  • 5上腕
解説:簡易血糖測定は通常、指尖(指の先端)からの毛細管血を使用する。
問58
薬剤を「皮内注射」する場合の針の挿入角度はどれか。
  • ✔5〜10度
  • 215〜20度
  • 330〜45度
  • 445〜60度
  • 590度
解説:皮内注射(ツベルクリン・アレルギーテスト等)の針角度は5〜10度でほぼ水平に刺入。皮丘(膨疹)形成を確認する。
問59
ウロストミー(尿路ストーマ)の特徴として正しいのはどれか。
  • ✔消化管を用いた尿路変向
  • 2尿は貯留可能
  • 3においは少ない
  • 4排尿コントロール可能
  • 5便が排出される
解説:ウロストミーは消化管(主に回腸)を利用して尿を体外に誘導する尿路変向術。尿は常に排出され貯留できない。
問60
骨折が疑われる患者への初期対応として正しいのはどれか。
  • 1患部を強く揉む
  • 2無理に整復を試みる
  • ✔副木・シーネで固定する
  • 4患部に温熱療法を施す
  • 5患部を心臓より低く保つ
解説:骨折疑いの初期対応はRICE(安静・冷却・圧迫・挙上)と固定(副木)。無理な整復は神経・血管損傷を起こす。